こんにちは、グリーンズの小野です。
今回は、渋谷宮下町リアルティ、東急電鉄とグリーンズとのタイアップ企画としてはじまった連続トークイベントの第3弾「暮らしの価値を上げる遊びと仕事~ものすごいクリエイティブな、渋谷の未来を考える~」のお知らせです。
現在、渋谷宮下町リアルティにより「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)宮下町アパート跡地事業」として、キャットストリートの渋谷側に複合型施設に関連するプロジェクトを進められています。
こちらの施設には、都心部の複合施設には珍しく、共同生活が出来るコレクティブハウスや、もはやワークスペースの定番ともなってきているコワーキングスペースも入る予定。
東京都のプロジェクトでもあるこのプロジェクトでは、宮下町に「クリエイティブの集積」をつくり、渋谷から新たなクリエイティビティを発信していこうというビジョンのもと、2017年春の開業に向け、着々と準備が整えられてきています。
東京以外、都市以外の”地域”に注目が集まりがちな昨今ですが、もちろん、都市の役割がなくなったわけではありません。
それどころか、いわゆる地方にスポットライトが当たっているのを見るにつけ、実際には人口の流入がまだまだ多い都市の役割やライフスタイルを、もっと積極的に話し合っても良いのではないかとすら、個人的には日々、感じています。そう、都市と地方はトレードオフではないのです。
そんな背景のもと、昨年末よりグリーンズのオフィスも原宿に戻ってきたこともあって、改めて都市の意義や未来、渋谷だからこそできる、クリエイティブな社会課題の解決策をグリーンズや読者のみなさんと一緒に考えていきたいと考え、昨年末よりこの企画がスタートさせました。
▼クリエイティブなまちを、僕らがつくる。アイデアソン参加者を募集している渋谷のまちづくりプロジェクト「リブシブ賞」座談会
https://greenz.jp/2015/12/18/liveshibu_taidan/
前回のイベント:
▼“パブリック”な仕事は、どんな新しい価値をつくれるの? 馬場正尊さん、松本理寿輝さん、田中陽明さん、中原寛法さんに聞く、これからの働きかた
https://greenz.jp/2016/07/29/public_work_0602/
渋谷で「働く」ことをテーマに、パブリックがつくる新しい仕事と組織についての議論を深めた前回のイベント。100名近い方にご来場いただき、このテーマへの関心の高さを伺うことができました。
6/2(木) ほしい未来をつくる仕事 ~パブリックがつくる新しい仕事と組織~ トークセッションの様子
登壇ゲストである、公共R不動産 馬場さんからは、「今までよりも、社会的なニーズがあるところに、なんらかの仕事があってほしい、と思っている気がする」というコメントがあり、まさにいまの時代の気分を捉えるような潜在的なニーズ、お話として、記憶に残っています。
そして、「住む」渋谷、「働く」渋谷につづく、3回目となる今回のテーマは「遊ぶ」渋谷です。
「遊ぶ」と言っても、公園でキャッチボールをするような「遊び」ではなく、それを「創造性をもってつくり出す」=「クリエイティブ」と読み替えて議論していきます。
今回のイベントでは、「デザインとものづくり」、「食とまちづくり」という2つのセッションに分けて、それぞれ2名ずつのゲストをお招きします。
「デザインとものづくり」セッションでは、日本の商材・サービスを海外へ届けたい中小企業×プロデュースチームの活動を支援する「MORE THAN PROJECT」を担当しているロフトワークの秋元友彦さん。
地域と東京をお酒とコミュニケーションで繋げる「だめにんげん祭り」などを主宰。
そして、10年前より、日本の職人、工芸の技術をベースとしたコンテンポラリージュエリーブランド「SIRI SIRI」を展開され、2015年には桑沢賞も受賞されたデザイナーの岡本菜穂さんをお招きします。
「SIRI SIRI」 ARABESQUEシリーズのバングル
続く「食とまちづくり」セッションでは、ブルースタジオで建築、リノベーションのお仕事された後、六本木農園の園長を務められるなど、場と食の関係についてさまざまなプロジェクトを仕掛けられているtasobiの堀田幸作さん。
そして、こちらも編集者から料理人へ、という異色の経歴をお持ちの、恵比寿にある、こだわり食材のレストラン「わたりがらす」のオーナーシェフ村上秀貴さんから、お話をお伺いします。
村上さんのケータリングの様子
どちらも、プロデューサーとクリエーターの組み合わせになっており、それぞれの視点から、ものすごくクリエイティブな、渋谷の未来を語っていただきたいと考えています。
ご興味がある方は、ぜひご参加ください。
【イベント名】
暮らしの価値を上げる遊びと仕事
~ものすごいクリエイティブな、渋谷の未来を考える~
【日時】
2016年9月12日(月)19:15~22:15
トーク1 「デザインとものづくり」
秋元友彦さん(ロフトワーク)
岡本菜穂さん(SIRI SIRI デザイナー)
モデレーター 小野裕之
トーク2「食とまちづくり」
堀田幸作さん(tasobi)
村上秀貴さん(料理家・キッチンわたりがらす主宰)
モデレーター 鈴木菜央
【定員】
80名
【参加費】
一般 ¥1,500
学割 ¥1,000
※ 東京、神奈川、千葉、埼玉以外にお住まいの方は、学割料金でご参加いただくことが可能です。
【参加方法】
こちらのPeatixページより、チケットをご購入下さい!
※会場に到着されましたら、「QRコード」をご準備ください
※当日のキャンセルについての返金はありません
【会場】
渋谷ヒカリエ 8/COURT
東京都渋谷区渋谷2-21-1
【ゲストプロフィール】
秋元友彦さん(ロフトワーク)
岡本菜穂さん(SIRI SIRI デザイナー)
桑沢デザイン研究所スペースデザイン科在学中より、より自分自身の身体に近いものへのデザインに対する興味が高まり、ジュエリー創作に向かう様になる。
2006年、ジュエリーブランド SIRI SIRI をスタート。2012年、生駒芳子氏の企画監修によるプロジェクト、『ゴシックチュール〜ファッションが伝統工芸と出会うとき〜』展にて、SOMARTA、MIHARAYASUHIROらと共に若手注目デザイナー5組の内の1人として選出される。2015年、第23回桑沢賞受賞。
堀田幸作さん(株式会社tasobi 代表)
村上秀貴さん(料理家・キッチンわたりがらす主宰)
【モデレータープロフィール】
鈴木菜央(greenz.jp編集長/NPOグリーンズ代表理事)
小野裕之(greenz.jpプロデューサー/NPO法人グリーンズ理事)
みなさんのご参加をお待ちしています◎