DIY = Do It Youself. (自分で作ろう)
元来は、住まいを自分で補修・改善し、快適な生活を実現しようという概念でしたが、最近ではより広義に、「自分でつくる」という意識やライフスタイルをも指す言葉です。自分の好みに合ったオンリーワンを自分の手で作ることができるのは素敵なことですが、現実は「何からどうやればいいのかわからない」という人も多いかも…。そこで、ステップ別にオススメなDIY系ウェブサイトを選んでみました。
ステップ1. DIYなアイデアを探す
米DIY誌「Ready Made」では、住まいや家具・ガーデニングはもちろん、PCの自作や食のレシピまで、幅広いジャンルを扱っています。同様に多くの分野をカバーしている米紙「MAKE」では、「試しにやってみた」系の実験記事も掲載されているので、実際、自分が取り組んだときのイメージが湧きやすいかもしれません。また、日本語のものづくり応援サイト「dododay」では、「腕自慢コンテスト」が定期的に開催されており、ユーザ間で作品やワザを共有しあっています。このほか、ちょっとしたアイデアなら、住まい系情報ブログメディア「Re-Nest」や「DIY Ideas」、「TipNut」も参考になりますよ。
ステップ2. 作業のプロセスを詳しく調べる
作業のプロセスを理解するためには、文字だけでなく、画像や動画を通じて視覚でとらえると効率的。ハウツー系の動画を集めたプラットフォーム「Howcast」では、日曜大工はもちろん、リフォームやガーデニングなど、多種多様なDIYプロセスを動画でチェックできます。また、ステップバイステップの画像チュートリアル集「Instructables」なら、画像と文字と両方で確認しながら、作業を進められますよ。家具のマニュアルで秀逸なのは、「Recession Design」の無料マニュアル。こちらのリンクをクリックするとPDFファイルでダウンロードでき、一般的なホームセンターで市販されているグッズで家具を作ることができます。このほか、住まいにまつわるDIYを中心に画像付きマニュアルを掲載している「DIY Network」、必要な工具や大まかな予算もチェックできる「DIY Life」もあわせてどうぞ。
ステップ3. 材料や工具を探す
作りたいものが決まり、作り方もだいたいわかったら、次は材料や工具をそろえる必要がありますね。ホームセンターではポピュラーな工具や木材・ねじなどがそろっているので、直接足を運んでみましょう。わからないことを店員さんに確認できるので安心です。近所にホームセンターや工具店が見当たらない場合は、オンラインショッピングを利用するのも手。楽天市場の「ガーデン・DIY」コーナーやAmazon.co.jpの「DIY・工具」コーナーのほか、東急ハンズのネット通販「ハンズネット」やコメリの「コメリ・ドットコム」などで、必要なアイテムを探してみましょう。
DIYの利点は、専門業者に委託するよりも安価で、しかも自分のニーズに合ったものができること。また、すべてを自分でやりきることで、充実感や達成感を得られますし、自然とモノへの愛着も湧いてくるでしょう。ただし、専門技術を持たない人の作業ゆえ、使用上の不具合や欠陥による危険が伴う可能性があることには、留意が必要です。
とはいえ、DIYというアイデアは、「お仕着せ」の既製品を受動的に消費するという従来のスタイルから脱皮し、新しい生活の自由度を得られるひとつの方策とはいえそうです。「今度の休日、何かやってみようかな~」と考え中の方は、これらのウェブサイトを参考に、DIYにトライしてみてはいかが?
[まとめ] DIY系おすすめサイト一覧
・ Ready Made
・ MAKE
・ dododay
・ Re-Nest
・ DIY Ideas
・ TipNut
・ Howcast
・ Instructables
・ 「Recession Design」の家具用フリーマニュアル(※PDFファイル)
・ DIY Network
・ DIY Life
・ 楽天市場「ガーデン・DIY」コーナー
・ Amazon.co.jp「DIY・工具」コーナー
・ 東急ハンズのネット通販「ハンズネット」
・ コメリ「コメリ・ドットコム」
「日本DIY協会」の情報をチェックしよう