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イラストレーターとマンション内外の住民が一緒に壁画を制作!廃墟のような空き部屋がコミュニティルームに変身中 [MAD “Life” Gallery]

今回の記事の舞台である「いろどりマンション」 今回の記事の舞台である「いろどりマンション」

千葉県松戸市の一角で、シェア物件などを提供する不動産事業と、エリアプロモーションを通じてクリエイティブなまちづくりを行う「MAD Cityプロジェクト」(詳しくはこちら)。今回は、以前の記事で入居者募集をしていた「いろどりマンション」で、早くも新たなプロジェクトが始まったのでご紹介します!

放置されていた部屋にきれいな海を

いろどりマンションは、部屋ごとにテーマをもうけて入居者を募集しているマンションです。現在はガラス工芸作家さんやバーテンダーなど、多様な方々が入居されています。その中の一室に、何年も使われずに廃墟のような状態になってしまった部屋がありました。

その部屋を入居者が共同で使えるコミュニティルームにしようと、「いろどりキャンバス~おへやに海の絵を描く3DAYS~」と題し、イラストレーターの大石香織さんを招いて、マンション内外の住民たちも参加しながら壁画を描くことになりました。

大石さんは鎌倉に拠点を置くイラストレーターさん。ふだんは鎌倉の海を見ながら絵を描いているそうです。今回の壁画も「海の絵」を描くことになりました。

もともとの室内はこのような状態でした。

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1日目。まずは、板がむき出しで汚れていた壁を白く塗ります。他の物件に入居するMAD Cityの方々も参加して、和気あいあいと作業していきました。

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その後、壁の一つの面には大石さんが海を描いていきます。

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2日目には、全体のイメージができていき…

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3日目には、波や雲、光などの繊細な部分が書き加えられていきました。

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そして、3日間のいろどりキャンパスDAYSを通してできあがった壁画がこちら!
海のない松戸で、海を見ることができる場所になりました。

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3日間の制作過程が、こちらの動画でご覧いただけます。

マンション内外の住民が自由に絵を描く

室内の他の壁面は、遊びに来た人が自由に絵を描けるフリースペースに!壁に絵を描けるなんて体験はなかなかできません。みんな夢中で描いていました。

MAD Cityにアトリエをもつ鈴木さんや、

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マンションのほかの部屋に住む子どもたちや住民、いろいろな人が絵を描きにきました。

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最終的には、こんなににぎやかな壁に!室内がとても明るくなりました。

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3日間で、のべ約60人ほどの人たちが部屋を見に来たり、壁画制作に参加。実は「人前で絵を描くのは今回が初めてだったので、緊張した」という大石さん。でも、最後には「マンションのみなさんに温かく迎えてもらえて嬉しかった」と笑顔で語ってくれました。実際に、マンションに住む人が制作中の写真を撮りに来て現像してくれたり、終了後に夕食会が開かれたりしました。

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今回の壁画制作は、単なる改装にとどまらず、3日間の作業を通じて様々な人が出入りし、コミュニケーションが生まれた場となりました。これからこの場所でどんなコミュニティが生まれていくのか楽しみです。

今後も、この部屋では改装が進んでいくそう。また、新たに2部屋に入居者が来る予定とのことで、コミュニティのさらなる盛り上がりに期待大です。

MAD Cityにはこのようなコミュニティマンションがたくさんあります。現在のイチオシは、「ロッコーハイツ5floor」。もちろん、リノベーションOK。すでにオーナーの息子さんが大胆なリノベーションを施し、1室に住んでいるので、改装についてはもちろん、何か困ったことがあったら気軽に相談に乗ってもらえます。ぜひチェックしてみてくださいね!

(Text:猪鹿倉 陽子)