いよいよ12月に入り、朝の温度計が頻繁にマイナスを指すようになってきました。そうです真冬はもうすぐそこまできているのです。軽井沢の厳冬期は、なんと-20℃近くまで下がります。そのため我が家では、冬支度が急ピッチで進んでいます。
我が家の冬の主役は、薪ストーブ。薪ストーブとはその名の通り、薪を燃焼する暖房器具です。ストーブ内は300℃(!)前後まで上がり、外が氷点下でも室内はいつも20℃で春のようにポカポカなのです。薪は貯木場へ行けばタダ同然で手に入り、薪ストーブは家計にも自然にもやさしいECOな暖房器具です。
このような快適な薪ストーブライフには、良質な薪が必要になります。そこで冬支度はおとっちゃんの出番となるわけです。
【森の薪づくりレシピ】
1.玉切り
今日は仲間のモリモリがチェンソーの実演を
アドレナリンが上がってくるとこうなります
まず、伐採された丸太を輪切りにします。これを「玉切り」といい、切れ味のよいチェンソーで”ブ〜ンブ〜ン”と30〜40cm程度に片っ端から切っていきます。これが最高に楽しくストレス発散!
この作業を長男坊(年長)がいつも後ろから見守っていて(?)、「いつかは僕もジェンソー!」と名前が違うことなんかお構いなく鼻息が荒い。そんな遠くない日に、頼もしくなった彼が”ジェンソー”を扱う日は訪れるでしょう。子は親の背中を見て育つとは、よく言ったものです。
2.斬る!
どりゃ〜。
快心の一激。木達を倒した。レベルが上がった。
次に玉切りした丸太は、斧で割っていきます。これまたエキサイティングな仕事で。特に、一撃で真っふたつになった時の爽快感たらありゃしないです。世の中のお父さん、これはおススメですぞ!この薪割りには、どこからともなく長女(小3)も加わり、皆それぞれ身の丈に合った斧を振りかざし、薪割りをしてます。
3.重ねる
浅草にはスカイツリー、森には薪タワー?
割った薪は積み重ね並べるのですが、この作業のメインスタッフは、5歳の娘を筆頭とする子供たちです。彼らはブロックを積み重ねる要領で薪タワーを作っていきます。
この薪タワーを見上げると、今までの疲れも吹っ飛んでしまいます。こうして半年以上かけ薪をしっかりと乾かし、来年の冬に使えるようにしておくのです。そう、今作っている薪は、実は今年の分ではなく来年用なのですね。
それはそうと、もっとパワフルな肉体が欲しい今日この頃です。薪づくりは体力勝負ですからね。
薪ストーブについて調べてみよう。