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わくわくしないコトなら、いっそ手放してみない? 今年の年末は、大掃除のついでに「コトの断捨離」を。

12月に入り、ぐっと寒くなってきました。
年末も近づき、そろそろみなさんのやることリストに”大掃除”が入ってきて、”断捨離”に取りかかっている方もいるかもしれません。

ちなみに、私の今年最大の断捨離は、仕事。働き方や目的などモヤモヤが増えた保育士の仕事から、一度離れることに。その結果、思ってもいなかったデザインについて学ぶ新しい機会に恵まれた、そんな一年になりました。

今回はそんな”モノの断捨離”ならぬ、”コトの断捨離”の実践方法を5つのステップに沿ってご紹介します!
新しい一年を迎える準備として、あなたも”コトの断捨離”に取り組んでみませんか?

1. 「わくわくしないコト」を探す

あなたの日常生活であたりまえなことが、自分にとって”わくわくするコト”かどうか、一つずつ問い直してみてください。

たとえば、朝ごはん。もし、起きてから朝ごはんをつくって食べることが自分にとって負担になっているなら、”外へ食べに行く”、”夜に朝ごはんの準備をする”など、”起きてから朝ごはんをつくって食べる”習慣を手放す方法を考えてみてください。

自分の余暇に必要不可欠! と思っていることも含め、一つずつ見直してみるのが重要です。

2. 「わくわくしないコト」の一部分だけ手放す方法を考える

自分が「わくわくしないコト」をみつけたら、試しにその一部分だけ手放す方法を考えてみてください。

たとえば、”テレビを観る”というコトを手放すために、テレビを捨てよう! と思い切るのではなく、サッカーの試合を観る週末の楽しみはとっておいて、”ご飯を食べるときにダラダラとテレビを観る”コトだけ手放してみる、なんて。

3. 3週間だけ、試してみる

今後一切辞める! と、いきなり決心するのは誰だって難しいもの。だから、3週間だけお試ししてみませんか?

3週間あれば、手放してみたコトについて考える時間は十分ですし、新しい習慣も身につきます。もし、手放したコトがやっぱり自分にとって必要だったら、3週間後に元へ戻せば問題なしです!

4. 新しい「余白」に、自分が「わくわくできる予定」をいれてみる

わくわくしないコトを手放してできた時間や心の「余白」に、「わくわくできる予定」をいれてみましょう。

読書や運動、一人の時間、日記を書く、絵を描く。新しい趣味を始めたり、昔の趣味を再開したりしてもいいかもしれません。なにを選ぶかは、あなたの自由。大切なのは、「考えて選ぶ」こと。ただし、予定を詰めすぎるのは禁物。のんびりだらだらとリラックスする時間も忘れずに!

5. 3週間後に振り返ってみる

お試しの3週間が終わったら、自分に問いかけてみてください。新しい習慣や、一日の過ごし方に、あなたはわくわくできていますか?

もし答えがNOなら、「手放してみたコト」を見直してみてください。元に戻しちゃうのも、ありですよ!

(ヒントここまで)

心理学者のMatthew Killingworth(マット・キリングワース)さんの研究によると、人がもっとも幸せを感じるのは、目の前のことに集中しているとき。ですが、私たちは毎日の活動時間のうち、平均で約47%もの時間を「Mind-wandering(心ここにあらず)」の状態で過ごしているんだそう。

これまで生活の中でなんとなくしていた、わくわくしない「心ここにあらずなコト」。断捨離してみると、新しいことを始める「余白」をつくるだけでなく、私たちの心のアップデートにもつながるかもしれません。

[via becomingminimalist, TED, Unsplash

– NEXT ACTION –

年末に向けて、あなたも「コトの断捨離」をしてみませんか?
まずは、自分が”わくわくしないコト”を探してリストにしてみよう。