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5月3日開催!FISHMANSのソーシャルビューイングに参加して、みんなで楽しい時間を共有しよう! “A Piece Of Future”

FISHMANS "A Piece Of Future"

5月3日、フィッシュマンズの日比谷音楽堂でのライブがUST生中継されます。さらに、そのライブの全国で各地での有志による「ソーシャルヴューイング開催」の呼びかけが行われています。

以前、greenz.jpでは、坂本龍一氏の韓国LiveをUST中継し、そのパブリックビューイングを行って、Liveの視聴体験をソーシャルメディアを通じて共有するという、坂本氏自身が仕掛けるソーシャルビューイング、「skmtSocialProject」の紹介を行いました。

「ソーシャルヴューイング」とは、ネット中継サービスの Ustream やツイッターを中心とした「ソーシャルメディア」を利用して、まるでひとつの場所に集まったような気持ちでライブ体験を共有しようとする、オーディエンス参加型の新しい試みです。具体的には、全国の有志を募り、それぞれの有志がそれぞれの会場の主催者となって、各会場で Ustream によるライブ中継をスクリーンやモニターに上映し、たくさんの人たちで視聴する場を用意することを指します。

Liveの様子がUSTで中継されているのを、パブリックビューイングを行いリアルの場でも集まって視聴することで、オンライン上でも、オフラインの場でも多くの人と感動を、同時多発的に共有することができる。このソーシャルビューイングという手法は、”これからのエンターテイメント”として注目に値すると考えています。

そんなパブリックビューイングを、今回、1987 年の結成時から現在に至るまで、今だ色褪せないバンド「フィッシュマンズ」が行うことになりました!


FISHMANS “A Piece Of Future”


ライブは2011年5月3日(火)17時半から。お時間のある方は、ソーシャルビューイングに参加して、素敵な時間を過ごされてはいかがでしょうか。

以下、プレスリリースを転載。

FISHMANS “A Piece Of Future”


Ustream “Social Viewing”

2011.05.03@HIBIYA YAGAI ONGAKUDO
Presented by FISHMANS+

2011 年 5 月 3 日(火・祝)17:30〜日比谷野外音楽堂で開催される「フィッシュマンズ」のライブを、Ustream で生中継。さらに、全国で各地での有志による「ソーシャルヴューイング開催」を呼びかけています。

デビュー20 周年、そしてボーカル佐藤伸治の 13 回忌を迎える今年、フィッシュマンズにとって思い出深い場所である「日比谷野外音楽堂」のライブチケットは、3000 枚が一瞬でソールドアウト。さらに去る 3 月 28 日に突然行なわれたドミューン(http://dommune.com)での Ustream ライブでは、わずか一晩で 9 万人を魅了し、ソーシャルメディア上での大きな話題となりました。

そこで、メンバーによる「このライブを多くの人に解放したい」との想いと、今回の東日本大震災による復興支援への想いにより、無料のネット中継の実現に加えて、さらに全国各地の有志による「ソーシャルヴューイング」の呼びかけを行なうことになりました。

今回のUstream中継は、東日本大震災のチャリティー企画として開催します。各会場の主催者はボランティアとして参加していただき、各会場も入場無料が前提となります。

この企画はFISHMANS+によるもので、フィッシュマンズの多くのミュージックビデオを手がけ、ライヴ&ドキュメンタリー映画”THE LONG SEASON REVUE”の監督でもある川村ケンスケが当日のライブ中継の映像演出を担当。またソーシャルヴューイングの呼びかけは、坂本龍一氏のネットライブで実績のあるメディアクリエイターの平野友康(デジタルステージ)らのチームが担当。リハーサル風景やライブ当日の設営風景やメンバー出演による楽屋風景も中継する予定です。

今回のライブ・タイトルは “A Piece Of Future” 。

「未来のかけら」と題された先にあるものは何なのでしょう。

フィッシュマンズとソーシャルメディアの組み合わせを意外と感じる人もいるかも知れません。
フィッシュマンズが輝きを放ったあの頃から幾時を経て、徐々にあらゆるものが停滞し、そしてあの 3 月 11 日に、日本中を大きな悲しみが襲いました。

