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耳を澄ませて、見ておくりゃれ。
一期一会の出会いが待つ、「やっとかめ文化祭」なじみのまちの、いつもの景色。
耳を澄ませば、時の彼方から微かな詩が聴こえてきます。
江戸時代、尾張徳川家に育まれてきた狂言をはじめ、
名古屋のまちを賑わしてきた伝統芸能、歴史文化が、現代のストリートへ。
ひそやかに息づく記憶のかけらたちが、
このまちの過去と未来を鮮やかにつなぎます。さぁ、今年もやってきました、「やっとかめ文化祭」
耳を澄ませて、見ておくりゃれ。
路地裏に輝くささやかな物語を。あなたのまちの知られざる素顔を。
いざ、いざ、一期一会の出会いを訪ねて、
まちじゅうが舞台の、「芸どころ・旅どころ・なごや」の祭典へ。
小さな路傍の詩をさがして、今年も旅が始まります。▼企画趣旨
都市の詩うたをさがして。
「やっとかめ文化祭」は、今年で4年目を迎えます。
まちの記憶を丁寧に紐とき、忘れられた物語を再生する。
ささやかな予感をはらんで、旅は始まりました。都市は、無数の記憶を蓄積するメディアです。
人々の思想や行為。流行と不易。
過去の亡霊も、漂白の旅人も、そこには全てのものが含まれます。
歴史は不断の歩みで、現在も更新を止めることはありません。すでに本格的なグローバリゼーションの時代に突入しました。
ボーダレス化する経済と文化。おびただしい情報と記号。加速する忘却。
故郷は失われ、センチメンタルな回帰は喧騒に掻き消されてゆきます。わたしたちは、都市を行き来する旅人です。
耳を澄まし、カケラを集め、遠くから響く声を聴く。
都市の片隅に、風景のあいだに、物語のあと先に
小さな詩うたが残響しています。その手で、声で、身体で。
小さきものへの想像力が、旅の始まりです。
さあ、やわらかで自在な都市の旅へ。▼「やっとかめ文化祭」の楽しみ方
クリエイティブ・アーバン・ツーリズムのすすめ
観光の語源は、国の光を観ること。
その土地ならではの魅力を知ることです。世界的な規模で観光(移動)が拡大するなか、
従来のマス・ツーリズムにはとどまらず、
文化や体験を盛りこんだSIT(Special Interest Tour)が大きな潮流となるなど、
観光の質にも変化が見られます。住民自らが地域の魅力を見つめ直す
持続的な「観光まちづくり」にも期待が寄せられています。「やっとかめ文化祭」は、
名古屋のまちに眠る文化を再生し、創造する試み。
都市の時代にふさわしい多様な「旅」を提案します。