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【TDW2011】バイオメディアとパーソナルファブリケーションの組み合わせ!”農”や”食”の次世代スタイルを提案する「Bio×FAB」

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greenz.jpでも度々紹介しているファブラボ (FabLab) 。そのFabLabが広めているパーソナルファブリケーションと、バイオメディアをかけ合わせた展示がTokyo Designers Week 2011で行われています。

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こちらは「食品をデザインする未来」というテーマで展示を行っている慶応義塾大学 SFC・田中浩也研究室の「Fabber」。

こちらは3Dプリンターを使用して、チョコレートや、チーズといった食品からシリコン等のどろっとしたものを材料として、PCで作成したデータの絵を作成するというもの。上の写真では車の絵を描いている途中です。

この技術が普及したら、子供が絵に書いたものでチョコレートの形をつくる、なんてことが家庭で可能になりそうです。

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続いて、こちらは早稲田大学 metaPhorest による「CyanoDrawing Kit」。光合成を行うシアノバクテリアを用いて、絵を描いていくというキット。

こちらのキットで用いられているシアノバクテリアは、光の当て方で移動を行うので、光の角度だったり、温度などを調整して、絵を描きていきます。”動いていく絵”というのもとても興味深いです。

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greenz.jpでもおなじみになりつつある3Dプリンターも置いてあります。

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一番奥に設置してあるのが、多摩美術大学+演算工房で行っている「アグリPOT」。水耕栽培とWebをかけ合わせたこのキットでは、気温、光、水位等の各種センサー、さらにWebカメラを使用してデータを計測し、計測されたデータは自動的にWeb上にアップされます。

SNSサービスにも登録でき、Webとの連動によって外出先でも植物の環境をチェック可能なんだとか。このサービスが浸透したら、家の中に置いている植物の状態をチェックできるようになり、いつのまにか枯れている、なんてことがなくなるかもしれません。

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自分たちでものづくりのプロセスを完結できるパーソナルファブリケーションは、まさに「これからのものづくり」に外せないテーマ。パーソナルコンピューターが普及して社会に大きな変化をもたらしたように、パーソナルファブリケーションが広まることで社会に大きなインパクトを与えそうです。

そんな未来のものづくりに少しでも触れられそうな展示にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2011 に行こう!