今回の生中継とソーシャルヴューイングは、そんな今の日本を通り抜ける一筋の風でありたいと願っています。音楽が持つ力をもう一度感じ、ここからフィッシュマンズとあなたの、新しい未来がはじまっていくと信じて。新しい気持ちになれること。当日会場に来られなくとも、例えば、好きな場所に寝転んで夕暮れを眺めながらネット経由で参加してください。

あるいはカフェやレストラン、ライブハウスで、ボリュームをひとつ大きめにして聴いてください。家で、台所で、その場所の空気と匂いを感じながら、みんなで感じてみてください。そういう実験も、FISHMANS+(フィッシュマンズ・プラス)の活動の一部であり、この日に参加する人たちすべてが、新しい FISHMANS+のメンバーなのです。

メンバーだと思う人、はTwitterで #fms0503 のハッシュタグをつけて、このプロジェクトへの参加を宣言してくさい。

Profile
フィッシュマンズ!
ヴォーカリスト 佐藤伸治が 1999 年に惜しくも亡くなり、その後 21 世紀に入ってなお多くのミュージシャン、クリエイター、新世代リスナーからの熱い愛を集め続けている孤高のバンド。
1990 年代に生み出された 10 枚のアルバムと幾多の名曲達。フィッシュマンズのハイブリッドでどこか切ない音楽が鳴り響いた。レゲエ/ダブ/ロックステディを基 調に、ロック、ファンク、ヒップホップ……の要素を溶け込ませた、ハイブリッドなサウンド。そのサウンドの上でヴォーカリスト/ソングライター、 佐藤伸治は、ごく自然で、明け透けで、人生の核心をついた世界を描きだした。

ライブ概要

フィッシュマンズ “A Piece Of Future”
2011 年 5 月 3 日 (火・祝) 日比谷野外音楽堂
open16:45 / start17:30
(Ustream 中継は当日昼ごろから行います)

●視聴方法(無料)※ご自分のパソコンでご覧になるか、全国のソーシャルヴューイング会場に参加する方法があります。

オフィシャルサイト:http://fishmansplus.com/
USTREAM チャンネル:http://www.ustream.tv/channel/fishmans2011
Twitter ハッシュタグ:#fms0503

●出演
茂木欣一 (Drums) 柏原譲 (Bass) HAKASE-SUN(Keyboards) 木暮晋也 (Guitar) zAk(Engineer)飴屋法水(Sound Effect) 小山田圭吾 (Guitar) 勝井祐二 (Violin) カントゥス (Chorus) 沢田穣治 with Strings(Strings Arrangement) 永井聖一 (Guitar) 七尾旅人 (Vocal) ハナレグミ(Vocal) 原田郁子 (Vocal) Bose(MC) やくしまるえつこ (Vocal)

●チケット
指定席 6,800 円 (税込) /立ち見 5,000 円 (税込) ※すべてソールドアウト

●インフォメーション
SOGO TOKYO( http://www.sogotokyo.com/) TEL : 03-3405-9999

■ソーシャルヴューイングを主催したい方へ
FISHMANS+では、「ライブ中継の視聴会場」を主催する有志を募集しています。
日比谷野外音楽堂の“A Piece Of Future” をあなたの街へ。

これらの参加はすべてボランティアとなり、各会場の運営に関して「主催者」になって責任を持っていただきます。なお、各会場は例外なくすべて入場無料で実施していただく必要があります。飲食店やバー、ライブハウスなどの場合は、ドリンクや食べ物を有償で出すことは認めますが、入場自体は無料である必要があります。また、入場無料で飲食などの販売がない場合でも、ほとんどのケースが、著作権上は「商用利用」と見なされるので、音楽著作権団体「JASRAC」への事前申請と後日、著作権使用料の支払いが必要となります(これらの申請なしにソーシャルヴューイングを主催することはできません)。これらの申請と支払いは各会場の主催者が責任をもって行なう必要があります。詳細については、オフィシャルサイトで解説します。

◎詳しくはこちら:http://fishmansplus.com/guide/
■ソーシャルヴューイングの会場で楽しみたい方へ
オフィシャルサイトにて、全国有志によるソーシャルヴューイング会場をご紹介します。
5 月 3 日(火・祝)には、ぜひお近くの会場に足を運んで、FISHMANS+のライブに参加してください。

