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ただ今COP15開催中。ごはんどきは、カロリーではなくココに注目せよ!

Creative Commons, Some Rights Reserved, Photo by sonicwalker

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食事のメニューを選ぶとき、何に気をつけますか?味?値段?それとも、カロリー?12月7日から始まったCOP15にちなんで、食事のカーボンフットプリントにも、気をつけてみませんか?

食品や食事のカーボンフットプリントを楽しく計算できるサイト。それが、今回紹介する「Eat Low Carbon Diet Calculator(低炭素ダイエット計算機)」。”持続可能な未来に向けたフードサービス会社”を目指すアメリカのカフェチェーンVon Appetit Management Companyが、消費者に食事と地球温暖化の関係について知ってもらうために、昨年から運営している。

世界中で排出される温暖化ガスのうち、1/3は食に関するものだと、ご存知でしたか?
食事のたびに気候変動を防止するパワーを、あなたは持っているのです!

Eat Low Carbon Diet Calculatorのトップページには、そんなメッセージが。

空のフライパンの中に、食べ物や飲み物の写真をドラッグしてみよう。フライパンの中に入っている食品のカーボンフットプリントの合計が、ページの右側にある大きな温度計にグラム単位で表示される。

たとえば、朝食に目玉焼きとジャムを塗ったトーストとサラダを食べ、ミルクを飲む人は、それぞれのメニューや食品をフライパンの中にドラッグしてみる。すると、この朝食1食分のカーボンフットプリントは1136g-CO2(グラム.シーオーツー/CO2換算グラム)であることが分かる。

breakfast_1

ちなみに、私は先日友人と、ローストビーフを食べに行ったのだが、そのときの食事(ローストビーフ、マッシュポテト、シザーサラダ、パン、赤ワイン、ケーキ、カフェラテ)のカーボンフットプリントを計算してみたところ、なんと全部で6,611g-CO2!!

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Eat Low Carbon Diet CalculatorのQ&Aによれば、1日の食事のカーボンフットプリントが4,500g-CO2を超えてしまうのは、高カーボン・ダイエット。牛肉、チーズなどの乳製品、旬でない野菜、そしてフードマイレージの高いトロピカルフルーツなどは、特に高カーボン(※1)ということなので、要注意だ。

反対に、低カーボンダイエット食材は、魚や地元で生産される旬の野菜やフルーツ。そして鶏肉も、牛肉と比べるとカーボンフットプリントが低め(※2)だ。

偶然にも、野菜や魚を中心とした低カロリー食は、低カーボン食であることが多い。

ぜひ今年の冬のダイエットは、低カーボン食で!

※1 Eat Low Carbon Diet Calculatorで割り出されるカーボンフットプリントは、アメリカ国内の食品生産・調達の現状を反映したものなので、日本で食事をする場合のカーボンフットプリントとは多少異なります。
※2 牛は炭素含有量の高い温暖化ガスであるメタンを多く排出するため。なお、日本の場合は、国産牛の餌の多くが輸入されるため、その分のフードマイレージも加算されてしまう

自宅の電気機器やシャワー、ガスコンロなどの利用によるCO2排出量を算出するならコチラ