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ついに発売!持ち運びも便利な折りたためるソーラーパネル

富士ファインケミカル株式会社のサイトより

富士ファインケミカル株式会社のサイトより

クリーンというイメージは抜群のソーラー発電、でも実用性は今ひとつというのが今までのところ。だけれど、技術革新はどんどん進んでいて、ついに折りたためるソーラーパネルが日本でも発売された!これはガジェット好きなら絶対に気になるところ…

エコなエネルギー源といえばまず名前が出てくるソーラー。でも、ソーラーカーの実現にはまだ時間がかかりそうだし、家の屋根にソーラーパネルを取り付けても使う電気のすべてをまかなえるわけではないし、本当にクリーンなエネルギーだけで暮せるようになるにはまだまだ障害は多い。

でも、ソーラー発電に関する技術の進展は日進月歩、窓に貼れる可視光線を通すソーラーパネルもあれば、印刷できるソーラーシートなんてものもある。それらの画期的な技術は一般化するのは時間がかかるけれど、まずは持ち運びに便利な折りたためるソーラーパネルが発売されたという。

発売したのは静岡にある富士ファインケミカル株式会社。アメリカのPower Film社が開発した折りたためるソーラーチャージャーを一般に小売している。

種類もいろいろあるのだが、なんと言っても見た目が格好いいのがくるくる巻けるロール状のもの。薄さ0.05mmの超薄型パネルを使用している。

幅はすべて36.8cmで、長さに比例してワット数/アンペア数が異なる(電圧はすべて15.4V)。最大の長さ約2mのもので28W/1.8Aとなっている。これで重さは800gだから、広げる場所さえ確保できるなら持ち運ぶのもそれほど苦にならない。携帯電話の充電用なら長さ1mあまりの14Wタイプ、これで900mAなので、携帯電話の充電(通常500~700mA程度が必要)には十分だ。

greenzグリーンズ 折りたたみ型ソーラー
富士ファインケミカル株式会社のサイトより

折りたたみタイプはもっと発電能力が高く、最大のもの(152.1cm×106.4cm)は60W/3.6Aの出力がある。それでも折りたたむとA4サイズぐらい(26.7cm×23.5cm×7.0cm)で、重さは1.2kgなので、持ち運びも難しくはない。60Wあれば、小さな冷蔵庫くらいは動きそうだから、これと冷蔵庫を持って公園やビーチに行って、真夏の太陽の下、冷えた飲み物を飲むなんてこともできるかもしれない。

まだまだ生活を支えるまでには至らないけれど、こんなふうな楽しい生活が送れるような製品がいろいろ出てきている。ソーラー発電の未来は明るいぞ!

折りたためるソーラーパネルを買ってみる!