最近、グリーンズの周りでは「働き方改革」ならぬ「つながり方改革」に取り組む地域や会社が増えています。
たとえば、移住者も大事だけど、その前に「土地に関係を持ってくれる人」を増やすことに力を入れている地域。
たとえば、売上も大事だけど、まずは社員やステークホルダーと「人間的ないい関係」を築くことに取り組んでいる会社。
こうした、「人と人、人と組織の関係性」を築くことに重点を置く取り組みは、一見すると、ゴールに到達するには遠回りのアプローチのように見えます。
しかし、こうした取り組みは着実に、成果をあげています。そんな変化を垣間見ながら、不確実な時代に個人や組織、そして地域が生き抜くヒントは、「つながり方にあるのではないか?」と考えるようになりました。
いったいなぜ、あの地域や会社は「つながり」を大切にするのか。地域や会社と個人が「いい関係」を築くには、どのようなことが必要なのか。
そんな問いを、毎年開催される働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」に持ち込んでみました。
11月19日、「地域」と「経営」という2つのセッションに分けて、それぞれの領域における「つながり方改革」の実践者をお招きし、参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います!
第2部では「コミュニティ経営」をテーマに、「つながり」をいかした経営や事業に取り組むゲストが登場。
関係性やコミュニティを大事にした経営、組織づくり、コミュニティに関わる事業に関心がある方はぜひご参加ください。
【日時】
2018年11月19日(月)
15:30〜17:30
【会場】
渋谷ヒカリエ8階COURT
【住所】
東京都渋谷区渋谷2丁目21-1
【参加料】
1000円
【主催】
NPO法人グリーンズ
【ウェブサイト】
https://twdw-greenz-community.peatix.com/
【ゲスト】
新井 和宏(あらい かずひろ)
株式会社eumo 代表取締役
1968年生まれ。東京理科大学卒。1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。2018年9月鎌倉投信の機能を補完する新会社、株式会社eumo(ユーモ)を設立。
中村 真広(なかむら まさひろ)
株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO/エグゼクティブ・プロデューサー
1984年生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。不動産ディベロッパー、ミュージアムデザイン事務所、環境系NPOを経て、2011年、実空間と情報空間を横断した場づくりを実践する、場の発明カンパニー「株式会社ツクルバ」を共同創業。デザイン・ビジネス・テクノロジーを掛け合わせた場のデザインを行っている。昭和女子大学非常勤講師。著書に「場のデザインを仕事にする」(学芸出版社/2017)他。
【司会】
鈴木 菜央(すずき なお)
NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長 76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年「ほしい未来は、つくろう」をテーマにしたWebマガジン「greenz.jp」創刊。千葉県いすみ市在住。家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)に住んで、暮らしとコミュニティづくりの実験中。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』(講談社 星海社新書)。
植原 正太郎(うえはら しょうたろう)
NPO法人グリーンズ / greenz.jp 事業統括理事
1988年仙台生まれ。親の仕事の都合で日本全国を転勤しまくる幼少期を過ごす。大学卒業後、デジタルマーケティングのコンサルティング会社に入社。その後、2014年10月よりNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。WEBマガジン「greenz.jp」の寄付読者制度「greenz people」を担当。2018年4月より事業統括理事に就任。本業の傍ら、東京ど真んのビル屋上や遊休地に畑をつくる団体「URBAN FARMERS CLUB」を立ち上げて活動中。好物はチーズバーガー。