東京・池袋から一駅、椎名町(しいなまち)という下町の商店街の一角にあるのが「シーナと一平」。コロナ禍になるまでは、東京の日常を体験する小さな宿として、予約が取れないほどの人気でした。
2020年春、宿の顧客が8割以上外国人観光客だった影響もあり、シーナと一平は、1年間の宿休業という大きな決断をします。代わりに稼働させたのが「なりわい共同生活」という1年限定のシェアハウス。
休業後、宿を取り巻く状況や働く人の心境も大きく変化したようです。
2022年4月には、ついに再開へ。このタイミングで運営会社の株式会社シーナタウン代表日神山晃一(ひかみやま・こういち)さんとスタッフの小久保早智子(こくぼ・さちこ)さん、金子翔太(かねこ・しょうた)さんにお話を聞きました。
開業から6年、東京下町の日常を味わえるまちの宿「シーナと一平」
2016年3月、元とんかつ屋さんをリノベーションした「シーナと一平」。ここは、和室の個室が4部屋と二段ベッドが4つある小さなドミトリーが1つの小さなゲストハウスです。
椎名町は、駅前からレトロなアーケードやサインが連なる商店街があり、下町風情が残るまち。シーナと一平は、地元愛の強いプロジェクトメンバーがまちづくり会社を設立し、「行ってみたくなる、住みたくなる、誰かをつれていきたくなる起点」として誕生しました。
開業後は、あたたかい眼差しで何かと気にかけてくれるスタッフの対応が評判で、「リアルな日本らしさが味わえる」と、特に訪日外国人の長期滞在者に人気の宿となりました。
また、一階にあるラウンジには厨房も備わり、レンタルキッチン&カフェスペース「お菓子工房」として開放されてテイクアウト販売やカフェを開いていたりもします。ラウンジは、国内外からやってくる旅人と、地域に集うさまざまな世代の人がゆるく繋がる、まちに密着した稀有な場所として機能しています。
「シーナと一平」を経営するのは、「株式会社シーナタウン」の日神山晃一さんです。宿がある、東京都豊島区を拠点に遊休不動産を活用し、近隣の空き店舗を利用したブルワリーパブ「NishiikeMart」やケータリングや食のイベント企画を行う「アホウドリ」の運営も行うなど、いくつものプロジェクトを進めています。また、インテリア会社の経営や建築系専門学校の講師なども務めているマルチな才能の持ち主です。
株式会社シーナタウン・有限会社日神山内装 代表取締役
1976年埼玉生まれ岡山県北育ち。店舗設計企画会社を経て父親経営の有限会社日神山内装を引き継ぎ東京セクション設立。2015年第一回豊島区リノベーションスクール参加をきっかけにまちづくり会社「株式会社シーナタウン」を立ち上げ、2016年商店街のまちやど「シーナと一平」を開業。 2017年にはケータリングや食のイベント企画などを行う「アホウドリ」を、 2019年にブルワリーパブ&ギャラリー・ラジオ「NishiikeMart」を開業し、池袋西エリアを拠点に「まち」に根差した活動を続けている。
実質的な宿の運営を担っているのは、番頭の「つよぽん」こと金子翔太さん。日神山さんも参加し、この宿がうまれる大きな契機となった、まちづくりのための短期集中講座「豊島区リノベーションスクール」に参加していたことから運営スタッフに。得意の語学力と細やかな気配りで宿の運営を支えています。
夜の女将として宿の運営を支えるもうひとりのスタッフが、「さちこさん」こと小久保早智子さん。海外一人旅が大好きで、お孫さんもいる年齢とは信じられないほど、パワフルな女性。ここで働いていた元スタッフと偶然トルコのゲストハウスで知り合ったのをきっかけに、縁あって再就職先として社員として働くことになりました。いつでも笑顔で迎えてくれるまさに宿の「お母さん」的存在。お酒も大好きで、週末の夜にはイベント居酒屋「さちこの不器用な夜」の店主としても活躍しています。
