こんにちは、グリーンズの長島里奈です。
「いつかは地方に移住してみたいけれど、やりたい仕事がみつからなさそう…」
「地方だと求人も少ないし、自分で仕事を作らないといけないって本当?」
「実際に地域で暮らすって、どんな感じなんだろう」
リモートワーク推進や出社機会の減少によって、勤務地に縛られなくなってきたいま。
選択肢が増えたからこそ、どこに住もうか、どんな暮らしをしようか、漠然と見つめなおしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
一方で、現地での仕事や暮らしのイメージが持てないままに、具体的に地域への移住を考えるのはとてもハードルが高いこと。
ましてや地方では、都会よりも暮らしと仕事が密接だからこそ、「住みたい場所」と「やりたい仕事」のどちらから考えればいいのか迷ってしまいます。
そんな方におすすめしたいのが、「和歌山しごと・暮らし体験」(以下しごとくらし体験)です。
和歌山県移住定住推進課と大人向けの職業体験を数多く手掛けてきた仕事旅行社がタッグを組んで開催している、今年で4年目となるこちらのプログラム。
仕事旅行社が厳選した140社もの魅力的な企業で、1泊2日から仕事と暮らしの体験ができるというもの。
驚くべきは、ラインナップ企業の顔ぶれの多様さ。
和歌山の特産品である香り高いぶどう山椒や生マグロ養殖といった農林水産業から、ゲストハウスや農家カフェ、地域の困りごとに応えるタクシー会社や持続可能な村づくりを行うデザイン会社、森を維持し最高級備長炭をつくる炭焼き業など、ここではご紹介しきれないほど様々なしごとがあるのです。
そしてこのプログラムのもうひとつのポイントは、名前のとおり仕事だけではなく暮らしも体験できるということ。
希望に応じて受け入れ先企業と体験内容を調整しますが、一日中仕事だけを体験するわけではなく、地域の暮らしも味わえるようなプランも合わせて提案してもらえます。
実際にこのプログラムを通じて、和歌山との接点ができ、受け入れ先企業の方や地域の方とのつながりの中で移住や職を決められた方も何組もいらっしゃるそう。
移住先として和歌山は考えたこともなかったけれど…という方にも、ここをきっかけにご縁がつながるかもしれません。
しごとくらし体験の記事はコチラ!
“あの人に会いたい”と思える故郷を増やそう。県内140社以上から選び、異なる日常に触れる「わかやま しごと・暮らし体験」とは?
今回のイベントでは、しごとくらし体験の受け入れ企業とモニターとして実際にしごとくらし体験をしてきたゲストをお招きして、地域の仕事体験のリアルについてお話をお伺いしていきます。
ゲストとして、しごとくらし体験初年度から受け入れを行っているかんじゃ山椒園・永岡さん。ヒトノハ・岩倉さん、モニターとしてかんじゃ山椒園でしごとくらし体験をしてきた井上さん、そして「しごとくらし体験」事務局の内田さんをお招きし、しごとくらし体験で体験できることや仕事のおもしろさ、和歌山でのくらしについて伺っていきます!
また、「しごとくらし体験に参加してみたいので、もっとくわしく聞いてみたい」「和歌山の移住やサポートについて知りたい」という方向けに後半に説明会をご用意しております。
プログラムについて、より詳しく知りたい方はこちらもあわせてご参加ください!
こんな方におすすめ!
・「和歌山しごとくらし体験」に興味がある方
・和歌山県や関西エリアへのU・Iターンを検討している方
・地方で自分だけの仕事をみつけたい方
・地域を訪れて、移住の足掛かりを作りたい方
など
今回の内容にすこしでも興味を持った方は、ぜひふるってご参加ください!
イベント概要
【日時】
2021年10月23日(土) 13:00-15:30
【開催場所】
オンライン
※ビデオ会議ツール「zoom」にておこないます
【定員】
100名
【参加費】
一般チケット:無料
【お申込み】
【スケジュール】
12:55 Zoom OPEN
13:00 開始/イントロ
13:10 「和歌山県の地域特性」と「しごとくらし体験」とは?
13:20 ゲストプレゼン
13:48 トークセッション「ローカルで「しごとくらし体験」をする価値とは?」
14:30 質疑応答
14:50 各種案内「センター及び相談員の紹介」ほか
15:00 説明会開始(自由参加)
15:30 説明会終了
【ゲスト】
株式会社 かんじゃ山椒園 代表取締役。和歌山県有田川町出身。過疎化する地元を盛り上げようと2006年にUターンし、実家の山椒園を継業。山椒の楽しみ方を提案するため、自宅の一部を改装し、2010年に「田舎カフェかんじゃ」をオープン。「しごとくらし体験」には初年度から協力。以前から個人でも「山の暮らし相談所」の名前を掲げ、移住希望者のサポートを積極的に行っている。
株式会社ヒトノハ 代表取締役 クリエイティブディレクター/デザイナー
大阪狭山市生まれ、京都市から2015年2月に和歌山県古座川町に移住し結婚、2児の父。カヌーのインストラクターと出会ったことをきっかけに、周りに知り合いのいなかった古座川町に移住。生きている感触が手の中にある生活を求め、仕事や暮らし方を日々試行錯誤しながら過ごしている。より暮らしやすく、働きやすく、楽しく生きれる、そんな選択肢をつくるためにデザイン会社を起業。移住後、株式会社Kozacaraの代表取締役を経て、株式会社ヒトノハを創業、代表取締役を務める。「人と人の間をつくる」をコンセプトに、プランニングから広告媒体の制作を行うデザイン会社。観光、行政、商店、旅館や農業、水産業、加工食品など、幅広い分野のデザインを手掛けている。心が動き、行動にアプローチする、そんなコミュニケーションを考えることを得意とする。
TETOTETO Inc./食のクリエイティブディレクター
レシピや商品開発、店舗開発、ブランディングなど活躍は多岐にわたる。料理人でありながら、料理以外のスキルを掛け合わせて、独自の路線を走る新しい料理人。
nin/主宰
山梨県塩山と東京の九品仏に設けたクリエイティブキッチン「nin」にて、施設と同じ名で「美しいを瓶詰めにする」をコンセプトに、廃棄フルーツを使った加工品を創作している。nin enzanには、数年内に醸造所、蒸留所を併設すべく画策中。
和歌山しごと・暮らし体験事務局/仕事旅行社取締役/わかやま定住サポートセンター
福島県出身。2011年に、多様な経験学習を通じて「仕事の軸」を明確にし「仕事の幅」を広げる大人向け職業体験サービスとして仕事旅行社を設立。国家資格のキャリアコンサルタントを取得し、花屋からねぶた師に至るまで、これまで100種以上の職業体験を企画。和歌山県が東京に構えている「わかやま定住サポートセンター」の窓口で相談員としても活躍中。
【司会】
NPO法人グリーンズ 共同代表。1988年4月仙台生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。新卒でSNSマーケティング会社に入社。2014年10月よりWEBマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。2020年4月より共同代表に就任し、健やかな事業と組織づくりに励む。2021年5月に熊本県南阿蘇村に移住。暇さえあれば釣りがしたい二児の父。
【主催】
和歌山県
【共催】
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
(東京オフィス2021第391回ふるさと暮らしセミナー)/仕事旅行社/グリーンズ