シベリアタイガーは
世界でも約500頭しかおらず、
絶滅が危惧されていますが、
密猟者による捕獲があとをたちません。
そこでWWFロシアは、
TシャツとAR技術を組み合わせた
キャンペーンを実施しました。
この動画をご覧下さい。
まず特別なデザインのTシャツをつくり、
リアルな店舗やオンラインで販売しました。
そしてモスクワのトレンディなショップに
特別なフィッティングルームを設置。
Tシャツを試着したり体に当てて
鏡のような画面の前に立つと、画面に銃弾が撃ち込まれ、
真っ赤な血で染まります。
トラが密猟者に見つかって撃ち殺される様子を
バーチャル体験できるようになっているんですね。
また、このTシャツを着てWEBカムに接続すると、
パソコンの画面上で、自分に銃弾が撃ち込まれます。
このTシャツの売上げは密猟者のワナを見つけたり、
取り除いた入りする活動に寄付されることになっています。
このキャンペーンはセレブを巻き込んだり、
ソーシャルメディアを活用することで社会に広まり、
密漁の問題を多くの人に知らせることに成功したそうです。
仕組みも面白いですが、このTシャツ、
デザインそのものがかなりカッコいいですよね!
ぜひ日本でも発売してほしいです。