Funky Nurse というゲームをご存知ですか?単純なんですけど、なかなか手ごわいゲームです。そして、これはただのゲームではなく、10代〜20代前半のがん患者の子どもたちをサポートするために生まれたチャリティ・ゲームなのです!
プレイヤーは、子どもたちのがん病棟の看護師を操作します。子どもたちをハッピーにできるように、ご飯をしっかり届け、治療を行い、楽しい遊びを届けたりします。イラストはとてもかわいいのですが、やってみると意外と難しいです!!
ゲームはこちらからプレイ可能です → Funky Nurse
英国では、毎日6人の13〜24歳の子どもが、がんを患っていると宣告されています。年間にすると、2,100人です。10代〜20代前半のがん患者をサポートする Teenage Cancer Trust は、この世代の子どもたちの病棟は、小児病棟か一般病棟しか選択肢がなく、孤立感を覚えてしまうことを問題視して、その改善を目指して活動を行っています。
そして生まれたのが Funky Nurse 。オンラインゲームサイト Miniclip との連携して開発され、多くのユーザーに利用されています。Miniclip は2009年から、団体の無料広告や、ファンドレイジングイベントをサポートしています。
団体の取り組みにより、これまで17病棟が設置され、16病棟が今後設置の予定です。そのほかにも、子どもたちの学習支援や、その家族をサポートするネットワークを広げています。
ビデオゲームを通じて、10代〜20代前半のがん患者の子どもたちへのケア問題の改善を目指すこの取り組み。最初の関心を持ってもらうにはかなり効果的のように思います。楽しさの中でメッセージを伝えるこのようなアイデアは今後も増えていくといいですね!
ゲームを通じて、関心を高める!