一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→

greenz people ロゴ

7/28(金)greenz.jp 17周年記念!green drinks Tokyo「生きる、を耕す。」

みなさん、こんにちは!編集長の増村江利子です。2023年7月16日の創刊17周年を機に、WEBマガジン「greenz.jp」の合言葉をあらたにすることになりました。

新しい合言葉は「生きる、を耕す。」です。

わたしがこの言葉に行き着いた経緯を少しお話させてください。事の始まりは、2011年3月の東日本大震災。福島の原発でつくられた電気を、当たり前のように使って生活をしていた自分に気づいて、愕然としたことがきっかけでした。原発に由来するエネルギーであると知りながら、その電気のスイッチの裏側にあることに全く目を向けていなかったのです。

そこから、藤野電力による発電ワークショップに参加したり、栃木県那須市にある非電化工房の藤村さんにお話を伺ったり。一つひとつの「(生きかたを)耕す」というアクションを経て、現在の家電を使わない暮らしへと向かって行ったのでした。

藤野電力によるワークショップ(撮影:荒川慎一(D-KNOTS))

9坪程度の母家と、お風呂・トイレ棟

いま必要なのは、それぞれの人が、生きかたを耕すことなのではないか。そんな「生きる、を耕す。」という言葉に込めた想いは、先日公開した以下のコラムでもお伝えしていますが、green drinks Tokyoでじっくりお話しできればと思います。

コラム記事:「いかしあうつながり」がもっと豊かになるように「生きる、を耕す。」 greenz.jpは、合言葉をリニューアルします

「生きる、を耕す。」で目指す社会(イラスト:蒲沼明さん)

ゲストには「大地の再生士」であるWAKUWORKS株式会社の佐藤俊さん、ゼブラアンドカンパニー共同創業者・ユートピアアグリカルチャー プロデューサーの阿座上陽平さんをお招きします。お二人の取り組みを紹介してもらいながら、参加者のみなさんとも一緒に「生きる、を耕す。」について考えたいと思います。

みなさんにお会いできることを、楽しみにしています◎

京都・貴船神社での「大地の再生」活動。前列右から3人目が佐藤俊さん。(写真:paceandspace

ユートピアアグリカルチャーが取り組む山地での放牧酪農

 

お申込みはこちら

 

イベント概要

【テーマ】
greenz.jp 17周年記念!green drinks Tokyo 「生きる、を耕す。 」

【日時】
 2023年7月28日(金) 19:00-21:30
※18:45OPEN、19:00から本編開始です!

【会場】

SHIBAURA HOUSE 1F(東京都港区芝浦3丁目15−4)
田町駅より徒歩7分

【参加費】
<現地参加>
一般チケット 2,000円
greenz peopleチケット 1,500円
関係者チケット 1,500円
※すべてのチケットに「軽食と1ドリンク」が付いています。ビュッフェスタイルとなりますので、可能な方はマイ皿・マイ箸をお持ちください。ごみの削減にご協力をお願いいたします。

<アーカイブ視聴>
500円
※19:00~20:30のクロストークは、後日アーカイブ配信を行います。開催1週間をめどに視聴用URLをお送りいたします。視聴ご希望の方は「アーカイブチケット」を選択してください。

【定員】
50人(現地参加)

【お申込み】
Peatixにて事前申し込みをお願いします。

【タイムスケジュール】
18:45 開場
19:00 イントロ
19:10 プレゼン① 増村江利子(17周年のご挨拶と新タグラインの話)
19:25 プレゼン② 佐藤さん(活動紹介)
19:35 プレゼン③ 阿座上さん(活動紹介)
19:45 トークセッション + Q&A
20:30 交流会
21:30 終了

【ごはん】

黒崎由起子さん(コズミックキッチン)
料理家。フードディレクター。富山県出身。北陸の海や山の幸に恵まれながら育ち、現在、畑や山から届く旬の食材のおいしさを伝えている。彩り豊かなケータリングチーム「コズミックキッチン」を主宰する。雑誌や撮影現場、イベントなど多くの場で活躍中。パンが好きで、青山パン祭りの運営企画を担当している。企業、病院、飲食店のオリジナルレシピ作成、商品開発を携わる。

※今回は特別に、共同代表の正太郎が南阿蘇村にて有機無農薬で育てた玉ねぎとニンニクを使った料理を提供いただきます!

