greenz.jpプロデューサーの小野裕之がおむすび屋を始めます。とはいえ、もちろんただおむすびを売るわけではありません。greenz.jpにもたびたび登場している秋田の「トラ男」のお米で全国の食材を包み、おむすびという「メディア」を通じて“何か”を伝えようとしているのです。
そのお店ができる予定なのは日本橋本町、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅からほど近いビジネス街の一角です。こちらもgreenz.jpでおなじみの工務店、「つみき設計施工社」がリフォームする予定の建物は、ワンフロアが約14平方メートル(約8畳)という4階建ての狭小物件、この1階をおむすびSTAND、2階をイートインと書店、3階を貸切イベントスペースにして、「ANDON(アンドン)」という名前でオープンする予定です。
なんでこんな場所におむすび屋さんを開くのか、小野裕之とトラ男の武田昌大さん、つみき設計施工社の河野直さんに聞きました。
つみき設計施工社代表
1984年広島県生まれ。スイスでの勤務を経て、京都大学大学院修了。学生時代は、町屋改修現場で大工の手元として建築を学ぶ。住む人と、つくる人が「ともにつくる」ことを理念に、26歳の時に、つみき設計施工社を創立。住まい手や地域の人々が工事や設計の一部に参加する「参加型リノベーション」を専門とする工務店として、住宅やテンポのリノベーション、ワークショップなどを行う。
参考記事:自分でつくること、それは豊かさの根本。住まい手参加型の設計・施工で、丁寧な暮らしを“ともにつくる”「つみき設計施工社」
シェアビレッジ村長・トラ男米プロデューサー
1985年秋田県生まれ。秋田の農業の未来に危機感を持ち、トラクターに乗る男前たちを集めた若手米農家集団トラ男を結成。お米のネット販売サイトtorao.jpとtoraofamily.comを運営し、単一の農家が栽培したコメ“純米”のインターネット直販を行う。2015年春クラウドファンディングで約600万円の資金を調達し、築134年の茅葺き古民家を活用した新ビジネス 「シェアビレッジ」を立ち上げ、村長に。合同会社ANDON 共同代表。
参考記事:“農業をかっこいいものにしたい!” 世界初のソーシャルファーマー集団目指して秋田の若手農家が挑戦する「トラ男」
greenz.jpプロデューサー / NPOグリーンズ理事
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後は大手企業のウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。その後、greenz.jpに参画し、現在はNPOグリーンズの事業戦略づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。また新規事業のインキュベーション等を担当。合同会社ANDON 共同代表。SIRI SIRI LLC. 共同代表。HUBlic合同会社 取締役。
なんで「おむすび屋」を?
小野 トラ男はgreenz.jpに何度か登場してもらっていて、お米を直接生活者に売るというのはストーリーとしては素晴らしいんですが、商売としては厳しいものがあるんです。
なぜなら、お米はどんなに素晴らしいものでもそんなに高い値段をつけることはできないので、たくさん売らないと商売にならないから。だから、お米を素材として売るのではなく、食べ方として届けることを一緒にやれたらいいとずっと思っていました。
武田さん 僕は2010年からインターネット通販メインでお米を販売する仕事をしているんですが、お米を食べてみてもらうために東京で毎月イベントをやってきました。
そのときに気がついたのは、いくらこだわりのあるお米をつくっても、お客さんが炊き方や保存に失敗したら美味しくなくなってしまうということ。それで、お米が口に入るまでをプロデュースしたいと考えるようになりました。
通常流通しているのは複数の農家のお米を混ぜたものなんですが、トラ男では一軒の農家がつくったお米を“純米”と言って販売していて、その混ぜられないお米の味を体験してもらえるようなお店が必要だと2014年くらいから思っていたんです。
日本橋だから秋田ともつながれる?
