太陽光発電技術の進歩に伴い、以前に比べて高品質なソーラーパネルをより低価格で購入することが可能に。
グリーンエネルギーへの関心やエコロジー意識の高まりから、ソーラーパネルの設置を検討しはじめている家庭も少なくありませんが、いざ設置するとなると、「どの業者に依頼するべきか?」「どんなソーラーパネルが、自分の家に合っているのか?」「価格の相場は、いくらくらいなのか?」など、意外と悩みは多いものです。
そこで、購入の是非を判断する上で必要な情報を簡単に入手でき、家庭とソーラーパネル設置業者をつなぐオンラインプラットフォーム「Gridbid」が生まれました。
「Gridbid」は、ソーラーパネルの設置を検討している家主やビルオーナーが、それぞれに合った設置業者を探せるオンラインプラットフォームです。
大まかな流れとしては、まず、オーナーが、対象物件の所在地や屋根の素材・傾斜・方角、毎月の電気使用量などを入力して、ユーザ登録。ソーラーパネル設置業者は、このユーザ情報を元に、見積もりを提案したり、入札します。
このプラットフォームでは、価格のみならず、クオリティ・保証条件・実績などの観点から、独自の評価スコア「Gridbid Score」に基づき、各設置業者を評価。オーナーは、これらの情報をふまえ、自分の設置業者を決定できる、という仕組みです。
「Gridbid」の利用は、成約した案件にのみ課金されるルール。つまり、オーナーのユーザ登録や設置業者の見積提示や入札は無料です。ちなみに、このプラットフォームでは、開設初週の入札額が合計30万ドル超に至ったとか。
各家庭やビルオーナーとソーラーパネル設置業者をつなぐプラットフォームとしては、共同購入型プログラム「1BOG」もありますが、「1BOG」は、地域ごとに一定のオーナー数が集まらないと設置業者との交渉に入れないというのが難といえば難。個々の家庭が、それぞれの望むタイミングで、設置業者にアクセスでき、具体的な購入検討に入ることができる仕組みとして、「Gridbid」も有益な方策のひとつといえるでしょう。
[via Springwise]
ソーラーパネルの共同購入型プログラム「1BOG」の記事を読もう。