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必要な場所に必要な受け皿をつくる。トレイルランニング・ショップ「Run boys! Run girls!」の桑原慶さんに聞く、コミュニティづくりから始まる仕事の話

特集「マイプロSHOWCASE 東京・西多摩編」は、西多摩での新たなイノベーションのヒントを探る羽村市・青梅市との共同企画です。

今回は、「西多摩の未来を考える!」うえで参考になる、地域外で活動中の先輩を訪れる番外編!

奥多摩エリアでも盛んなアウトドア・スポーツ“トレイルランニング”のセレクトショップを経営する「Run boys! Run girls!」の桑原慶さんを訪ねました。

普通は趣味で終わってしまうことも、突き詰めると仕事になる。

例えば、アウトドアブランド「patagonia」は、創設者のイヴォン・シュイナードがクライミングに没頭し、その中で自分が必要なモノづくりを始めたことからスタートしました。好きこそものの上手なれといいますが、好きだからこそ、仕事にできることがあります。

今回お話を伺った桑原慶さんは、身近なことから、2つの仕事をつくりました。最初は、フットサルカフェ、そして今は、山の中の道を駆け抜ける“トレイルランニング”に関するセレクトショップ「Run boys! Run girls!」を、東京の馬喰町で経営しています。

小さなコミュニティから始まる仕事の面白さや、自然や地域との共生などについてお話を聞いてきました。

桑原慶(くわばら・けい)
1975年、静岡県生まれ。ゲームソフトのプランナーを経て2002年に起業、フットサル施設+カフェ業態の「KEL」をはじめとするフットサルビジネスに8年ほど携わる。2010年頃より、自身の興味が「レクリエーション」から「アクティビティ」に移行し始め、ランニング・トレイルランニングを開始。すぐに海外のトレイルランニングレースに出場するまで没頭し、2013年4月にトレイルランニングギアを中心とするやランニングショップ「run boys! run girls!」をオープンした。店名にはタイムや成果を伴うスポーツとしてのランニングだけでなく、散歩の延長線上にあるような誰でもできるランニングの魅力を伝えたい。そんな想いが込められている。

フットサルにハマって感じた不満が仕事になる

桑原さんのキャリアのスタートはスポーツとはまったく関係のない、家庭用ゲームのプランナー。そのときに出会ったフットサルが、桑原さんの人生を大きく変えていきます。

2000年よりちょっと前くらいの話になりますが、そのゲームの会社のメンバーや高校の同級生とフットサルで遊んでいたんですよ。当時はブームになる前でしたが、サッカーよりも少ない人数でできるし、施設に行けば大会にも出られる。コンパクトにみんなで楽しめるのがちょうどいいなぁと思っていて。

回を重ねるうちに「フットサルやろうぜ」っていうと、20人くらいは毎回集まるようになってきたんです。そして、1回集まると「来週どうする?」とか「大会どうする?」とか「合宿行こうよ」という具合に、スポーツを軸にコミュニティがどんどん活性化していったんです。

今でこそ、メジャーな存在となったフットサルですが、2000年前後はまだ夜明け前。2002年の日韓ワールドカップをきっかけに、ドンッと広がったような印象があると桑原さんは言います。そこにビジネスチャンスがあったわけです。


Photo Credit: Fotos IPBeja Flickr via Compfight cc

当時のフットサルコートというと、もっぱら遊休地の有効活用でした。例えば、3年後にマンションが建つ空き地をそれまでどう使おうか、ということで始まった場所が多くて。設備投資にお金をかけることができなかったんだと思います。人工芝を敷いてネットを張っただけの簡易的な施設が多かった。

フットサルを終えて、飲もうぜ、飯食おうぜって言っても、周りには自動販売機くらいしかないし、近くのファミレスや居酒屋を探しているうちに時間が経ってしまって帰るメンバーもいる。お店に着いたら着いたで、さっきまで同じコートにいた違うチームのメンバーもその店にいたりします。

つまり、コミュニケーションの機会損失がすごく多かったんですよ。それで、フットサルと飲食を組み合わせた “フットサルカフェ” というコンセプトで施設をやろうと思い、起業したんです。それが2002年。

ゲームの世界では 「PlayStation 2」の発売が2000年。続いて、日韓のワールドカップの開催が2002年。そして現在、さまざまなところで耳にする”トレイルランニング”。

なにかが爆発していく現場にことごとく居合わせる、桑原さんの嗅覚に驚愕です。さて、ここからはトレイルランニングについてお話を聞いていきましょう。

1人でできるけど、1人じゃ続かないのがランニング

フットサルはそろそろやりきったなぁと思い始めていたころ、世間ではランニングや登山といった、1人でもできるアクティビティが人気になり始めていました。そういったものは、自分のタイミングでできる分、フットサルよりも積極的に打ち込めるんです。

