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自分だけでなく、地球も健康にしよう。環境に優しく身体を動かすための8つの方法。

みなさんには、定期的に身体を動かして気持ち良い汗をかく習慣がありますか?

週末ジムに行く人、
朝から公園にジョギングに行く人、
平日は家でストレッチをする人、
など様々な人がいると思います。

そんな方に今日紹介するのは、「地球と環境に優しく身体を動かすための8つの方法」です!

「別に環境に負担をかけながらエクササイズしているつもりはないんだけどな…」。そう思う方々にも、ちょっと行動を変えようかな? と思わず考えてしまう方法が1つはあるかもしれません。

1. アウトドアで身体を動かす

室内ではなく屋外で身体を動かすのは、エコなエクササイズの方法の一つです。ウォーキングやランニング、サイクリングなど様々な方法がありますね。ただし、外で運動するときは水分補給をお忘れなく!

2. ヨガを楽しむ

ヨガは心を強く柔軟にする、全身を使った運動です。もしまだ瞑想を体験したことがない場合、ヨガを始めることは、自分の考えに集中するためのきっかけにもなります。もし今後ヨガマットを購入する場合は、リサイクルされた材料が使われていて自然に分解される製品を選ぶのもいいかもしれませんね。

3. 自宅でフィットネスをする

自宅周辺にエクササイズに適した場所がない場合や天気が悪い場合、屋内でエクササイズするのもいいでしょう。必要なのはストレッチをするわずかな場所だけ。今は、レベル別に運動方法が紹介されている動画がたくさんオンラインで視聴できます。ジムの月額費も不要です!

4. リサイクルできるギアを使う

もし定期的に運動している場合、1年も経つと靴を使い古してしまうかもしれません。そんなときは捨てるのではなく、チャリティー活動を行う団体に寄付するのはどうでしょうか。また、新品ではなく古着のTシャツなどで運動することも方法の一つですね。

5. プラスチックごみを出さないようにする

greenz.jpでもたびたび取り上げているように、現在、プラスチックごみ問題、とりわけプラスチックボトルやストローなどの使い捨ては世界の関心事となっています。

Inhabitatによると使用済みプラスチックボトルのうち、3/4がリサイクルに回されずに埋め立て地に捨てられている今、再利用可能なボトルを持ち歩くことはとても大きな意味があります。ペットボトルのごみを増やさないだけでなくお金の節約にも!

6. ジムでの行動を変える

もし、その日の運動する場所の選択肢がジムしかない場合でも、環境負荷を減らす方法はたくさんあります。

例えば、電気を使うマシーンは利用しないこと。もし有酸素運動をしたい場合は、機械を使わずにトラックを走ってみたり、リフティングと有酸素運動を組み合わせてみたり。

ロンドンのフラムという地域にあるジム「Terra Hale」では、実際に利用者がこいだバイクから生まれたエネルギーを施設内で再利用しているのだとか。まだまだ日本にはこのようなジムは少ないと思いますが、これから増えてくるかもしれませんね。

7. 通勤の方法を変える

もし車で通勤している方は、可能な限り徒歩や自転車での通勤に切り替えるのも1つの方法です。毎日ではなく週に数回切り替えるだけで、空気汚染を改善するための取り組みになります。また通勤時に身体を動かすことで、運動しようと考えていた時間を別のことに使えることになりますね。

8. よりグリーンなものを食べる

運動は、健康的な生活に向けて行うことの一部に過ぎません。運動後プロテインドリンクやバーを摂取する際に、より持続可能な選択肢を考えてみるのかどうでしょうか。

輸入品になりますが、日本でもオーガニック食材を使用したプロテインバーやプロテインドリンクを購入することは可能ですね。そのような食品や、フルーツや野菜を食べることで、次の運動に向けて必要な栄養を取って身体を満たすことができるからです。

いかがでしたか?

自分の身体だけでなく、同時に地球にも優しくトレーニングを行う方法がこんなにもたくさんあるのですね。

健康的な生活を送るには、もちろん運動も大切ですが、それだけでなく普段の食生活や睡眠の質も改善する必要があります。忙しい日々で全てを完璧に整えるのは難しいかもしれませんが、8つのうち1つでもいいので、環境のためにできる小さなことから始めてみるのはいかがでしょうか。

[Via Inhabitat, GOODNET]

(Text:桝井菜々子)