カンヌのソーシャル広告、今日は印刷媒体に贈られる
プレスライオンからのご紹介です。
●BOXER(Prostate Cancer Foundation)
パンツはいてる下半身のようだけど、
なんだかおかしい。
メッセージは、
“PROSTATE CANCER?
A BLOOD TEST WILL TELL YOU.”
(前立腺がん?
血液検査が教えてくれますよ。)
そう、ひじの部分にパンツを
はかせてるんですね。
で、採血することでがんが防げると
言ってるんですね。
●CAKE(INTERNATIONAL SOCIETY FOR HUMAN RIGHTS)
金正日など、独裁国家のトップの顔に
ケーキがぶつけられています。
メッセージは、
「世界人権宣言の60周年を祝福します。」
平和を願う人たちの気持ちを
代弁してくれるかのような
気持ちいい広告です(笑)。
●MARIA MCHUGH(National Disaster Search Dog Foundation)
がれきなどの画像に方眼がついていて、
左下に、方眼の位置と人の名前が書かれています。
目では見えないけど、そこに人がいる
ということなんですね。
“Sometimes human eyes aren’t enough.”
(人間の目も、頼りにならないときがあります。)
これは、災害救助犬基金のポスター。
人間の目では見えないものも、
犬は見つけることができる、ということです。
ちょっとした工夫で、紙だけのポスターでも
インタラクティブ性を持たせることが
できるんですね。