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ひとり、またひとり…。子どもが消えていくコンサートが、世界の子どもを危機から救う!?

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世界ではいまも、飢えや栄養失調、汚染された水、ワクチンの欠如により、たくさんの子どもたちが命を失っています。今日は、貧困で命の危機に瀕している子どもたちのために、昨年ドイツで行われたアクションをご紹介します。

ドイツの慈善団体「International Children’s Fund」は、11月20日の「世界こどもの日」にちなんで少年合唱団のコンサートを企画しました。コンサートは、たくさんの子どもたちのコーラスで始まります。そして、曲が進むうちに、ひとり、またひとりと舞台を去っていきます。そして最後にはひとりに。ひとりになった少年が「Mad World(狂った世界)」と歌いあげ、歌は終わります。

そこで彼は言います。

世界では3秒にひとり、小さな命が奪われています。あなたの寄付でこの悲劇を止めることができます。International Children’s Fund.comを訪れてください。

感情を揺さぶる歌のあとにつぶやかれる、シリアスなメッセージ。単なるチャリティ・コンサートにはない驚きが心を揺さぶります。

この模様は動画としてYouTubeにアップされ、iTunesで楽曲を買うことで広く寄付を集める仕組みにもなっています。ただ人を呼ぶ、だけではく、動かすことを意識したアイデアが光っていますね。

この歌のような切ない歌声ではなく、子どもたちの楽しい歌声が響く世界が来ることを願ってやみません。

まずは見てみよう、聞いてみよう