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キーワードは、「科学と芸術」。歴史文化と最先端テクノロジーで、まちが、ひとが、新たにうごきだす。
“科学と芸術の丘”
これは、この秋、千葉県松戸市ではじまる新しいフェスティバルの名前です。
来る2018年10月20日(土)・21日(日)、千葉県松戸市にある国の重要指定文化財「戸定邸」を中心に、自然、科学、芸術をつなぐ国際フェスティバルが開催されます。
第1回目となる2018年のテーマはずばり、「自然、地球、宇宙」です。
イベント詳細
では、今回タイトルになっている“科学と芸術”。一体どんな方たちが集まるのでしょうか?
まず、メイン会場となる戸定邸では、世界のメディアアートをリードする“アルスエレクトロニカ”とのコラボレーションを実施します。
アルスエレクトロニカは、オーストリア・リンツに拠点を置く、メディアアートの文化機関。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の他、美術館・科学館としての「アルスエレクトロニカ・センター」、メディアアートの最先端コンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」、R&D機関である「フューチャーラボ」の4部門を軸に、未来の人と社会を描き続けています。
また、今回はメディアアートだけではなく、最先端の宇宙研究にも触れることができます。ゲストは、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章博士が所長をつとめる東京大学宇宙線研究所です。今回は、12年ぶりに開かれたスーパーカミオカンデからの最新映像と光電子増倍管の特別展示、そして宇宙線が観測できる霧箱を作成するワークショップを開催します。
この他にも、世界初の人工の流れ星を開発した岡島礼奈さんのスペシャルトーク、千葉大学園芸学部の食べられる植物“Edible way”や、Code for Matsudoによるプログラミングワークショップ、ドローン大学校とのコラボレーションなど、最先端の科学と芸術を融合した様々な企画が盛りだくさんです!
そして、会場となる戸定邸公園では、地元松戸市で活動する若手のカフェやお菓子屋さんが集まるガーデンカフェ“丘のマルシェ”も開催します。丘から街を見渡す絶景スポットで、美味しいコーヒーとスイーツがお楽しみいただけます。
このように、科学と芸術の丘では、松戸で活動されている市民の方々、行政の文化的なスポット、そして国内外のクリエイティブなネットワークが一挙に集まります!
今年、初開催となるこのフェスティバルについて、総合ディレクターの清水陽子さんは、“松戸市にある色々なネットワークを生かせば、本当に素晴らしいことができるかもしれない、と感じた”と語っています。そして、一見正反対に見える科学と芸術は、“どちらも、固定概念にとらわれず、未知のものを探求するという、共通点がある”と仰っています。
科学と芸術という異分野の融合、そしてローカルとグローバルのコラボレーション。これまでバラバラだったネットワークが結び付き、新しい化学反応が生まれる。
科学と芸術の丘は、まさに、歴史文化と最先端のテクノロジーの融合で、まちと人が、新たにうごきはじめる瞬間です。
この秋、松戸で起こる新しい“何か”を、見て、感じて、一緒に楽しみませんか?
【日時】
2018年10月20日(土)・21日(日)10~17時
(丘のマルシェのみ10~16時、一部展示・トークにより時間が異なります)
【会場】
松戸駅周辺の文化施設
(戸定邸、戸定公園、松雲亭、千葉大学、松戸市観光協会、松戸フューチャーセンターなど)
【参加料】
無料(戸定邸のみ入館料一般250円・高校大学生180円)
【主催・お問い合わせ】
主催:松戸市
お問い合わせ:松戸市文化観光国際課(047-366-7327)
【申込み】
不要
【ウェブサイト】
➣公式ホームページ
➣Facebookページ