小野 1年くらい前に、知り合いを通じて、このエリアの活性化を手がけている三井不動産から声をかけていただきました。
虎ノ門でリトルトーキョー(グリーンズと日本仕事百貨が共同で運営していたオフィス兼イベントスペース)をやっていたのを見てくださっていたこともあり、グリーンズの拠点を日本橋につくったら日常的に面白い人たちがたくさん集まるんじゃないかという目論見で声をかけてくれたんだと思います。
今回の建物に関して言えば、数年前まで人が住まわれていた元住宅で、狭小物件という建物の特性上、利用価値をなかなか出しづらいということもあって、比較的賃料を抑えたかたちでお借りすることができることになりました。
空き家を活用して、街のためになるようなビジネスを起こして、家賃を払いながらちゃんと回して街の価値を再設計していくようなことが、これからどんどん一般的になっていくと思うんです。
武田さん 小伝馬町や日本橋の歴史を読み解いていくと、日本橋が旧五街道の起点になっているのはもちろんですけど、お店の目の前の道が実は日光街道で、近くに100年以上続くような老舗がいくつもあって、歴史や地域とつながる起点になってるのは面白いと思いました。
もともと江戸に人や物資を運ぶのに使われてたのが伝馬というもので、このあたりにその伝馬がつながれていてそれで大伝馬とか小伝馬っていう地名が残ってるらしいです。昔から、この界隈が江戸と地方の輸送の拠点だったわけです。江戸時代の人もおむすびを持ってここから旅に出たと考えると、地域から来た食材を使っておむすびを売る場所として、渋谷や原宿より面白いと思うんです。
小野 先日、ANDONが開業する日本橋本町三丁目東町会長さんと隣の大伝馬町一之部町会の会長で創業300年の江戸屋っていう刷毛屋さんの旦那さんにお会いして、昭和通りが関東大震災までは裏通りだったのを拡幅した話だとか、大伝馬通りはすごい由緒がある話だとかそういう話を聞いて。
河野さん すごい誇りを持ってらっしゃるなって思いましたね。そういう誇りを持ってるところにおむすびSTANDを出すんだよって。
小野 日光街道という歴史ある場所でいきなり商売させてもらえるんだよって言われて、覚悟が出てきました。近くにある宝田恵比寿神社は、御本尊が徳川家康から下賜された運慶作と伝えられる恵比寿神というくらい由緒ある社で、恵比寿神社を守るためにも火事は絶対出すなって言われたり。
そういうこともあって、日本橋らしさを意識していたんですが、5月の中旬にプロジェクトメンバーみんなで秋田に行って、武田くんに秋田を紹介されたら、急に秋田熱が高まってしまいました。外装に秋田杉使おうとか、内装も秋田杉と銅を使って”おひつ”みたいな感じにしようとか。
河野さん 色々なところに連れてってもらって、秋田杉って素晴らしいなと思いましたね。武田くんが五城目でやってるシェアビレッジの古民家に焼き杉が使われていて、それをここでも使いたいなと思っています。
小野 それで秋田とのつながりを感じてもらえればいいですね。
武田さん 田植えとか収穫のツアーはやりたいですね。東京に拠点を持つのは地方とのリアルなつながりを持つ場をつくるというのが意義のひとつなので、収穫しに行ったりとか、ここの屋上でバケツでお米を育てたりとか、そういうことをやりたいですね。
ANDONはどんなスペースになるのか
小野 2階に書店機能を入れようと思ったのは、リトルトーキョーの時の学びで、本屋のちょうどいい目的性の弱さと誰でも過ごせる場所という特徴が集客装置として優秀だからです。
待ち合わせとか時間つぶしにも使えるなにも買わなくていい場所って限られていて、その一つが本屋だから、たまたま通りかかったような別におむすび食べたくないっていう人との接点にもなるはずだと思いました。
イベントスペースは物理的に人数が入らないこともあるので、小規模な読書会とか、上映会とか、そういうものをやってきたいですね。
武田さん おむすび STANDはごく普通の店にしたいと思っています。つくり置きせずにその場で握って出すっていう。夜はお酒も飲めるようにして、居酒屋みたいな感じで。会社帰りの人が気軽に寄れるようなこれも普通のお店ですね。そこで、いろいろな地方の美味しいものを出したいですね。
