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下着が変われば、世界は変わる?コロンビアのシングルマザーを支援する、ちょっと贅沢なランジェリーブランド「Naja」

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毎日欠かさず身に付けるアンダーウェア。お気に入りのものを買うときに、みなさんはどんな点を重視していますか?

素材の心地よさ、リーズナブルな値段、大好きなブランドなど、人によってさまざまだと思いますが、今回は、買うだけで女性のエンパワーメントにつながるランジェリーブランド「Naja」をご紹介します。
  
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カタリーナさん

「多くの女性にアンケートをしてみて、シンプルにもっと質のいい下着をつくろうと思ったんです」と話すのは、「Naja」を立ち上げたコロンビア出身のCatalina Giraldさん(以下カタリーナさん)。

生地には肌触りの良いペルーの手摘みのコットンを使い、ブラジャーには形状記憶のカップを採用。素材、製品へのこだわりは、他の高級ブランドに引けを取りません。とはいえブラジャーが$50前後、ショーツが$12〜と手の届きやすい価格になっています。
 
そして「Naja」のもうひとつの特徴が、ランジェリーの販売を通じてコロンビアのシングルマザーの支援を行っていることです。下着を買うと付いてくるランジェリーバッグは、コロンビアの女性たちによる手づくり。

Underware for Hope」というプログラムとして、売り上げの一部を寄付するだけでなく、縫製技術の教育をしながら、女性たちが働く機会をつくりだしているのです。
 
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the right reserved by the CUT

カタリーナさんがこのアイデアを思いついたのは、一年以上バックパッカーの旅をしていたときでした。そこでさまざまな状況にある女性と話をすることで、「Naja」の仕組みを思いついたのです。

私はそもそもランジェリーブランドを始めたいと考えていたわけではありませんでした。ただ現在の製造業の現場では、値段や素材、生産方法など、まだまだ議論の余地がたくさんあると思うんです。女性が大好きなランジェリーを通じて、女性の立場を高め、困っている女性をみんなで助け合う文化をつくっていけるといいですね。

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さまざまな柄があります

さらにユニークなのは、男性にも関われる機会を提供していること。男性から女性へランジェリーをプレゼントできる「M by Naja」というサービスも展開し、男性にもエシカルな視点を広げようとしています。

買った人も、身に付ける人も、そしてコロンビアの女性たちも、みんながハッピーになれるちょっと贅沢なランジェリー。自分用に、大切な人への贈り物に、ぜひいかがでしょうか。
 

[via Fox News/NBC LATINO/The Cut]
(text: 大久保咲希)