ニューヨークを拠点に活動する「ImprovEverywhere」。日常の街なかに突如現れ、即興のエンターテイメントを繰り広げるパフォーマンス集団です。
そんな彼らの新作映像が公開されました。今回のテーマは「Seeing Eye People(盲導人。英語で盲導犬のことを seeing eye dog といい、それをもじったもの)」。
歩きながらケータイをいじる人々に、ユーモアたっぷりの方法で注意をうながしてくれるこの企画。まずはこちらの映像をご覧ください!
今回街に現れたのは、オレンジのベストを着た「Seeing Eye People」。彼らが人々の”目”となって、道をガイドします。
その方法は、まさに盲導犬のよう。オレンジのベストにはリースが付いていて、後ろの人はそれを持ちながら歩くことで、ケータイに集中することができるのです。
前を見なくても大丈夫。
iPadをいじりながらでも大丈夫。
前方の安全確認もバッチリ!
1本のリースを複数人で持ってもOK。
思わず笑ってしまうような普段はありえない光景ですが、きっとこのパフォーマンスを見た人は「そういえば自分もよく歩きながらケータイを見てるよな」と普段の行いをふり返るはず。
誰かに注意をうながすときは、ただまじめに堅苦しく伝えるよりも、このようにユーモアのある方法で伝えたほうが、相手の心に届きやすいのかもしれません。ImprovEverywhereのユーモア、ぜひ見習いたいですね!
(Text: 宮本裕人)
[via Improv Everywhere]