あるブースに通りかかると、美しく浮遊する物体に目を奪われました。
「何ですか?」と聞いてみると「これ、手紙なんです。」という返事。
実はこれ、手紙を紙製のモビールのようにして飾ることができる「watage」という作品なのでした。
Tokyo Designers Weekの「学生作品展プラス」では、約600人のデザインを学ぶ学生が「LOVE」をテーマに作品を制作しています。こちらはグラフィック部門の総合学園ヒューマンアカデミーの作品です。
ラブレターは「牡丹」「撫子」「千日紅」の3種類あり、切り込みの形に特徴があります。牡丹は「つつむ愛」で家族向け、撫子は「純粋な愛」で恋人向け、千日紅は「終わりのない愛」で友達向けと、それぞれの花言葉でさまざまな愛を伝えることができます。
心のこもった手紙はずっと手元に置いておきたいもの。引き出しの奥で丁寧にとっておくのもいいですが、「watage」のようにインテリアの一部として、日常に幸せを届けてくれるというのも素敵ですね。プレゼントをどう日常に溶けこませるか、手渡した後のストーリーのデザインはまだまだ可能性がありそうです。
ヒューマンアカデミーは他にも興味深い展示をしていました。こちらは、LOVEを表す「♡」以外のシンボルマークを考えようという企画。確かに心臓以外のモチーフでも、さまざまな色や形で愛を伝えることができそうですよね。
こちらのブース、とにかく楽しそうに自分たちの作品を紹介してくれるのが印象的でした。
グリーンズも「これからのLOVE」をテーマに green drinks Tokyo を開催予定ですが、きっとLOVEというテーマに取り組んで、LOVEって何だろう?と考えることで、自分自信にLOVEがあふれてしまったのかもしれません。
まさにLOVEの可能性は無限大、みなさんもLOVEをテーマに作品をつくってみてはいかがですか?
11月10日(木)開催の green drinks Tokyo に参加しよう!
TOKYO DESIGNERS WEEK 2011 に行こう!