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東京から70分。千葉の広大な牧草地に、星の集まるキャンプ場「一番星ヴィレッジ」がオープン!

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最近、いつ星空を見上げましたか?

雨の多いこの時期に星を見るのは、なかなか簡単ではありませんが、全国で梅雨が明け始める7月14日、東京から車で約70分の千葉県市原市に、星が集まるキャンプ場「一番星ヴィレッジ」がオープンします。

林道を抜けると、目の前には広大な牧草地(なんと東京ドーム13個分!)が広がります。その中心には、丸く枝を伸ばしたけやきの大木が一本。このけやきの下をステージにして、週末にはライブやワークショップも行われます。ステージ外でも、移動式映画館や、ツリークライミング、ドラム缶風呂、ビア・ガーデンなど、大人も子どもも楽しめる野外フェスのようなキャンプ場になっています。

すてきな映像が公開されていますので、御覧ください!

一番星ヴィレッジをプロデュースするのは、中野で開催され3日で3万人が来場したイベント「太陽と星空のサーカス」を手がけてきたチームとあって、内容の充実度にもセンスにも納得です。

みんな一緒に同じ方向を向きたい

一番星ヴィレッジを手がける小林宏明さんに、お話を伺いました。

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太陽と星空LLPの小林宏明さん

-これまで数々のイベントを手がけられてきたわけですが、今回はなぜキャンプ場だったのでしょう?

僕たちはいつもコンセプトを先に立ててからアクションを起こすんです。今回も、「みんな一緒に同じ方向を向きたい」という想いがコンセプトとしてあって、それを伝えるものとして、パートナーの菊池久志(映像監督、プロデューサー)と、まず「太陽と星空のサーカス」というタイトルでオリジナル映画を作りました。

この映画を僕らの創造する空間で観賞してもらう事を一つの大きな目的として、イベント「太陽と星空のサーカス」を開催しました。今回のキャンプ場というアイデアも、その延長線上にあるものです。

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牛舎では、牛、ポニー、ヤギとも触れあえます

-「みんな一緒に同じ方向を向きたい」という想いを持ったきっかけは?

ひとつのきっかけは、震災(東日本大震災)でした。震災の話というのは、バイアスがかかりがちで難しいので、この話はあくまで裏の思いとして聞いていただければと思います。僕たちはプロパガンダを掲げるつもりはないので。

震災は、年齢を超えて今を生きている人たち全員に間違いなく大きなインパクトを与えた出来事ですよね。僕らも東京で被災して、そこで、強引にある種の大きなパラダイムシフトを強いられました。あの瞬間、それまでの価値観が崩壊して、利害関係抜きにみんな手を取り合ったんですよ。体験したことはないけど、きっと戦後の日本も同じような感じだったんじゃないかと思うんですが。

でも、月日が経つにつれて、その新しい価値観や人生観が元のそれへと急速に逆戻りしている感覚が強くなっていきました。そこに戻ってしまうのではなく、今を、震災前以前とは少し違った、みんなが同じ方向を向いて手を取り合う時代の始まりの時期ととらえてもいいのでは?と僕もパートナーの菊池も思っていたんですね。どこかサブリミナルなレベルで今の東京に違和感を覚え始めていたんだと思います。

大切なところに立ち返れるような場に

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牧草地の周りには、気持ちのいい森が広がっています

-そういった想いを受けてつくられた映画「太陽と星空のサーカス」は、どんな映画なのでしょう?

星を探しに旅に出る女の子の物語です。映画を観た後、きっと側にいる誰かと一緒に星空を見上げたくなりますよ。詳細なストーリーは、ぜひキャンプ場で本編をご覧ください。この一番星ヴィレッジでは、映画の中の星が集まるサーカスの世界を表現できたらいいなと思っています。

新しいんだけど懐かしい感覚とか、大切にしなきゃいけない核の部分とかって、本当はすごくシンプルなもので、時代も国も超えて変わらないものなんだと思うんですよ。江戸時代も原始時代も、実はみんな同じようなことを話していたんじゃないかって。

一番星ヴィレッジには、映画「太陽と星空のサーカス」の上演の他にも、大人も子どもも同じ目線で遊べるイベントやワークショップを多数用意しています。これらを通して大切なところに立ち返れるようなものにしたいし、そういったことを直接的な言葉で伝えるのではなくて、そこにある空気から伝えられればいいなと思っています。

ここでする体験は、普通のキャンプとは一味も二味も違ったものになりそうです。一番星ヴィレッジは、星空が集まる夏の1ヶ月限定オープン。この夏は、緑の牧草に寝そべりながら、誰かと一緒に星空を見上げてみては?

 

一番星ヴィレッジ

所在地:千葉県市原市葉木176-1
期間:2013年7月14日~8月18日
(最終日の8月17~18日はイベント「太陽と星空のサーカス」)
* 7月14日はオープニングイベントとして俳優 三上博史氏と映像インスタレーションライブによる舞台「太陽と星空のサーカス」を上演

利用料金(1名1泊):
オートキャンプエリア…大人(中学生以上)1,500円、小学生 700円、小学生未満 無料、駐車料 1台 1,500円、5名以上での利用で割引有り
通常キャンプエリア…大人(中学生以上)1,500円、小学生 700円、小学生未満 無料、駐車料 1台 1,500円、5名以上での利用で割引有り、キャンプエリア外に一般駐車場有り
ディキャンプ(日帰り利用)…大人 1,000円、小学生500円、小学生未満 無料

OPENING EVENT 
舞台「太陽と星空のサーカス」 主演:三上博史
宙(そら)の学校 -Think the Earth Vixen
スペシャルライブ&トークショー、ワークショップ -BRICK&GLORY
月光の切り絵影 -BEBICHIN*ART
ツクルバノフロバ(ドラム缶風呂)-発明家集団ツクルバ
一番星おもてなしキャンプ -MAERCHEN CAMP
太陽と星空のシアター
星空のビア・ガーデン
その他、ライブパフォーマンス、プロダクトマーケット、フードマーケット、フリーマーケット、卓球、ツリークライミング、ディスクゴルフなど多数

詳細:http://star-village.jp
問い合わせ:info[a]star-village.jp
予約方法:サイト上のオーダーフォームもしくは電話(080-3449-2759)
主催・運営:太陽と星空 LLP