今年で４年目となる「若者ソーシャル６０人会議」

毎年、社会的な取組をされているゲスト３名からお話をしてもらい、そのあとはみんなで話し合うワークショップを行ってきました。

これまでは20代のゲストが中心でしたが、今年は、20代、30代、40代からそれぞれお１人ずつ素敵なゲストをお呼びしました！！

40代ゲストは、タジマタケシさん。アパレル企業に勤めながら、欲しい未来を創りたいNPOやソーシャルビジネスを展開する人々が集うコミュニティー「home」を主宰されています。

30代ゲストは、工藤瑞穂さん。社会的マイノリティの可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」を立ち上げ、全ての人が可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指されています。

20代ゲストは、中岡晃也さん。対話の研究者であり、ワークショップキュレーションメディア「タイワビト」や対話の場のデザイン技法を学ぶコミュニティスクール「ワールド・カフェ・デザイン コミュニティ」を運営されています。

異なる三世代のゲストのお三方には、どのような活動をどのような想いでやってきたのか？などをお話してもらい、参加者のみなさんからも質問してもらえる時間をつくろうと思います。

そのあとには、例年よりもググっと踏み込み、その場で何か新しいプロジェクトが生まれるような「一歩踏み出す対話の場」を設けます！！

「ただ、お話を聞くだけで終わってほしくない」
「ただ、おしゃべりして終わってほしくない」

そんな想いのもと、今回は参加者主体で自由に進める「オープン・スペース・テクノロジー（通称：OST）」という手法を使うことにしました。もちろん、参加者全員が一歩を踏み出す必要はありません。「一歩を踏み出す人」と「それを応援する人」との自由な対話の場が創れたらと思います。

ご興味ある方はぜひご参加ください。

▼タイムスケジュール
12:30　開場、受付、名札作成
　　　（※受付は開始10分前までにお願いします）
13:00　開始、オープニング
　　　 ●第一部［知る：ゲストトーク］
　　　 ・各ゲストトーク（３名）
　　　 ●第二部［一歩踏み出す：ワークショップ］
　　　 ・オープン・スペース・テクノロジー
18:30　●第三部［繋がる：懇親会］
20:00　終了

▼オープン・スペース・テクノロジーとは？
1985年ハリソン・オーウェン氏によって提唱された、全員が一堂に会して話し合うホールシステム・アプローチの代表的な手法の一つ。全員でひとつの円になって、複数人が「情熱」と「責任」をもって議題を提案し、それぞれに自律型の自由な分科会が開かれていきます。

▼ゲスト
タジマ タケシ（home 代表）
アパレル企業に勤めながら、欲しい未来を創りたいNPOやソーシャルビジネスを展開する人々が集うコミュニティー「home」を主宰。「ビジネスで引き起こされた問題はビジネスによって解決できる」という想いを信条に、専門分野であるダイレクトマーケティングでの経験を軸に企業の存在意義＆ヴィジョンの策定からアクションプラン立案のコンサルテーションを実施。

工藤 瑞穂（soar 代表・編集長）
1984年青森県生まれ、元日本赤十字社職員。仙台で地域の課題解決とコミュニティ形成のため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしたフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」を運営。様々なアプローチで、全ての人が可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指す。

中岡 晃也（タイワビト 主宰）
1989年北海道釧路市生まれ。東京都台東区在住。2009年より、他者との交流が喜び（または悲しみ）となる原因に関心を持ち、対話の研究を始める。現在は研究活動に並行し、対話体験を広める活動として、ワークショップキュレーションメディア「タイワビト」や対話の場のデザイン技法を学ぶコミュニティスクール「ワールド・カフェ・デザイン コミュニティ」を運営している。

（※タイワビトはBumBの「チャレンジ・アシスト・プログラム」の助成をうけています）

▼ファシリテーター
●古瀬 正也（古瀬ワークショップデザイン事務所 代表）
1988年生まれ。2008年、ワールド・カフェという話し合いの手法を体験し、対話に興味を持つ。2010年、全国47都道府県でワールド・カフェを開催し、約1200名が参加。

2011年、駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部卒業。2013年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。社会デザイン学修士。現在、フリーランスのワークショップ・デザイナー／ファシリテーターとして全国各地で活動中。