カンヌ国際広告祭の受賞作から、
今回はビジュアルショックで
目を覚まさせるアプローチのものをご紹介します。
●Rodney District Council : Grenad
車に、爆弾で衝突事故と同じくらいの
衝撃を爆弾与えて破壊。
それを芸術作品のように展示し、
スピードを出しすぎることの恐怖を訴えます。
動画はこちら…
●UNA SWEDEN:PAIR OF JEANS,DRESS,SHOES…
ボロボロになったカジュアルな服やハイヒール。
これは、グルジア紛争で亡くなった人が
身につけていたもの。爆撃が終わっても、
難民になったりする人が続出しています。
問題は、まだ始まったばかり。
解決のための寄付を募っています。
若い命が失われるのを見るのは心が痛みます。
シリーズで、服のほかに
車のパーツやアパートなどがあります。
事故や事件のイメージを
そのまま伝えてしまうとあまりに残酷で
目をそむけられることがあります。
でも、見る人の興味をそそったり、
想像力を刺激する伝え方だと、
視覚から入った情報が思考をともなって
記憶に残るので、より効果的に伝わります。
そのままだと後味の悪い素材を、
どうやって食べやすく料理するか。
そこにクリエイティビティが求められるんですね。