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【イベント】7/24(金)・25(土)・28(火)・29(水) 仕事旅行しませんか?「地域密着のジャーナリストになる旅 × STAND UP WEEK」

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。


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今回の旅先は東日本大震災の翌日に、手書きで壁新聞を作成し、情報を伝え続けた新聞社として一躍ヒーローとなった石巻日日新聞です。国内外から賞賛された行動ですが、武内さんは、地域に住む者として特別なことではなく、ごく自然な流れだったと話します。

震災当日は、ちょうど夕刊紙の印刷が終わる頃に大きな揺れを感じて、その後幾度となく押し寄せる津波が落ち着いたのは、夜になってからだそうです。紙に印字する輪転機も水没してしまい、動かせなくなってしまいました。社内で翌日の新聞発行を協議中に、紙に直接記事を書いて新聞を発行する、壁新聞のかたちになったといいます。

当初の壁新聞内容は被害の状況が主な記事で、手書きの文字に緊迫した状況が想像できます。次第に日にちが経過するにつれ、支援物資の情報や避難場所の人数、ボランティア情報など、被災者の生活のための情報にシフトしています。これは辛い記事ばかりだと、読む方の心が折れてしまうのではないかという配慮からだそうです。

毎日の取材活動も自らも被災者になってしまった地元紙ならではの、葛藤があったといいます。ガソリンが不足していた中、少人数でおこなう取材活動では、どうしてもスピードなどの点で、大手のメディアに遅れをとってしまうことが、少なくありませんでした。

そんな中でも、たくさんの生きることを見てきたメディアとして、常に地域に寄り添い、必要とされる情報を正しく届けるということ大切に、取材活動をされています。

地域に根ざした場所で働く
以前は記者として取材活動をおこなっていた武内さんですが、現在は石巻NEWSéeを拠点とし、活動されています。

この場所は石巻日日新聞百周年記念事業として、人々が交わり、交流する場として開設されました。毎日、県内外からたくさんの人が訪れていて、先日は英国のウィリアム王子もご訪問されていました。

訪問される方の中には、就職前に一度石巻を訪問しようと思い続けようやく来ることができたと感激する男子学生や、(この方は、結局そのまま石巻に住んで活動をしているそうです。)武内さんのお話を伺って、その内容を文章にまとめているうちに、ジャーナリストの道へすすんでいった方などは複数いらっしゃるそうです。

こちらの場所も、地域に根ざした場所になりつつあるようです。

この旅で出来ること
この旅では、石巻日日新聞本社で夕刊発行業務を見学したのちに、被害の大きかった門脇エリアや震災後再開している企業を取材し、記事にします。

ジャーナリストに興味がある方はもちろん、石巻のいまの姿に興味がある方、武内さんの熱い話を聞きたい!といった方も大歓迎!

・歩んできた道のりを聞く!
石巻日日新聞本社で新聞発行業務や石巻NEWSéeで壁新聞を含む石巻のいままでを実際に見ることができます。夕刊発行の現場を見学しながら、武内さんにここだけの話を聞いてみてください。

・ジャーナリストの仕事の楽しさと難しさを体感!
震災で被害にあったエリアや企業を実際に取材し、記事にします。お話の伺い方や文章のまとめ方などを考えながら、取材の楽しさや大変さなどを体感してみてください!

・友人になる!
旅の友は心の友!
こちらの旅はSTAND UP WEEKの会場近くで解散となります。
ぜひ、一緒に参加された方やお客様と、乾杯しましょう!
旅をきっかけに新しい繋がりを育んでいただければと思います。

「地域密着のジャーナリストになる旅 × STAND UP WEEK」

【日時】
7/24(金),25(土),28(火),29(水)
10:00〜17:00 (7時間00分)

【会場】
株式会社 石巻日日新聞社

【住所】
宮城県石巻市双葉町8−17

【定員】
5名
(最少催行人数:1名)

【参加料】
1名:8640円

【申込み先】
下記ウェブサイトよりお申し込みください
(催行日7日前締切)

【ウェブサイト】
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/316?flg=food