カンヌ広告祭の受賞作、今回は
公共広告ではないけれどもソーシャルな
アプローチをしているCMをご紹介します。
●Crash Test Panda(FIAT)
ヨーロッパでCO2排出量がいちばん少ないという
FIATの車の広告。
耐衝撃テストのなかにパンダが入っています。
野生動物に対する影響も考えて車をつくってるんですよ、と
表現してるんでしょうね。しゃれてます。
●Choose or Lose-Airport(MTV)
●Choose or Lose-Phone(MTV)
MTVの過激な選挙キャンペーンです。
老人のトンチンカンな行動を見せて、
投票行動で若者が老人に負けてることって、
ヤバくない?と訴える内容です。
キャンペーンのタイトルが
「CHOOSE OR LOOSE?」(選ぶか、負けるか。)
強いタイトルですね!
●Dreams(Mercedes-Benz)
ベンツに搭載されている居眠り運転防止機能の広告です。
美女やモンスター、妖精などが、
車の中から路上に追い出されます。
これらのキャラクターは夢の象徴。
夢が見られない、ということですね。
事故を防止する機能を、恐怖ではなくユーモアで
表現しているところがとても面白いですね。