思い切って宿を休業、1年限定シェアハウス「なりわい共同生活」スタート
新型コロナウイルスが猛威を振るう直前、「東京オリンピック2020」に向け、日本はインバウンドブームに涌いていました。「シーナと一平」でも、訪日外国人のゲストが8割以上にのぼっていたため、3月の宿泊客は1人だけ。4月には緊急事態宣言でほぼ外出不能になっていたこともあり、宿泊客がゼロという状況になってしまいました。
宿の経営が、ようやく軌道に乗った時期の突然の状況変化。戸惑いつつもスタッフ全員で考えた結果、1年間宿を休業する代わりに、やりたいことのある人たちが住み込みで「なりわい」をつくる「なりわい共同生活」という名称のシェアハウスとして運営することになりました。
きっかけはシェアキッチン「お菓子工房」を利用していた利用者のひとり、女性パティシエの存在でした。
日神山さん パティシエとして前に進んでいる方がつくって販売していたお菓子が、爆売れし始めたんですよ。コロナで出歩けなくなり、それまでは百貨店で洋菓子を買っていたような人たちが「近くに美味しいのあるじゃん!」って。彼女自身も自宅が離れていて通勤リスクもあるし、生産も追いつかないから「ここに泊まってつくりたい」と言いはじめて。
宿泊客がおらず空いている部屋と、このチャンスに厨房に泊まり込みでつくって、販売したいパティシエ。両者の需要と供給がぴたりとマッチしたことで、シェアハウスとしての利用を考えることとなったのです。
「シーナと一平」は、まちに開かれた宿。椎名町という地域のコミュニティをもっと豊かにしたいという思いでつくられました。けれど休業している間は、集まって話す、そのことが厳しい状況。日神山さんはこの場所の意味を改めて考えることになりました。
そして気づいた価値のひとつが、お菓子工房のように、人が持つ「やってみたい」ことに、小さく一歩踏み出せる場所だということ。
日神山さん 共同生活をすることで、一人ではできないことも、同じような志を持つ人が集まって生活すれば、最初は勇気のいる「最初の一歩」が気楽に出せるし、共同でイベントをしたり、お互いできることを持ち寄って仕事もできるかもしれないと思ったんです。
そんな意図を持って2020年6月からスタートした「なりわい共同生活」。基本的にはシェアハウスであり、シェアオフィスでもあって、20代から50代までの幅広い年齢層が集まりました。
近隣の立教大学に通う学生から、京都と東京の2拠点生活を送る宿・レンタルスペース運営マネージャーやフリーランスのクリエイティブディレクター、近隣在住ながら「おもしろそう」と参加したWebクリエイターなど、入れ替わりもありながら5人のメンバーが参加しました。
最初の半年ほどは、毎週日曜日にメンバーが週替わりでバーを開いたり、メンバーが関わる島の特産物を宿で紹介販売するイベントなどを開催。けれども、度重なる緊急事態宣言によって、移動やイベント自粛が要請された時期が長かったことや、メンバーが多拠点で活動する機会も増えたことから、後半はオンライントーク企画のみに限られていきました。
その企画のなかでメンバーが雑談しているうちに、事業の悩み相談になり、結果的に住人のWEBディレクターがサイトを制作することになるなど「なりわい共同生活」が仕事につながるケースも生まれていきました。
当初、メンバーみんなでやりたいと考えていた地域の商店街とのコラボイベントなどは実現が難しかったものの「夜な夜な集まってディープに話をしたりして、メンバーの結束はすごく強くなった」と日神山さんは振り返ります。
また、コロナ禍での状況変化は、宿での慌ただしい毎日から一転、立ち止まって人生を見つめ直すこととなった運営スタッフにも訪れました。
好きなことを本気で追求したら、映画の主演女優になった!?