小野 いわゆるアンテナショップみたいにはしたくないんです。伝えたいのは秋田や全国の生産者なんですが、食べるのはおむすびなので、あまり説教臭い店にしたくない。カジュアルで、もののよさみたいなものをわざわざ語らない店にしたいんですね。聞かれたら答えるけど。
一方的に価値を押し付けるのではなくて、このあたりに勤めている人や住んでる人と一緒に価値をつくるって考えないと続かないと思います。まず食べて楽しい店で、何かを伝えるっていうのは後付けでいい。
武田さん 楽しさの向こうにいいことが無意識の中にあれば幸せですよ僕らとしては。
ストーリーありきの店はもう飽きた
小野 これまでは裏の意図を汲み取るのが遊び方として楽しいよねって思われていたんですけど、みんなそれに疲れてきて普通の店に行きたくなってると思うんです。
世の中的に“ストーリーのある◎◎”みたいなものがウケてると言いますが、それもやはり商品自体ののよさがあってこそだと思うんです。グリーンズの周りでもストーリーはよく知られているけど、じゃあ実際手に取ったり、食べてみたことがあるかと聞かれれば、そうではないというような人が多い気がしていて、これからはもっと普通に生活のなかで使ってもらって、一般化されていく方向に行ったほうがいいと思っています。
河野くんも、最初は「住まい手とつくる」というストーリーを謳っていたけれど、今は工務店ですって言って、ストーリーは後で語ればいいみたいになってるように見えていて、それって仕事が増えることもそうだけど、それが工務店の意味合いの再定義にもつながっているんだと思うんです。
河野さん 本当にその通り。4年前のウェブサイトはトップにストーリーをばーっと縦書きに書いてあったんですけど、今はやってることをつらつらとブログみたいに並べてて。ストーリーを押し付けるのは嫌だし、つみき設計施工社としてできることを提供して、その結果、僕らが提供したい新しい価値みたいのを感じ取ってくれればいいと思ってます。
小野 東京に住んでいてそれなりに感度が高い人は、そもそも社会的なことをちゃんと知っていたり、聞いてくれるから、ストーリーを前に出す必要がなくなってきたし、逆に、商売として良いサービスを提供しない限り、いくらストーリーが良くても支持されなくなっていると思います。
トラ男もこれまでストーリー重視の会社経営でなかなか一皮剥けないみたいなところがあったんじゃないかと思うので、もっとより一般的なビジネスに落とし込んでいくっていうのが必要なタイミングだと思っていて、それで余計に一緒にやりたかったんです。
河野さん 始めるときはマイプロジェクトなので自己承認欲求で始めますよね。それがどこかである程度受け入れられたなって瞬間というのがあって、そこって満足してやめてしまうのか、ビジネスとして続けていくかの分岐点だと思うんです。僕は1、2年前にその瞬間が来て、その時、誰かが求めてくれる価値があるならつづけることが大事だと思って、粛々と続けてビジネスとしてやっていくことにしたんです。
小野 5年前には“始めること”の価値が高かったですけど、今は自然体で続けていくことを大事にしている人が増えてきているように思います。今回のお店もひとまず5年で、自分たちが納得できる成果を出せればと思っていますけど、5年とか10年というプロジェクト期間が長いとは思いません。
日々運営して変わらない日常をつくっていくんですが、その質が経済合理性だけが追求されるものではない社会性も持っているような、都市の生活者がなんとなく農家さんと一緒に暮らしをつくっている感覚を得られるような、そんなものにしたいですね。それを5年10年続けていくっていうのがメインのアジェンダなんです。
多様な仲間を巻き込んで店とお客さんの関係も変えたい
小野 そのためには、多様性があるチームにすることも重要ですよね。ムカつくこともあるんですけど、色々な局面で自分では気づかないところに先に気づいてくれたり。同質性が高いと勢いで始められるけど続かない。社会って多様性の高いほうが維持できますよね。
河野さん やってることは多様ですけど、世代で言うと、メンバーがみんな83年から85年生まれくらいで本当に近いんです。
建築チームもデザインチームも運営チームも一緒になって、あらゆることについて2週間に1回くらいオンラインでミーティングをしているんですが、そうやって全てを共有していくやり方は新鮮ですね。同じ世代で近い感覚だからできているような気はします。
