1/20開催!「人口減少社会」から革新的なビジネスモデルを生み出す

greenz people ロゴ

【イベント】7/24(金)・27(月) 仕事旅行しませんか? 「カフェオーナーになる旅 × STAND UP WEEK」

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。


shigotoryokou_cafe

今回の旅先は道路沿いの可愛らしいツリーハウスが目印となっている、石巻市牡鹿半島にある海と山に挟まれた穏やかな小さな浜にある築100年の古民家が舞台。

そのお店は、東日本大震災前まで、はまぐり堂のオーナーである亀山さんのご自宅であった家屋を改装して、漁村の民家のつくりと間取りを活かしたゆったりとした空間です。

今では穏やかな雰囲気に包まれている蛤浜も、震災で大きな被害を受け、9世帯あった家屋が3世帯だけになってしまいました。亀山さんご自身もご家族を亡くし、蛤浜から離れたそうです。

一年ほど経過した頃に、そのまま残った住人の方や支援のために県外からきていたボランティアの方たちと話をしているうちに、自分が生まれ育った大好きな場所をこのまま失いたくない。また人がたくさん集まる場所にしていきたい。という想いが強くなるにつれ、以前ご家族と定年退職したら生まれ育った家を改装して、のんびりカフェや宿泊施設を、やってみたいと話していたことを思い出したそうです。

そして、最初は瓦礫の撤去から始まり、浜の整備、避難者への炊き出し、カフェの改装など協力してくれたボランティア仲間との友情や、たくさんの方々の支えによって、『蛤浜再生プロジェクト』の事業のひとつとして、『cafeはまぐり堂』を2013年3月11日にオープンしました。
子どもの頃から海と生活をともにしていた亀山さんは、以前は水産高校の教師をしていて、飲食関係の仕事経験はゼロ。

カフェを一緒に運営しているメンバーもまた、さまざまな職業から震災を機に転職してきた方がほとんどで、ボランティアで手伝いに入っていた方から、調理方法のノウハウを教えてもらったといいます。

飲食店未経験だからこそ、お客様の立場になって、居心地のいい空間にとことんこだわり、メンバー同士での話し合いを大切にしているそうです。

その雰囲気が、お店のいたるところに行き届いていて、漁村の古民家ならではの畳敷きの大広間や浜が見える広い窓際の特等席などレイアウトも素敵です。

居心地がよくて、全国各地から観光で来た方も、ふらっとランチに寄った地元のおかあさんたちも、ついゆったりと長居してしまう方がほとんど。休日はより多くの方がひっきりなしに訪れ、近くの浜辺でのんびり過ごしながら順番待ちをしている光景が、日常となっています。

『蛤浜再生プロジェクト』ではカフェでの通常営業の他、真鍮や銅のネームプレートを作るワークショップを企画したり、ものづくりを大切にしている東北の作家さんたちの作品や、古道具などをたくさん集めた雑貨屋さんの運営や、自然学校、マリンレジャーなど、蛤浜をふたたび人が集まる、魅力ある場所にするプロジェクトを仕掛けていきたいそう。

この旅では、cafeはまぐり堂のオーナーである亀山さんに、カフェをスタートさせようとした経緯や経営に必要なノウハウなどをお伺いします。

カフェ経営に興味がある方はもちろん、新しい働きかたに興味がある方、亀山さんの熱い話を聞きたい!といった方も大歓迎!

◆ ココがミドコロ!◆
亀山さんはじめスタッフの方々の大切にしている働き方のポイントを伺いながら、cafeはまぐり堂の魅力が感じられます!

「カフェオーナーになる旅 × STAND UP WEEK」
【日時】
7/24(金),27(月)
8:00〜18:30 (10時間30分)

【会場】
cafeはまぐり堂

【住所】
宮城県石巻市鋳銭場9-1

【定員】
2名

【参加料】
1名:8640円

【申込み先】
下記ウェブサイトにてお申し込み
(催行日7日前締切)

【詳細・ウェブサイト】
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/317?flg=food