いつもの飲み会の帰り道。ふと振り返って、「今日の会話は、全然中身がなかったな…」と寂しく思ったことはありませんか？

もちろんすべての飲み会が知的である必要はありませんが、「ありきたりなバーの会話を、もっと刺激的なものにしたい！」と思っている人は意外といるのかも。そんな方にオススメなのが、今回ご紹介する「RAISING THE BAR」です。
　

ニューヨークで始まるRAISING THE BARは、マンハッタンからブルックリンまで50軒のバーで、50の講義を展開するというプロジェクト。「飲んで、笑って、宇宙船の作り方を学ぼう」をコンセプトに、地元にあるニューヨーク大学やコロンビア大学の学生たちによって企画され、4月29日の一晩開催されます。

講義の内容は、「医療における人工知能の未来」「ジェンダーとわたしたちの脳」「進行中の世界的金融危機」などさまざま。それぞれの分野で活躍する一流の大学教授を招くのですが、教授たちも趣旨に賛同して無報酬で参加してくれているので、入場料は無料！人気のため既にチケットは売り切れとのことです。
　

同じ場を共有した人たちと深く話し合うことで、新しいアイデアが生まれることもある。難しく考えすぎず、「ビールを片手に会話を楽しみたい」という気持ちから始めれば、小さくても自分たちの手で、学びの場をつくりだすことができるかもしれません。

みなさんならバーに誰を招いて、講義を聞いてみたいですか？ぜひ教えて下さい！
　

[via Springwise.com]
（Text:山根大地）