【スペシャルドリンク】

greenz.jp17周年を記念してユートピアアグリカルチャーより「GRAZING MILK」をギフト提供いただけることになりました!のびのび育った牛のミルクをいただきましょう。

「GRAZING MILK」は、放牧でのびのびと育った牛から採れるグラスフェドミルクです。北海道日高町豊郷という、太平洋沿いに位置し、北海道の中では雪も少なく温暖な地域にある牧場で放牧され、のびのびと育った健康な乳牛から採れる風味豊かな牛乳です。

お申込みはこちら

【ゲスト】

佐藤俊(さとうしゅん)さん
WAKUWORKS株式会社 専務取締役 造園技師 / 大地の再生士
1975年新潟県生まれ。日本大生物資源科学部(現)で森林資源や造園などを学んだ後、鎌倉、京都で庭師の修行を経て、2004年より庭師植旬(うえしゅん)として活動。活動をしながら造園技師矢野智徳の元で、環境再生の手法『大地の再生』を学び、2021年よりWAKUWORKS株式会社にて、環境を育む土木建築造園の設計施工を実践している。また、子どもや教育関係者~企業研修の講師も数多く担当、人と自然が調和する環境~暮らしづくりの担い手育成にも力を入れている。木々の声を聴き、風を読み、大地の呼吸を感じる。自然の循環と再生を目指して常に「ワクワク」を大事にしながら、一つ一つの仕事や作業に取り組んでいる。

阿座上陽平(あざかみようへい)さん
ユートピアアグリカルチャー プロデューサー/ ゼブラアンドカンパニー 共同創業者/代表取締役
早稲田大学商学部卒。メディア企業、デジタルエージェンシーを経て、BAKEに従事し成長に貢献。BAKE時代より事業を共に作ってきた長沼真太郎の再チャレンジに際しユートピアアグリカルチャーなどの事業プロデュースを行う。個人では社会課題の解決と持続的経済性の両立を目指す「ゼブラ」の考えに共鳴し、2021年にゼブラアンドカンパニーを創業。


増村江利子(ますむらえりこ)
greenz.jp編集長 / NPO法人グリーンズ副代表
国立音楽大学卒業後、Web制作、広告制作、編集を経てフリーランスエディターとして活動。2017年に東京から長野県富士見町に移住。3児の母。家族5人、犬2匹、猫3匹とともに、あらゆる生活家電を手放して約9坪の小屋で暮らすミニマリスト。2020年に竹でつくったトイレットペーパーの定期便「BambooRoll」の販売を手掛ける、おかえり株式会社の共同創業者として取締役に就任。2023年4月、WEBマガジン『greenz.jp』編集長に就任。春になると、どんな山野草が芽を出すか、庭を観察するのが日課。ミニヤギを飼いたいと考えている。

【モデレーター】

植原正太郎(うえはらしょうたろう)
NPO法人グリーンズ 共同代表

1988年4月仙台生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。新卒でSNSマーケティング会社に入社。2014年10月よりWEBマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。2021年4月より共同代表に就任し「いかしあう社会」を目指して健やかな事業と組織づくりに励む。同年5月に熊本県南阿蘇村に移住。釣りとスケボーと自給自足がしたい二児の父。

【主催】
NPO法人グリーンズ

※お願い
・駐車は近くのコインパーキングをご利用ください。
・未成年の飲酒は法律で禁じられております。
・荷物、貴重品の紛失・盗難、その他のトラブルに関しましては、責任を負いかねます。
・スタッフによって撮影された写真、映像は各種サイトやプロモーションなどに使用する場合、または各種報道媒体を通じて公開される場合がございます。不可の場合はお申し出ください。

 

お申込みはこちら

 

「green drinks」とは?


撮影:Ayako Hiragi


撮影:Koji Yamanaka

「green drinks」は、ニューヨークやロンドン、アルゼンチンのブエノスアイレスからヴェトナムのハノイまで、「環境」や「持続可能性」をテーマに、世界500都市以上で開催されているイベントです。「The Green Drinks Code」というルールを守れば、誰でも開催できるのも魅力のひとつ。

グリーンズは「green drinks Tokyo」を2007年から開始し、その後「green drinks Japan」というムーヴメントを立ち上げ、日本全国に対話の場づくりとしての「green drinks」を広めています。これまで北は北海道から南は沖縄まで、のべ92カ所で開催されました。

テーマは場所によってさまざま。年齢や職業の垣根を越え、人と人の思いをつなげる”出会いの場”を、あなたもはじめてみませんか?

 

お申込みはこちら