ぼくもダイエットのためにランニングを始めたのですが、1人で始められるけど、続けていくには周りの人間とのリンクが必要であることがわかったんです。

例えば、ランニングアプリを使うと、今日何キロ走ったかというのがSNS上にアップされて、他の人から「ナイスラン!」とか、「おれは何キロ走ったよ」というような反応が返ってきます。

そうすると「あいつも走ってるからおれも頑張ろう」という具合でモチベーションアップにつながる。ランニングは個人競技だけどソーシャルなスポーツであり、コミュニケーションが重要なんです。そんなことを実感しながら、話題になっていたトレイルランニングもやってみようと思って。

ただ、トレイルランニングの情報って、当時はとても少なかったんです。コースはどこを走ればいいんだろう、靴は何を履いたらいいんだろうという具合で、はじめの一歩がわからない。インターネットにある情報も断片的で、ショップに行ってみてもよくわかりませんでした。

それで、コミュニケーションがとりやすくて小さな規模の、かっこいいお店があるといいなと思ったことがこのお店を始めるきっかけです。

こじんまりとしているが、シューズやシャツなどのギアが所狭しと並び、ワクワクが詰まった店内

共通点は、メインストリームに対するサブカルチャー

フットサルとトレイルランニング。桑原さんは、そのどちらにおいても、スポーツを軸にした、これまでになかったような仕事を生み出しています。なにか共通点はあるのでしょうか?

フットサルは、サッカーという大衆的なスポーツがあり、ビジネスがあって、そのサブカルチャーとして存在しています。トレランもそう。ランニングという大きなスポーツに対してのサブカルチャーなのでコミュニティが小さく、濃いんです。

こういった世界では、上位の大きなカテゴリーの中で流行っているものとは全く違うものが流行ったり、影響力のある人は、偉大なスターというよりも身近な人だったりする。考え方のセンスには共通点があります。

なるほど。これは、国政よりも地方自治、都市よりも地方が面白いことと似ているかもしれません。軸がコミュニティであり、そのコミュニティを活性化していくことにより面白いことが起こっていく。小回りも効くし、話もみんなに届きやすい、というわけです。

自分がやっているからこそある気づき

実際にトレイルランニング中の桑原さん。photo by Shinpei Koseki / OMM

フットサルも、トレイルランニングも、多くの人は趣味で終わるものでしょう。桑原さんは、どうして仕事にまでしようと思ったのでしょうか。

元々、何かしらの切り口で、世の中にコミットしていきたいと思っていました。ゲームの会社もすごくいい会社だったんですが、どうもすっきりしなかった。そんなときにフットサルと飲食の組み合わせを見出し、これにトライしてみようと思いました。

起業したあとは本当に大変なことだらけでしたが、後悔したことはないです。自分のイメージを、世の中につくって投げてみる。そういったことはとても楽しいことでした。

いろいろなタイプがいると思いますが、ぼくの場合は、自分の興味の対象にどっぷり浸かっていたら、そのコミュニティのニーズが見えてきた。それを形にしたら確実に受け入れてもらえるのがわかっていましたから、実行しただけです。

ニーズが見えやすいというのも、地域のあり方と似ている気がします。自分が存在している小さな塊でものごとを考えると、何が余っていて、何が不足しているのか、分かりやすいですよね。

ただし、内輪ノリにならないように気をつけないといけません。外から入りづらくなってしまうからです。自分たちが意図していなくても傍から見て内輪ノリが強くなってしまっていることもあります。さじ加減がむずかしいのですが、コミュニティとして凝り固まらないようにオープンにしつつ、かっこよさやこだわりは捨てないように。

桑原さんは、どんな風にコミュニティをつくっているのでしょうか?

毎週火曜日に行っているグループラン

お店をやる前の話ですが、仲間でトレイルランニングのチームをつくりました。最初は3人でスタートしましたが、半年で20人くらいまで増えた。でも、どちらかというと、飲み会がメインになってしまって、実際のトレイルランニングには、なかなか人が集まらなかったんです。

なので、とにかく敷居を下げてみようと、朝イチに集合して、10時くらいには終わるような時間設定で、走るコースも難易度を低くして「午前中を楽しく過ごそう」という見せ方にしたんです。そうしたら徐々に集まるようになって、さらに友達が友達を呼ぶようになりました。

みんなの心の中の声を聞く。自分だけ遅かったらどうしようとか、周りに迷惑をかけてしまうかもしれないとか、そういう不安があると、なかなかコミュニティに溶け込めないのだと思います。「これでいいんだ!」「これだったら行ってみたい!」と思ってもらえるような状況をつくることが大事なのではないでしょうか。

