このスタイリッシュな照明付きサイドテーブル、実はリユース家具です。もともと何だったか、分かりますか?
All rights reserved Reestore Ltd.
正解は、ドラム式洗濯機のドラム!
手がけたのは、英国のエコ・デザイン会社、Reestore。
現代風な仕上がり、ファブリック、そしてとりわけスタイルにこだわりたいから、いわゆるエコ素材は使わない。(中略)環境への配慮は、美の追求や製品の魅力を妥協することではない。
そう主張するだけあって、Reestoreが発表する作品は、ユニークでモダンでデザイン重視のものばかり。いわゆる粗大ごみでできてはいるものの、値段は決して安くない。たとえば、すでに紹介したテーブルは、380ポンド(約52,000円)もする。デザイン性や機能性には優れているのだ、という自信が伝わってくる。
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“Annie”と名付けられたイス。ショッピングカートからつくられた。Reestoreの製品には、すべて代表者Maxの友人や家族の名前が付けられている。
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手押し車と中古イスの足を組み合わせてできた“Gordon”。
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存在感ばつぐんの机”Deborah”の素材は飛行機の翼。
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再生プラスチック製のごみ袋スタンド”Ben the Bin”は、2007年にMaxが英国版「マネーの虎」に出場して得た出資金で商品化されたもの。
カタログに載っていない作品が単発で誕生することもある。Reestoreでは、粗大ゴミのリフォームも請け負っているからだ。
2020年には家庭ごみ用の埋め立て処分地がすべて埋め尽くされてしまうといわれているイギリス。3Rに加えて、リペア(修理)とリフォーム(再形成)にも心がけるReestoreは、今後も注目を集めていきそうだ。
Reestoreの作品をチェックする
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