夜の女将・さちこさんは、数年前子どもたちが独立。そのことを契機に、定年退職した夫と別居婚スタイルを取って、人生を再構築しています。2012年にはトラックの運転手から配送、営業などもこなしながら20年間勤めた運送会社を退職し、2ヵ月間世界一周ひとり旅へ。その経験により人生観が一変。2017年からシーナと一平で働き始めて「英語が話せなくても、スマホと愛嬌があればなんとかなる」を宿の運営でも実践し、周りの人たちを驚かせています。
そんな彼女も「なりわい共同生活」のメンバーに加わり、自宅と2拠点生活を始めました。
職場が休業してしまうと、当然するべき仕事もなくなります。シーナと一平では、最低限の社員契約は継続しつつ、休業時は1年間、宿運営のブログを更新するほかは“自由に活動してもらう”という条件で雇用を続けました。
さちこさん 共同生活で「自分の好きなことだけをやっていい」だなんて、通常の社会生活ではほぼないじゃないですか。だから「好きなことって何?」という自分の振り返りから始まって、やっぱり酒だな、とか(笑) あとは、若い頃は演劇の世界にいたこともあるので、大好きな映画のサブスクも入って、ゴロゴロして太りながらずっと映画を観まくって。
そんな生活も終盤を迎えようとする頃、ひとつの転機が訪れました。今後の宿の運営を考える「夢のようなことでも好きなことを言いまくろう」というスタッフ会議で、彼女は「椎名町を映画のロケ地に誘致しよう」というアイデアを口にします。
さちこさん 「映画で椎名町に人がたくさん来たら聖地みたいになって、宿やカフェもうまくいいんじゃない?」なんて話で、その時は終わったんですけど、それから少しして日神山さんが「映画の話が来た!」と。
その頃、池袋界隈にはコロナ禍で夜間の酒類が停止となり、苦境に陥っている飲食店が多数ありました。そんな飲食店を元気づけるという意味で、西池袋のカフェやバーとインディーズ監督がタッグを組んで短編映画をつくるプロジェクト「巡る × シネマ × カフェ」が、5年ぶりに開催されることとなったのです。
3回目となる今回は、8監督8作品が上映されることに。そのうちの1つに、シーナタウンで運営する、宿から徒歩10分ほどのブルワリーパブ&ギャラリー「NishiikeMart」が選ばれました。そこで、映画監督が「シーナと一平」に泊まって生活しながら脚本を書くことにもなりました。
誕生した作品は劇場版『魔法少女マイティー★さちこ』。特定のモデルを想定して書かれたものではなかったそうですが、結果的に主人公と同じ名前のさちこさんを主役に抜擢したのです。実は彼女には、故郷の鹿児島から演劇の世界で女優を目指して上京したという過去がありました。
さちこさん 「まさか」と。劇団には所属していたけれど、20歳くらいの頃の話だし、そこから30年ぐらいは……。お芝居も映画も好きだけど、映像には一切出たことはないですし「映画をぶち壊すと思うから申し訳ないけど無理です」って。
一度は本気で断ったというさちこさんですが、周囲の「やってみましょうよ」の声に、映画の撮影現場には興味があったため、少しずつ態度を軟化。最終的には「魔法少女」として主役のオファーを受けることに。さちこさん以外はプロの俳優。撮られ慣れている俳優陣のなか、素人のさちこさんが主役として演技をするのは想像以上の困難があったそう。
「セリフは覚えられないし、段取りもわからないしで、めちゃくちゃ大変だった」ものの、夢にも思っていなかった主演俳優としての映画デビューという経験に「やってよかった」と話してくれました。
さちこさん ここ数年、世界や日本を旅して、宿の女将や居酒屋イベントで好きな昭和歌謡を歌いまくる企画とか、映画を見まくったり。好奇心の赴くままいろいろやってみて思うのは、自分の好きなことをとことん追求して行動すると、次につながる何かが勝手にやってくるんだな、って。
例えば、さちこさんが持っていた小さな「麻雀をしてみたい」という願望を「やり方もわからないけど興味がある」と思い切って口にしてみたら、たまたまお菓子工房メンバーのお姉さんがプロ雀士と判明し、教室にも通うことになったとか、好きな映画を見続けていたら映画女優になっただとか。