さまざまな種類のあるバックパック。初心者にも適切なものを提案してくれる

もちろん早く走れるようになったり、体力がついたりすればうれしいんですが、そこに目的を置き過ぎると、人が集まってこない。結局は人生ありきなんですよね。

人生が楽しくなるように、充実するように趣味があるわけですから、コミュニティの軸にトレイルランニングはあるんだけど、軸だけじゃなくて、飲み会をやるとか、その周りに楽しめる要素を散りばめることは意識しています。

そうやって人が増えてくると、ニーズも増えてきます。真剣に練習したい人、ゆるく楽しみたい人。それぞれのニーズに合わせて、旗を立ててあげる。例えばうちでは、いくつかのクラブチームをつくっていて、チームでそれぞれ方向性や目的を持っています。最初は30人くらいで始まりましたが、今では100人くらいがさまざまなチームに参加しています。

スポーツに限らず、誰もが何かしらのコミュニティに属していたいという欲求があると思うので「ここに居ていいんだ」と思える空気をつくってあげることが大切なんです。

失敗して当然。それでも挑戦していくタフな人を増やしていく

日本を代表するトレイルランニングの大会『ULTRA-TRAIL Mt.FUJI』は、総距離165kmにもおよぶ富士山の山麓、登山道、歩道、林道などを走り歩きつなぐ

フットサルからトレイルランニングへ仕事のフィールドを移し、活躍する桑原さん。今、トレイルランニングに、強いやりがいを感じていると言います。

トレイルランニングが面白いのは、非常にハードなアクティビティだけど、誰でもできるということなんです。100mを10秒切って走るというのは、僕らがこれからどんなに頑張っても、まぁ、無理ですよね。でも、山を100km走ることは、2~3年頑張れば大抵の人はできるようになるんですよ。

大会のトップを争っている人には陸上経験者や、元自衛官みたいな方もいる一方で、普通のおじちゃんやおばちゃんも参加しています。身体能力がすごく高い人じゃなくて、ごくごく普通の人たちが参加して、完走しているんです。

そういう人たちには、特有のメンタリティがあって、それは“失敗が前提”であるということです。

トレイルランニングの大会は、マラソンと比べて、リタイア率が高い。マラソンは4〜5時間あれば完走できますから、気持ち悪くなったり、足が痛くなっても、我慢すればゴールまで辿り着ける。でも、トレイルランニングはそうはいきません。長いレースになると険しい山の中を40時間以上続けて走ることだってあります。

また、いったん山に入ったら、一番大切なことは無理して先に進むことではなく、とにかく無事に下山すること。だからこそ、失敗してもいいんです。完走すれば、もちろんうれしいですけど、参加する誰もが”完走できない可能性”を頭においています。

対象がハードすぎるからこそ、チャレンジしていくこと自体に共通の仲間意識や、リタイアした人に対するリスペクトがある。そして、そういうものを全て笑い話にできる力強さがあるんです。

逆に言えば、その強さがないと完走できません。普通の人が失敗を笑い飛ばしながらチャレンジしている姿を見て、これはすごいなぁと驚きました。

きっと誰にでもトレイルランニングはできるし、自然の中での開放感を楽しめるはず。だからこそ桑原さんは、このお店を始めたわけです。そして、その先にはもっと大きなビジョンがあります。

“タフな人たちを増やす”ことが、うちのお店の隠れミッションでもあります。トレイルランニングをやる人が増えるということは、タフな人間が増えるってことなんですよね。山を100km、200km走るなんて、無理と思われる状況に対して、準備をしてクリアしていく。そんなタフな人間が増えるっていうのは、世の中に対してもプラスであろうと。

僕がお店をもって、トレイルランニングに関わって、その中でタフな人間が一人でも増えるとしたら、この仕事をやる意味がある。お店を始めたのは、このモチベーションがあってこそです。もちろん仕事として経済活動はしていきますが、世の中に誠実な仕事の対価としてお金をもらえる店でありたいと思います。

フィールドだからできること。街だからできること

お店があるのは、馬喰町のビルの中。都心にあるお店だからできることがある

こうして始めたトレイルランニングのお店。お手本は関西にありました。

神戸の六甲に「Sky High Mountain Works」というお店があります。お店自体のスタイルがかっこいいし、店長の北野さんと話していると、高い熱量を感じて、モチベーションが上がります。北野さんとの会話の中で、「ユーザーのテンションを上げることのできる小さなお店」の持つ大きな力に気づいた時、そういったお店を東京でもつくりたいと思ったんです。