◎詳しくはこちら:http://fishmansplus.com/#where

■メンバーからのメッセージ

Message from Kin-ichi Motegi

2011 年フィッシュマンズはデビュー20 周年、そして佐藤伸治の 13 回忌を迎えます。
1991 年 4 月 21 日にシングル「ひこうき」でデビュー以来、20 年間色んな季節を過ごしてきましたが、 フィッシュマンズの楽曲は時が流れても古くなることなく、多くの人たちに愛されてきました。これは本当に幸せなことです。

一つの節目ともいえる今年、フィッシュマンズにとってたいへん思い出深い場所である「日比谷野外音楽堂」でライブを行うことになりました。

ライブ・タイトルは “A Piece Of Future” 。「A Piece Of Future」とは、佐藤伸治が生前書き下ろした (おそらく) 最後の楽曲で、1998 年『8 月の現状』ツアーで演奏していました。もし1999 年に彼が元気であったなら、この曲からレコーディングする予定になっていたのです。“未来のかけら” と題された曲の先に彼が見ていたものは何だろう…

今回ライブをすることに関して、メンバー&スタッフたちと昨年夏から何度も話し合いました。僕らが今「フィッシュマンズ」の名前のもとにできること。その時の皆の思いを集約するとこのライブ・タイトルにたどり着くような、そんな気がしました。フィッシュマンズの音楽を大切にひたむきに奏でることで、未来につながる光が射すことを信じたい。そういった思いです。

これからリハーサルに入ります。熱い気持ちを音に託して届けられるように頑張ります。期待していて下さい。皆で最高の時間を過ごそう!!

それでは会える日を心から楽しみにしています。

2011.2.3 茂木欣一

4 月 11 日。僕はスカパラのライブでメキシコに初上陸しています。街や会場で出会った人たちは、我々日本人が相当めずらしいみたいで、最初はものすごい勢いで凝視してきます。でもこちらが微笑みを向けると、とっても素敵 な笑顔を倍返ししてくれる事を知りました。

そして彼らは日本の震災の事をとても心配してくれていて、「我々はいつも一緒だ」と話しかけてきてくれます。子供たちも実に人懐っこくて、幸せな気持ちをもたらしてくれます。笑顔とは人の心を豊かにしてくれる大切な糧。本気で何かに夢中になること、そして本気で夢中になっている人を見ることもそう。

今ここにしかない瞬間を精一杯生きるというのは、最高の愛情表現なんだという事を、ここメキシコで今僕は改めて強く感じているところです。

Fishmans+(フィッシュマンズ・プラス)というのは1つの愛の記号だと思ってもらえれば嬉しいです。この名前のもと、「未来のかけら」の続きをつくるために仲間たちが集まって、愛情を吹き込んでいってくれました。元々は僕が、「”A Piece of Future”のスタジオ Ver.を今回作れたらなぁ」などと言ったのを、エンジニア zAk を中心にとてつもない尽力で作業が進められ、震災後もくじけず に完成まで漕ぎ着けたのです。

人の力というものは美しく、そして仲間というもののかけがえのなさを思わずにはいられません。このような時期にも関わらず参加してくださったすべてのアー ティストとスタッフに、この場を借りて感謝させて下さい。本当にありがとうございました。そして zAk。特に震災後、この曲のタイトルの持つ意味合いがとても大きくなる中、作業をまとめるのは大変だったと思います。

本当に本当にありがとう!!!!!

今朝とても久しぶりに、何年振りだろうか、佐藤伸治が夢に出てきました。それまで夢に出てきたサトちゃんは、通りの向こう側から見つめていたりとか、照れ 笑いをしていたりするようなものだったのですが、今回は新曲を持ってきて気合十分なサトちゃんだったのです。僕は耳をじっくりと澄まして、その最初のメロ ディを聞いた・・・そしてそこで夢は醒めちゃったんだけどね・・・でも彼はすごい集中していた。

「A Piece of Future」、未来は僕たちみんなにかかっている。ともに歩んで行きましょう。この曲が皆さんの心に届くことを願います。野音でまた。

メキシコ・シティにて。
2011.4.11 茂木欣一

未来のテープレコーダーに記録されたメッセージ今年でちょうど Fishmans デビュー20 年目にあたり、2 月頭から始まったこの(+)というささやかな違いのプロジェクト、思いがけない形で起こった震災からちょうどひと月後、さまざまな人と共有した音たちが花開くことになりました。

