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環境にやさしいエネルギーをEVにチャージ!世界初の風力発電型充電スタンドが誕生

greenz/グリーンズecotricity_windcharger

日産自動車の「日産リーフ」、三菱自動車の「iMiEV」、ゼネラルモーターズ(GM)の「Chevrolet Volt(シボレー・ボルト)」など、国内外の自動車メーカーによって、電気自動車(EV)の研究開発と実用化を進められる一方、充電スタンドをはじめとしたインフラも、徐々に整備されてきました。そして、いよいよ、「電気自動車2.0」の時代に突入!?電気自動車のエネルギーを持続可能化する試みが、スタートしました。

英国の再生可能エネルギー企業「Ecotricity」は、イギリス南東部レディング(Reading)に、世界初の、風力エネルギーによる電気自動車向け充電スタンドを設置。風力発電用タービンはもちろん、不安定になりがちな風力エネルギーを太陽光エネルギーで補完するべく、太陽光パネルも装備されています。

この風力発電型充電スタンドは、市場に出回っている車種すべてに対応しており、2台の電気自動車を同時に充電することが可能。現時点では、フル充電に2時間かかりますが、次世代スタンドでは、この時間が20分にまで大幅に短縮される方針です。

走行時、騒音がほとんどなく、温暖化ガスの排出もないことから、従来のガソリンカーよりも環境負荷が低いといわれる電気自動車ですが、これに用いるエネルギー自体を環境に配慮して作り出すことによって、環境への負荷をさらに軽減することができますね。持続可能なモビリティを追求する上で、充電スタンドにおける再生可能エネルギーの導入は、今後、注目されるテーマとなりそうです。

[via Inhabitat]

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