ここ数年、好きなことを追求し続けているさちこさんには、こうしたセレンディピティ(偶然をきっかけに予想外のものを見つけ、価値を見出し、幸運をつかみ取ること)のようなことがたくさん起こっているようです。
黒板イラストからデザインへ。仕事の幅を広げて人生の選択も変化
もうひとりのスタッフ「つよぽん」こと金子翔太さんは、開業時から宿の運営を支えてきた屋台骨のような存在。細やかな気配りと得意の語学力で、世界中からやってくるゲストを迎えてきました。
コロナ禍で担当していた宿の仕事が減った際には、趣味の延長でラウンジの黒板に描いていたチョークイラストの腕を買われ、日神山さんが経営するインテリア会社でデザインや内装などの仕事を任されることになり、仕事の幅も大きく広がりました。
プライベートでは、長く一緒にいた同性パートナーとともにオーストラリアの「パートナーシップビザ」を取得、取得後1年以内に移住必須のため、2022年6月には片道切符で渡豪することになりました。
つよぽん 毎日忙しく仕事のルーティーンに追われていたら、この選択肢はなかったかも。強制的に立ち止まることになり、改めて今後のありたい暮らしを2人で考えたときに「住むのは日本じゃない」という結論になりました。
現地生活はまだ全く未知数。暮らしをどうつくっていくかが課題です。とはいえ、得意のイラストに加え、現在習得中のUXデザインの仕事は世界中どこでもできるため「経験を積んで、場所や時間に縛られないライフスタイルを実現できたら」と話してくれました。
いつもの生活をいつものように回していると、それがいつしか固定されたものに思えて、抜け出すのが難しくなりがちです。けれども、組織も人も、たとえ困難なことがあっても、もがきながらでも最善を尽くし、「好きなこと」を見つけて貫くと、より自分のありたい姿に近づいていく。2人の姿を見ていると、そんなふうに思えてきます。
宿のプロデューサーである日神山さんは、この数年、シーナと一平を継続させるため、今まで培った知見をフル活用し、シーナタウンの他の業態とも組み合わせ、宿泊での大きな収益を見込むよりも、損失を増やさないような経営を目指してきました。その苦労はいかばかりかと想像しますが、ご本人はいたって平常運転といった面持ちで近況を話してくれました。
日神山さん 個人的にはコロナ禍になっても仕事はずっと忙しいし、そんなに自分自身は変化したとは思っていない。けれど、時代としてはオンラインでのリモート会議も当たり前になったし、「組織も考え方も、もっとフラットでオープンな状態」という自分がこうなったらいいのにと思う方向に進んでいる実感はありますね。
「小さな奇跡」を生む、東京の下町と地方をつなぐ接点に
1年間の「なりわい共同生活」と映画ロケ協力以外は、各SNSなどで近況やスタッフによる連載記事の更新のみで、宿の営業はほぼ休止状態でしたが、2022年4月、ついに再スタートを切りました。
再開にあたって日神山さんは、今までの宿泊施設としての役割に加え、「あたたかくてポジティブな雰囲気で小さく一歩が踏み出せる、小さな奇跡のような接点」をつくっていきたいと語ります。
それは例えば、地方の生産者さんに宿泊してもらい、小さな物産展やイベントを開催し、その地方のファンづくりや現地へ行くきっかけになる仕組みをつくる、というようなこと。
日神山さん 地方のものを都会で紹介して売りたい人が、僕たちの日常の中に入り込んでもらって、僕らも手助けして、地域の特色を色濃く演出する。彼らの東京のホームがここになってくれればうれしいですよね。
その方向性へと向いたきっかけには、共同生活メンバーである「離島移住計画」代表・今井朝美さんが、島の生産者さんと「お菓子工房」のパティシエを繋いで実現した商品開発や、WEBクリエイターで盛岡の小規模商業施設「十三日」も運営する浅野聡子さんの存在も。
大学生だったレンくんは社会人になった現在も、宿のPR部門で貢献するなど、今後もなりわい共同生活メンバーは、さまざまな形でイベントや企画に関わっていく予定です。
ところで、「小さな奇跡のような接点」の小さい奇跡とはどんなことなのでしょう?