小野 今回は、みんながやりたいことをちゃんと詰め込んで、ひとつ、みんなの代表作であり、節目になるようなものをつくりたいと思っているんです。
普通の仕事の進め方だと、発注者がいて、その意向が強くなるので、なかなか代表作ってつくれないんですよね。でも、今回は河野くんに発注する側の僕や武田くんが飲食店経営のプロではないということもありますし、いいじゃん一緒にやろうよって、それでこんなやり方になった。
武田さん その一緒にやろうよっていうのをさらに広げて、クラウドファンディングで出資してくれた人たちとも一緒に考えて場をつくっていくことをやりたいと思ってます。メニュー開発会議とか、本の選定とか、ロゴマークを決めたりとか、お店、場所をつくっていく段階から参加してもらう。
お金を出してものとかサービスを受け取るんじゃなくて、自分が投資した先に参加していくっていう参加型のクラウドファンディングにしたんです。
小野 リアルな店づくりを題材にして、需要側と供給側をはっきり分けるんじゃなくて、当事者として関わってもらえるような店づくりのプロセスにした方がいいんじゃないかと思ったんです。新しいチャレンジに参加することで、次にチャレンジする時に参考になるかもしれない。今までは、できる人はできる人、やらない人はやらない人に分かれたままだったんですよ。チャレンジに参加することで、その間を埋めることができたらいいと思ってます。
武田さん お店をやってみたいなと思ってる人でも、なかなか実際にお店づくりに口出しできる機会ってないと思うので、そういう人にとっては表現ができる場所としていいんじゃないかと思います。メニュー開発なんかは立ち上げ時だけじゃなくて、ずっと参加してもらいたいですね。
河野さん クラウドファンディング以外でも、建物をつくっていく過程で、秋田で杉を焼くワークショップとか、焼いた杉をお店に貼るワークショップをやろうと思ってます。
なぜグリーンズがこれをやり、何につながっていくのか
今回「ANDON」をつくり上げていくチームとしてなにをしたいのかについては、鼎談でたっぷりと聞きましたが、グリーンズとしてあるいは小野裕之個人として、この事業をやることにどのような意味があるのか、そのあたりをもう少し深く聞いてみました。
小野 今は不安定な時代なので、ソーシャルというものを知りたいし自分たちもやっていきたいという欲求が社会全体で高まっていると思うんです。でもそれに答えるにはストーリーだけでは限界があって、それが最近のグリーンズの限界でもあると思うんですが、いくら言葉で語っても実際のアクションがない限りは、つぎの成長や変化につながらない。
だから、話し合うことが大事なのはわかった上で、個人的には、今はあまり語ってばかりいないで、普通にいいお店をつくることがしたいんです。僕自身にとっても、すごく新しいチャレンジですし、それで、周りにもなにか感じ取ってもらったり、いい影響があるといいですね。
このおむすびSTANDもそうですが、熱海でシェアハウスをやる予定もあるんです。熱海で「観光業が大事だ」とよく言われるんですが、観光業を担う仲居さんって実は離職率がとても高いですし、そんなに豊かなライフスタイルを営むことができていないんじゃないかということが気になってしまったんですね。
他の仕事の人とは休みが合わないし、街中は気軽に住めるようなマンションがなく、少し離れたところから車で通勤していてお酒を飲んで帰ることもできないし、休みの日に大型のショッピングモールに行くしかないみたいな生活をしてる人が多いということをよく聞きます。それじゃあ、観光が大事だっていう時に、本当に大事にしたいものは何なのかわからないですよね。
だから、空き家をシェアハウスにして、若い仲居さんたちが街中に住める場所をつくろうということになったんです。
そういうアクションが、今のグリーンズには必要なんだと今すごく思っているんですが、現段階では「小野がなんか意味わかんないこと言ってるけどとりあえずやらしとくか」くらいでいいと思ってます。もちろんうまくいかない可能性もありますし、いろいろ試してみてうまくいく方法が見つかったらそれをグリーンズに戻せればいいんで。
