アメリカの超大物俳優、ブラッド・ピットが環境団体と協力して、ハリケーン・カトリーナの被害に会ったニューオリンズにエコハウスを建てようという計画に積極的に参加中だ。
アメリカ・ニューオリンズをこっぴどく襲ったハリケーン・カトリーナ。今もがれきの山は残り、家を失った多くの人が生活に困っているという。
そこで、ブラット・ピットが環境団体「Global Green」と協力し、ニューオリンズに建てるエコな集合住宅の案を募集。多くの応募の中から選ばれた、すでに建設中のエコ住宅プランを、カトリーナ来襲2周年を迎える少し前の2007年8月に発表した。
「2年前に起こったのは、人が災害を作ったということでした。この建物は、人が作ったこの災害から立ち直る解決法を提供します。そして、手ごろで上質の生活をも提供することを保証します。」とブラッド・ピット。
建てられているエコハウス群は、18棟の集合住宅に、5軒の一戸建て、およびショップスペースなどもついた、ある意味コミュニティのような機能を持った場所。太陽光発電や、風雨を計算したデザインで、光熱費を大幅にカットし被災者のくらしを圧迫しないよう、設計されている。また環境破壊にならない、管理された森から切り出した安全な木材で家を建て、大豆を材料に使った断熱材に、小麦から作ったボードを使っている。
ブラッド・ピット自身は、もともと建築を学ぶのが好きで、その知識が、今回のプロジェクトに生かされたもよう。
エコロジーだけじゃなくて、お金もCO2も節約できる家、ステキですね!