もう、上の写真が記事で紹介する内容の全てを語ってくれています。
これは2メートルもの超どでかいサンドウィッチ! その名も「Back to Work Baguette」。お値段は20ポンド(日本円で約2700円!)で、中にはソーセージやベーコンなどがたっぷり入っています。
この写真を見て、
長すぎっ!
食べてて飽きるわっ!!
だんだん近くなってくやんっ!!!
など、私には突っ込みたいところがたくさんあります。
「Back to Work Baguette」をつくったイギリス人のシェフ、Ethan Rodgers(以下、イーサンさん)も、
これはネタです(笑)
と公言しています(笑)
「なぜこのサンドウィッチをつくったのか」という質問に、イーサンさんはこのように答えています。
コロナショックによる、ホスピタリティ産業(宿泊業、運輸業、旅行業など)への打撃はとても大きく、7月に入ってようやく再開できるかもしれない、という状況です。
私たちはサービスを多様化しなくてはいけません。その一例として、私たちは遠くにある村のために食料品のデリバリーをはじめました。シェフたちがレストランで惣菜やケーキなどのお菓子をつくって毎日デリバリーをしています。
社会的な制約が完全になくなるまでは、地域のベーカリーや肉屋の協力によってこのサンドイッチをつくりつづけていこうと思っています。
この巨大なサンドウィッチを実際に注文する人がいるか分かりませんが、ソーシャル・ディスタンスという行動制限と、飲食業の危機的状況をユーモアで乗り越えようというイーサンさんの姿が素敵ですね。
他のソーシャル・ディスタンスを取るための面白いアイデアとしては、先日公開された記事「Social Distancing Whopper」のように、臭い食べ物を食べて人と距離を取る方法や、下の写真に見られるように透明の半球フィルムをふたつ接着して、空気孔の穴を空けたものもあります。
このように、世界各地でいろいろな方が工夫をしてソーシャル・ディスタンスをとろうとしています。greenz challengers communityでは引き続き、キャラが強すぎるソーシャル・ディスタンス事例を見つけたら、みなさんにご紹介しますね!
– NEXT ACTION –
[via goodnewsnetwork.org, esquire.com]
(Text: 小澤萌子)