\仲間募集/甘柿の王様「富有柿」の産地・和歌山県九度山町で、未来の柿農家となる地域おこし協力隊

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競争だけではなく「人と自分を尊重する生き方」のヒントが見つかるかも?滋賀の“くらし”と“仕事” を取材するレポーター、この指とまれ! #仲間募集

「ソーシャルデザインに関わりたいけど、なにから始めたらいいのかわからない」

そんな悩みはありませんか?

そんな方に向けて、グリーンズのメンバーがおすすめする活動の募集を、「この指とまれ!」の温度感でご紹介する企画を始めることにしました!

今回ご紹介するのは、滋賀県で開催される企画に参加し、“くらし”と“仕事” を取材する「しがレポ!」 の参加者。こちらは、滋賀県が気になっているという方はもちろん、「これからのキャリアについて見つめ直したい」という方にもおすすめです。

なにをしているのか

「しがレポ!」は、滋賀各地に1泊または2泊ほど滞在し、地域のコーディネーターの案内のもと、ガイドブックに載っていない地元の人との交流や、地元企業との接点を楽しむことができるプログラム。2年目の今年は、10地域でのプランが予定されています。

地域の皆さんとの出会いも、「しがレポ!」の醍醐味。写真は能登川エリアで毎月ゾロ目の日に開催する「能夢会(のむかい)」にプランの参加者が参加した様子。すっかり打ち解けた雰囲気です。

染物など、伝統産業の職業見学&体験ができるプランも。

地元のコーディネーターが、まちの魅力的なスポットを案内します。写真は、彦根の足軽屋敷をご紹介している一幕

参加費は実費になるものの、体験レポートをアップすると1日あたり6,000円(1泊2日のプランで2日分レポートを書けば12,000円)が謝礼金として支給される点もユニーク。
(過去の体験記はこちら をご覧ください)

昨年の参加者のなかには、プラン前は滋賀に対して「特徴がなく、何があるかわからない」といったイメージがあった方もいたそうです。

しかしプラン後には、「ちょうど良い規模の街から田舎まで、コンパクトなエリアにまとまっていて生活しやすそう」「若者が活躍できる土壌もある」「思っていたより仕事がある」といったイメージに変わったという声も。参加者の満足度が平均4.5(5点満点)ということからも、非常に内容の充実したプランであることが伺えます。

目指している未来は?

「しがレポ!」を運営する株式会社いろあわせ の代表、北川雄士さんは、「このプログラムをはじめたのは、豊かな生き方の選択肢を増やしたいからなんです」と語ります。

株式会社いろあわせ代表の北川さん。

僕は、ローカルには人生の幸福度を上げるヒントがあるはずだと思っているんですよ。それはなぜかというと、“人と自分とを尊重する生き方”が、ローカルにあるからです。

都市だと、人と競争して勝つことが人生の豊かさだと思ってしまいがちでしょう。でも、それって人との比較でしか自分の人生を計れないので、疲弊してしまう方も多いですよね。その点、滋賀のようなローカルでは、ローカルを自らの意思で選択した時点で、ある意味”比較から降りた”といえるのではないか、と思うのです。

”人よりちょっとでもいいなにか”を求めてブラッシュアップしていったら、仕事でもファッションでも東京にその答えがある可能性が高い。けれど、その結果”人よりちょっといいなにか”を手に入れられなかったら、負けてしまった感覚が残ってしまいますよね。一方で、ローカルを選択した人は、その時点で比較から降りて、自分で大切なものを選んでいるわけです。”幸福度には自己決定感が重要”と言われたりしますが、まさにローカルを自ら選択することは、とても自己決定的であると言えるんです。

だから滋賀に関心がある方でなくとも、このプランを通して“人と自分とを尊重する生き方”に触れて、自分にとっての豊かな生き方を考えるきっかけにしてもらえると嬉しいですね。

こんな仲間、この指とまれ!

今回募集しているのは、「しがレポ!」の参加者。この「しがレポ!」では、滋賀内の各エリアで、コーディネーターがガイドブックに載らないスポットや体験、人脈を紹介してくれます。また、具体的な仕事もイメージできるよう、地域に根ざした会社見学も可能。参加後には体験レポートを書いた方には、謝礼金も支給されます。

具体的には、次のような参加者を想定しているそうです。

・滋賀への移住、または地方への移住を検討している方
・滋賀の観光地を巡るだけでなく、人や仕事に触れたい方
・滋賀に限らず、地方暮らしを楽しみたい方
・地方を訪れ、その魅力を発信し、伝えることに興味がある方
・本プランの内容に興味を持った方
※今回は、学生と50歳以上の方は対象外となります。

滋賀とゆるやかな接点を持つ人を増やしたいという思いがあるため、滋賀への移住を検討してるわけでなくとも気軽に参加することができるそう。おひとりでも、夫婦や家族での参加も可能です。

琵琶湖のこんな幻想的な風景とも出会えるかもしれません。(写真:川瀬智久)

(写真:川瀬智久)

なぜ私 がこの活動をオススメするのか

「東京みたいな都市だと、他人との競争や比較によって疲弊してしまいがちですよね」。打ち合わせでの北川さんの言葉に、まさに自分がそうだったなと、私は過去の自分を思い出していました。

「人と比べなくたっていいんだ」と頭ではわかっているものの、SNSで流れてくる同世代の華やかな活躍に触れると、「それに比べて自分は…」と凹んでしまう、そんな自分がいたのです。いや、過去の自分、と言いましたが、正直なところ今でもそうかもしれません。皆さんもそんなとき、ありませんか?

北川さんは、「ローカルに足を運ぶことは、そうした競争の世界から降りること」だと言います。頭で「人と比べなくていい」と自分に言い聞かせるだけでは見えてこない景色が、実際にローカルで人と自分とを尊重する生き方を実践する方との出会いを通じて、見えてくるのかもしれません。

「しがレポ!」は、そんな世界との出会いのきっかけとなるプログラムになるはず。プランへの参加に興味を持った方は、下記のボタンから詳細をチェックしてみてくださいね。8/8(木)には、北川さんたちを滋賀から招いてイベントを開催するので、そちらにもぜひお気軽にどうぞ!

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(トップの写真:川瀬智久)