『生きる、を耕す本』が完成!greenz peopleになるとプレゼント→

greenz people ロゴ

ソーシャルディスタンスはハンバーガーにおまかせ。口臭で周りの人を遠ざける「Social Distancing Whopper」

突然ですが、みなさんハンバーガーは好きですか?

チーズバーガーやテリヤキバーガー、ライスバーガーなどいろいろな種類がありますよね。一度も口にしたことがないという人のほうが少ないかもしれません。

今回ご紹介するのは、そんななかでも、きっとみなさんが今まで食べたことのないハンバーガー。イタリアのBurger Kingで発売されたその名も、めちゃめちゃ口が臭くなる「Social Distancing Whopper」です!

こちらが「Social Distancing Whopper」。なんと、通常メニューの3倍量の玉ねぎが入っています!

え、なにそれ?
そんなハンバーガー、需要あるの?
と思った、そこのあなた。

実は、口臭ケア泣かせのこちらのハンバーガーは、今この時期にこそピッタリなんです!

一体、どういうことなのでしょうか。

エレベーター前に並んだ男女

隣に並んだ男性をじろりと睨みつける女性

「Social Distancing Whopper」を食べた男性の口臭に耐えきれず、女性は階段をつかって行ってしまいました…

おわかりでしょうか。実はこのハンバーガーは名前のとおり、新型コロナウイルス感染対策の一つであるソーシャルディスタンス(社会的距離)を逆手に取ったもの。”口が臭くなるものを思いっきり食べて、周囲の人に遠ざかってもらうことでソーシャルディスタンスを保とう”という発想で生まれた商品なんです!

残念ながら現在のところ、イタリアのBurger Kingのみで取り扱っているこちらのハンバーガー。マスクの着用、手洗いうがい、ソーシャルディスタンスの保持といった新たなルールに則って店舗を再開するBurger Kingが、自分たち“らしい”方法を、広告やコンサルティング、テクノロジーを手掛けるWunderman Thompsonと共同で考え、編み出したそうです。

写真左は、通常のWhopper。右が「Social Distancing Whopper」。玉ねぎの刺激が目にもくるとか…

そんなユーモアは、ドイツのBurger Kingでも。ハンバーガーにとどまらず、「かぶるだけでソーシャルディスタンスを保つことができる超巨大王冠を配る」といった取り組みにも表れています。

ドイツのBurger Kingでは、子ども向けのおまけとして配布される王冠を巨大化し、大人向けに配布しています。

思わずクスッとさせられてしまうBurger Kingのユニークな取り組み。こんなユーモアを忘れないことが、これからのwithコロナの暮らしを明るくするのかもしれませんね。

– NEXT ACTION –

「Social Distancing Whopper」を自宅でつくってみよう! こちらは通常のWhopperの材料。ここに玉ねぎ3倍を追加したら完成です!

[via creativereview, YouTube, burgerking.it, campaignsoftheworld]