「PHOTOHOKU」という被災地支援プロジェクトをご存知でしょうか?
ワシントン・ポスト紙など、海外の著名なニュースメディアでは既に報じられている、日本人のプロデューサーと外国人カメラマンによる被災地支援活動です。
そんな「PHOTOHOKU」代表の吉川さんにお話を聞いてきました。とても素敵な活動ですので、ぜひご一読ください。
新しい家族写真を撮り、アルバムにしてプレゼント
津波の被害を受けた方の多くは、生活必需品に留まらず、大切な思い出が詰まった写真も無くされてしまっています。
PHOTOHOKUは、東日本大震災で被災された方々に、新たな家族写真を撮り写真アルバムをプレゼントすることで、東北を応援するNPOです。
外国人のプロカメラマンたちが、デジタルカメラではなく、温かい写真が撮れるインスタントフィルムで写真を撮ることも特徴です。
写真を通して良い世の中にしたい
PHOTOHOKU代表の吉川さんはもともと外国人のカメラマンの方々と一緒に「Tokyo Kids Photo」という写真ビジネスを行なっているプロデューサー。
Tokyo Kids Photoに関して、吉川さんは「子どもたちが家族と一緒にいて笑っているのが本当の意味での幸せ。でも日本は子どもの写真を飾る文化がそれほど一般的ではない。自分の子どもの写真を部屋に飾ることが広がっていけば社会はもっと幸せになるのでは」と語っています。
そんな吉川さんたちが取り組む「PHOTOHOKU」には、「写真を通して良い世の中を創っていきたい」というプロフェッショナルの想いが根底に流れています。
不要カメラを大募集中!クリスマスにはイベントも
被災した方に「これからの思い出」を紡いでいってもらうために、PHOTOHOKUプロジェクトでプレゼントするアルバムには、あえてたくさんの「空きスペース」が残されています。
被災した方々が自らの手で撮った新しい写真を、このスペースに追加していってもらおう、というわけです。
しかしながら、被災された方々の多くはまだカメラをお持ちではありません。PHOTOHOKUはそんな被災者の方向けに、写真アルバムだけでなく、寄付として集めた「カメラ」も無償で提供しています。
使っていないカメラが眠っている方は少なくないでしょう。私の家にも1台カメラが余っていました。PHOTOHOKUの活動に共感する方は、ぜひタンスに眠るカメラを、新しい思い出を紡ぐ道具として提供しましょう。カメラの送付先は下記になります。
〒154-0012
東京都世田谷区駒沢1-3-2-102
アントレハウス内
非営利団体PHOTOHOKU
また、12/25にはアジアン家具販売のKAJAとコラボで、クリスマスイベントを企画しているとのこと!
被災地で実際に使っている大判のポラロイドカメラで、写真を撮ってくれる体験型コンテンツも用意しているそうなので、ぜひカップルで、ご家族でご参加下さい。不要カメラの持ち込みももちろん歓迎です。
日時:12/25(日)14:00-16:00
場所:KAJA 吉祥寺本店
アクセス:Tokyo Kids Photoよ武蔵野市吉祥寺本町2-12-6 GRANICOビルB1F
吉祥寺北口より徒歩5分
クリエイターによる素敵なマイプロジェクト、今後の展開にご注目下さい。