日神山さん 僕は、旅はすごく小さくてもいいから、奇跡みたいなことが起きないとおもしろくないと思っていて。例えば、宿で「お茶がこぼれちゃった」みたいなハプニングがあって、そのことで人との会話が生まれて仲良くなった、のような。
すごく小さなことだけど、それがあることによってめちゃくちゃいい思い出になって、生まれるはずのないものが生まれる。これが「小さな奇跡」かな。あるホテル経営者が、同じことを「ポジティブな予定不調和」と言っていたのだけれど、そういうことが起こりうる種みたいなものが、宿にたくさんあるといいと思うんです。
宿の雰囲気を高める、あたたかでポジティブな空気感のつくりかた
最後に、これから先の旅や宿についてはどのように感じているか、未来の展望を聞いてみました。
日神山さん 宿は滞在時間がすごく長いし、誰でも来られるというのも大きな利点。小さな規模の宿でしかできないことって、もっとあるはずだと思うんです。状況やスタッフの好奇心に寄り添ってどんどん変化し続けるのがシーナと一平らしさだから、今後も利点を活かした展開をし続けて「まちの外と中の結び目をつくる」活動をしていきたいですね。
6月にはつよぽんが番頭職を抜け、シーナと一平は新たなステージへ進みます。新スタッフも採用予定とのことで、これからまたどのように宿が変化していくのか、とても楽しみです。
ところで、「シーナと一平」にやってくると、いつもなんだかホッとする。わたしが何度かここを訪れるたびに「どうしたらこんなあたたかい雰囲気になるんだろう?」と思っていました。
今回みなさんに改めてお話を聞いて、その答えのひとつには、彼らの人柄の良さに加え、宿の運営時に「心理的安全性」ともいわれる、組織のなかで自分の考えや気持ちを、全員に安心して発言できる状態にあるからではないかと感じました。
ゲストハウスで体感できる、あたたかな雰囲気をつくりだすためには、そこで働くひと自身も安心して自分を表現して、成長し、自分らしく生きていること。そして、目には見えないけれど、そうした安心できる空気が、あったかくてポジティブで、居心地の良い雰囲気をつくりだす。
日神山さん 宿の雰囲気を良くするには、さちこさんやつよぽんみたいな顔が見えるスタッフに、どんどん好きなことをやってもらうのが一番いいと思ってるんです。そうすることで、シーナと一平にしかない空気感がつくられて、小さな奇跡が起こりやすくなるんじゃないかな。
ゲストハウスには、人生という大きな旅が変化するきっかけになる偶然が転がっていることがあります。旅であなたが「小さな奇跡」を体験したら、また次の奇跡を体験したくなることでしょう。シーナと一平では、あなたの「やってみたい」を実現させることもできるかもしれません。次に旅する機会があったなら、まずはあなたも現地を訪れて、宿のあたたかくてポジティブな空気を感じてみてはいかがでしょうか。
(編集:南未来)
– INFORMATION –
シーナと一平では宿の運営に関わる業務全般を担当するまちやどマネージャー(正社員)を募集しています。宿の予約管理や清掃など業務全般に加えて、イベント、ワークショップの企画立案や開催、SNS等を利用したPRなど、まちづくりに関わる業務も携わることが可能です。応募内容詳細については、宿のWEBサイトを通じてお問い合わせください。