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この夏、リ・パブリックは、デザイナーや研究開発職、企画職、経営職等、社会の一線でクリエイティブな活動を進められている皆様と共に、様々な社会的境界についてディスカッションし、リデザインするオーバーナイト・ワークショップ「RE:BOUND」を開催します。
社会的境界が重大な問題と、そして同時に大きなイノベーションの可能性を孕むいくつかの主題の下、各テーマのフロンティアで活躍されるスペシャルゲストを招いたトークを皮切りに、各テーマに関する境界の現実、そして境界を書き換えるためのアイデアについてディスカッションしていきます。
今回は、東京を飛び出し、大地の芸術祭の里として有名な越後妻有を舞台に、1泊2日の合宿として実施します。アートを通じて、地域と人、地域と自然の境界を書き換えたこの土地で一夜を過ごすことで、日常から離れ、テーマに基づく境界、あるいは自分自身が直面している境界についても向き合う場としていきます。
【日程】
2014年9月21日(日)、22日(月
※なお、23日(火)はオプションとして、越後妻有を回るツアーを開催します。ご希望の方は、お申し込みの際3日間の料金をお支払いください。
【場所】
三省ハウス
(〒942-1402 新潟県十日町市松之山小谷327)
【参加費】
2日間 一般:24000円 学生:20000円
3日間 一般:38000円 学生:35000円
1日(21日のみ) 10000円
【アクセス】
公共交通または自家用車にてお越し下さい。
http://www.sanshohouse.jp/access.html
【申込み先】
http://peatix.com/event/46838
【公式ホームページ】
http://rebound.re-public.jp/
【ディスカッションテーマ】
#1「産官学のリデザイン」 ゲストスピーカー 塩瀬隆之氏
京都大学総合博物館准教授。
黙して語らず、されど師匠から 弟子に伝わる技の伝承から始まり、 視覚に障害のある人との言葉でみる美術鑑賞まで、一 見して難しそうなコミュニケーションの研究を通じて、「伝わるとはなにか」の本質に関心をもつ。
現在、高齢者や障害のある人をものづくりプロセス に巻き込むインクルーシブデザインのワークショップを50回以上重ね、「ために」から「ともに」へと社会が変わるコミュニケーションの場づくりを実践する。立場や能力、文化の異なる人々が、お互いを高めあい、豊かに成長できる社会づくりの作法を学ぶ上で、インクルーシブデザインの手法が示唆に富むとして、その紹介を続けている。
#2「ネオアマチュアの時代」ゲストスピーカー 中台澄之氏
1972年生まれ。ビジネスアーティスト/株式会社ナカダイ前橋支店支店長/モノ:ファクトリー代表。東京理科大学理学部卒業、証券会社勤務を経て、ナカダイに入社。
ISO14001の認証取得や中古品オークションを行う市場の立ち上げなど、総合リサイクル業として事業を拡大。“リマーケティングビジネス”を考案し、“発想はモノから生まれる”をコンセプトに、モノ:ファクトリーを創設。使い方を創造し、捨て方をデザインするビジネスアーティストとして、さまざまな研修やイベントなどの企画、運営を行っている。
#3「東京をとらえ直す」ゲストスピーカー 広瀬郁氏(株式会社トーンアンドマター)
株式会社トーンアンドマター代表/東北大学大学院非常勤講師/一般社団法人 デジタルファブリケーション協会 理事/NPOピープルデザイン研究所 理事。
外資系のコンサルティング会社と不動産開発のベンチャー会社で勤務後、現職。クリエイティブとビジネスのブリッジングを得意とし、 事業・施設・コンテンツなど様々なプロジェクトにプロデューサーとして携わる。書籍に「建築プロデュース学入門」「まちづくり:デッドライン」がある。