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捨て方のリデザインでもっとまちにリサイクルを!持ち帰りOKの”おせっかい”なゴミ袋「Goedzak」

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新生活にむけて、引越しが多くなるこの季節。荷物を持っていくのも一苦労ですが、不要なものを捨てるのもお金や手間がかかって大変ですよね。かといってリサイクルショップへ持っていくのも面倒…。

そんなときに便利なのが、こちらのゴミ袋です。半分が黄色、半分が透明のゴミ袋はオランダの「Waarmakers」というデザインチームによってつくられました。大きく書かれた「Goedzak」という文字は、オランダ語で「おせっかい」という意味。

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何が「おせっかい」なのかというと…このゴミ袋、実は「中に入っているものを自由に持ち帰ってOK」という目印なのです!使い方は、まだ使えるけど必要ないものをこの袋に入れて、ゴミ収集所に置いておくだけ。これなら通り過ぎる人々にも目につきやすいですよね。

Goedzak2

もし、誰にも持ち帰られなかったら、どうなるの?そう思われた方、ご安心を。放置されたままの場合、最終的に提携するアムステルダムのリサイクルショップに回収され、新しい主人を待つこととなるのです。うまくできていますね!

簡単で、色んな人の目に留まりやすいこのプロジェクトは、私たちのゴミの考え方を少し変えてくれるかもしれません。

(Text:村上詩保)
[via springwise]