東京のアウトドアショップは、道具や衣類など、ギアの品揃えに関しては申し分ありません。でも、ことトレイルランニングにおいては、スタイルや熱量のあるお店はまだなかった。だから、自分がやろうと思いました。その時点でそういうお店がすでにあれば、自分ではお店を始めていないかもしれません。

とはいえ、Sky High Mountain WorksとRun boys! Run girls!の間には大きな違いもあります。

神戸って、海と山に挟まれていて、どちらにもすぐ行けるんですね。実際、Sky High Mountain Worksも駅から数分の立地でありながら、裏山が六甲山でお店から10分で行けるという非常にいい立地にあります。自分たちのホームグラウンドの山があって、常にそこを走っている。それはひとつの理想的な形だと思います。

でも、ぼくは東京の都市部に住んでいて、近くの山に行くのには、一時間半ぐらいはかかってしまいます。その距離感は自然を楽しむ上では決して喜ばしいことではないです。でも、東京は人口が多い分、同じ状況の人も多く、そういう人たちの受け皿も必要です。また、自然とは縁のない都市生活者に自然との接点をつくりたいという思いもある。

だからこそ、トレイルランニングのフィールドではない東京の都市部で「都市に暮らす僕たち」を意識しながらお店をやっています。

山に近い場所に住む人、都市に住む人、それぞれにライフスタイルがあり、それぞれにニーズがあります。山の近くにあるお店も、都市の中のお店も、両方必要なんですね。

ホームグラウンドをつくる。山を自分ごとにする

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Photo Credit:青梅市・羽村市(並木政人)

ここで「マイプロSHOWCASE東京・西多摩編」の舞台の一つであり、東京近郊でトレイルランニングが盛んな場所、奥多摩地域の可能性についても聞いてみました。

奥多摩地域だと、雲取山を練習のフィールドとしている人はけっこう多いです。

ただ、場所に限らず、ハイカーとの住み分けや、マナーの悪さが問題になることがあります。マナーの啓蒙よりも、ランナーの増加のほうが早いためでしょう。でも、こういう問題を解決するためにもいろいろなアイデアがあります。

例えば、ずっと昔は道だったけど今は人が通らずに荒れてしまっている場所を通りやすく整備する。こういうことは、地域との連携がないとできないんですよ。地域の道を整備しつつ、ランナーのコミュニティをつくりながら「奥多摩が自分たちのホームグラウンド」だと思える人を増やしていく。

そうすると、ランナーにとって奥多摩の山が自分ごとになる、と桑原さん。整備の意識だけでなく自然保護などにも関心が向くかもしれません。

実際に、東京の武蔵五日市には「東京裏山ベース」という名前で、トレイルランニングの拠点ができました。ユーザーからクラウドファンディング(FAAVO東京西多摩)で300万円ほど資金を集めたそうです。

武蔵五日市は「ハセツネ」という有名な大会があるので、常に練習をしている人がいて、人の流れがあってニーズもあるから、受け入れられやすかったと思います。コミュニティに根ざしているのがポイントですよね。

また、大会運営にも工夫を加えることで、地域やコミュニティとのいい関係もつくれるかもしれません。大会に出るため、自分の知らないエリアに行く人が大勢いる、ここに大きな可能性があります。

ぼくらは大会に協賛して、ブースを出したりするのですが、その中で非常にもったいないと思うのは、大会がランナーしか楽しめないようなつくりになってしまっていることです。

トレイルランニングがスタートすれば、会場には誰もいなくなります。でも、例えばそこにマーケットがあったり、ワークショップがあったり、軽いハイキングツアーがあったり、フェスみたいなライブがあったりすれば、ランナーの家族や友達、そして地域の人も楽しめます。

実際、ぼくらが大会でお店を出していたときも、隣で出店していたブランドのシューズが結構安く売っていて、地元のおばちゃんたちが買っていきました。「何をやっているのかよく分かんないけど、行ってみたら楽しい」みたいな流れっていいなと思うのです。

いろいろな人にとって価値があるものを、小さい規模でもやっていれば、地元にもサポートする必然性が生まれてくると思います。大会をやるのにはたくさんの障害がありますが、関わる人の熱量次第なところもあります。奥多摩地域にも大きな可能性があると思いますよ。

トレイルランニングを軸にしたコミュニティを、街にも山にもつくっていく。そうすることで広がっていくのは、トレイルランニングだけではありません。タフな人を育てるという教育、森や山の気持ちよさや尊さを知ること、地域との連携、まちづくりなどにも大きな可能性が見えてきます。

トレイルランニングに興味が出たなら、ぜひお店に遊びに行ってみてください。スタッフの方はとても親身に、説明してくれます。厳しい社会をサバイブするタフさを見つけたい方もぜひ。

(写真: 袴田和彦)

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