これから”再生”される音はあらかじめ決められた”未来”ではなく、そのカケラ(情報)を自分たちの手でえらびとった結果です。音楽の解放と共有によって、時間という概念の亡霊に囚われない”新しい人”が生まれることを願います。音楽は何かを伝えるために、あなたの前にまた姿をかえて現れるかもしれません

Text by zAk

■新曲紹介
FISHMANSの新曲の先行配信を開始しました。”A Piece Of Future “は佐藤伸治が生前書き下ろした最後の曲です。 「未来のかけら」の続きは、20 分に及ぶ巨大なナンバーになりました。ぜひ御一聴下さい。

レコーディング参加者:茂木欣一/柏原譲 /HAKASE-SUN/木暮晋也/zAk/勝井祐二/原田郁子/七尾旅人/カントゥス/Bose/小山田圭吾/UA/やくしまるえつこ/永井聖一/飴屋 法水/沢田穣治/大野由美子 and more

DIY HEARTS 限定で、タムくんことウィスット・ポンニミット氏がこの曲をイメージして描いた素敵なイラストが2種、同梱されています。(Text by DIY HEARTS)

“A Piece Of Future”
作詞/作曲:佐藤伸治
Jacket Designed by 宇川直宏
[配信先]

■DIY HEARTS (http://www.diystars.net/hearts/)
配信日 4/11~4/30 まで
*価格¥1,000~¥400,000 <価格は投げ銭方式です>
*DIY HEARTS で購入するとウィスット・ポンニミットさんのイラストがついてくる!
*DIY HEARTS の収益は東日本大震災復興支援に募金いたします。

■OTOTOY (http://ototoy.jp/music/)
*配信ファイル:DSD,WAV の高音質配信
*価格:¥1,500
*OTOTOY の収益は東日本大震災復興支援に募金いたします。

■iTunes Store
(http://itunes.apple.com/jp/album/a-piece-of-future-single/id431827738)
*配信ファイル:MP3 ファイル
*価格:¥900

本件に関するお問い合わせ info@fishmansplus.com

FISHMANS+ are….

· 茂木欣一 (Drums)
· 柏原譲 (Bass)
· HAKASE-SUN (Keyboards)
· 木暮晋也 (Guitar)
· 飴屋法水 (Sound Effect)
· UA (Vocal) * *は 5/3 の出演はありません
· 小山田圭吾 (Guitar)
· 大野由美子(mini moog) * *は 5/3 の出演はありません
· 勝井祐二 (Violin)
· カントゥス (Chorus)
· 沢田穣治 with Strings (Strings Arrangement)
· 永井聖一 (Guitar)
· 七尾旅人 (Vocal)
· ハナレグミ (Vocal)
· 原田郁子 (Vocal)
· Bose (MC)
· やくしまるえつこ (Vocal)
· zAk (F.O.H. Engineer)
· 佐藤伸治(”A Piece Of Future”Lyrics/Music)
· 村上隆 for Kaikai Kiki(Logo design)
· 菊池信哉 for Kaikai Kiki(Logo design assistant)
· 宇川直宏(”A Piece Of Future”Jacket Design)
· 川村ケンスケ(visual direction)
· 平野友康 for デジタルステージ(Ustream produce)
· 池田秀紀 for 弊めおと(Web production)
· 池田菜衣子 for 弊めおと(Web production)
· The Simple Society, Tokyo(Graphic design)
· 木原将人 for SOGO TOKYO ( Stage Producer)
· 佐々木繁雄 for Rui-s (Stage Director)
· 上甲洋滋( (Stage Director assistant)
· 西川一三(Sub Mixing for Ustream )
· 佐竹泰明(Monitor Engineer )
· 田鹿充(F.O.H assistant)
· 葛西敏彦(Recording Engineer)
· 株式会社 SHOUT!! (SR Company)
· 平山和裕 for BAGS GROOVE (Lighting Design)
· 阿部知之( Instrument Technicians)
· 丸山晋之介 for SMA( Instrument Technicians)
· 工藤文孝( Instrument Technicians)
· 藤原杏子 for aqua (Official Goods)
· 佐野敏也( Recording Coordination)
· 森本正樹 for FUJIPACIFIC MUSIC INC. (Music Publisher)
· 植田亜希子(Artist Management)
· 株式会社りぼん( Management office)
· 株式会社デジタルステージ(Support)