あとは、実際に自分たちが表に立って行動するだけではなくて、グリーンズが後ろ支えになって、一人でやるのが大変なことを一緒にやるという方法も編み出していきたいと思っています。
具体的には、たとえば、グリーンズが事業で稼いだお金の一部や寄付の一部を、greenz.jpの取材先の事業のステージアップやスケールアップに、投資したり融資したり、採用を支援したり、プロボノを送り込んだり、そんな感じですね。
NPOが事業に出資する枠組みというのは海外にはたくさんあって、グリーンズでもソーシャルデザインというミッションを達成するために出資することはまったく問題ありません。
greenz people(NPO法人グリーンズの寄付会員。月々1000円~の会費をいただき、それを原資にgreenz.jpを運営しています)の寄付金はもちろん記事を充実させることにも使うんですけど、取材先の次のチャレンジを一緒にリスクを取ってやることに使ってもいいと思うんです。なかなか踏み出せない一歩を踏み出すサポートをグリーンズができるようになればいいですね。
実は社会起業家支援の大先輩であるETIC.なんかはすでにそういう機能を果たしていて、ANDONも西武信用金庫とETIC.と東京都がやってる枠組みで、開業費用の一部を借り入れする予定にしています。
制度融資と言うんですが、西武信用金庫とETIC.がOKを出すと、低金利で融資が受けられます。すごく知名度のある制度ではないかもしれませんが、事業性が出しづらく、借り入れ実績もないスタートアップの社会起業にとってはありがたい仕組みだと思います。
クラウドファンディングもいいんですが、一回限りの要素が強いし、どうしても、お金を出してくださる方との長期的な関係も難しいところがあります。今回は参加型のリターンにすることで長期的な関係を築くことに挑戦してもいますが、そもそも銀行であれば預金者がいて銀行があって借り入れする人がいる長期的な関係だし、匿名性が高いから風通しもいいという意味で、別のよさがあるんです。
グリーンズも今後は新会社立ち上げとか事業立ち上げに、関われたらいいなと思っています。良いストーリーを持っているにも関わらず、どうしても経営面の未熟さを乗り越えられない取材先も多いので、greenz.jpで記事にして伝えるというだけでなく、そういったことも一緒に成長できたり、分かち合ったりするようなサポートをしていきたいですね。
これだけの熱い思いがあってオープンするおむすび STANDですが、出されるおむすびはきっと普通にすごく美味しいおむすびになることと思います。近所の方はもちろん、遠方の方も東京に起こしの際にはぜひ立ち寄っておむすびを食べるなり、ただ本屋で立ち読みするなりしていただければと思います。オープンは10月中旬の予定です!
– INFORMATION –
江戸時代の庶民の生活拠点「長屋」。それを縦に積み重ねたような8坪4階建てのタイニービルをおむすび屋や本屋がつまった「東京を楽しむ」新拠点にします!僕たちと一緒に場をつくる仲間を募集します!
東京を楽しむことをコンセプトにした現代版の長屋であるANDONでは一緒にこの場所を盛り上げてくれる仲間のことを「遊び人」「賢人」「大名」「大将」と呼んで、クラウドファンディング限定で大募集します。単なるお客さんの枠を超えて店づくりに参加してみませんか?
– INFORMATION –
ANDONは、両隣を大きなビルに挟まれ、約30年間立っている小さな小さなビル。面積はたったの8坪。この小さなビルを町の楽しみ方を知っている遊び人(お客様)たちと共に、おむすびスタンド・本屋・ギャラリーやイベントスペースなど様々なコミュニケーションを生む場をつくり、東京を楽しむための食とカルチャーの発信地にしていきます!
世界と日本を結ぶ東京、地方と東京を結ぶ起点となる小伝馬町。多様な文化や食で溢れるこの街「東京」を思いっきり楽しむための新しい拠点づくりをします。
<店長からのメッセージ>
お店づくりからメニュー開発、イベント企画のアイデアを一緒に出しあいつくっていくスタッフ(副店長候補、アルバイト、経理スタッフ)を募集します。
「こんなおむすびは絶対美味しい!」「飲食は経験した事がないけどこんなイベントやってみたい!」などスタッフやお客様のアイデアを聞きつつ楽しくやっていきたいと思っています。