ISSUE☆連載 HOW TO BE A GOOD NEIGHBOR

3 years ago - 2013.09.21

SHARES  

鹿児島の「音・創・食」を大満喫!全員参加型のフェスティバル「グッドネイバーズ・ジャンボリー」[イベントレポート]

2013年8月31日開催された「グッドネイバーズ・ジャンボリー2013」
2013年8月31日開催された「グッドネイバーズ・ジャンボリー2013」

イベントを主宰する坂口修一郎さんのインタビューや、会場でのユニークなゴミステーションの仕組みなど、グリーンズでもたびたび取り上げてきた、鹿児島の野外フェス「グッドネイバーズ・ジャンボリー」が、8月31日に開催されました。こちらでは、鹿児島の音楽・創作・食の魅力がたっぷり詰まったイベントの様子を、リアルにお届けしたいと思います。

これまでと同様、野外フェスの会場となったのは、南九州市にある「かわなべ森の学校」。1990年に廃校となった旧長谷小学校を活用したアート文化拠点です。旧校舎のほか、昭和8年建築の木造講堂も、バリバリの“現役”。深い緑の森に囲まれたレトロな空間が、日常の喧噪を忘れさせてくれます。

会場となった、かわなべ森の学校。手前が木造講堂で、奥が旧校舎
会場となった、かわなべ森の学校。手前が木造講堂で、奥が旧校舎

グッドネイバーズ・ジャンボリーの「音」

野外フェスといえば、やはり音楽。台湾から来薩したアーティスト・Suming(スミン)は、台湾先住民族・アミ族に伝わる、雄大で力強いサウンドを聴かせてくれました。ちなみに、最後の曲はSumingを中心に参加者全員が輪になって、歌い、踊る!というもの。“全員参加型のフェスティバル”というグッドネイバーズ・ジャンボリーらしい趣向です。

Sumingの最後の曲でのパフォーマンス。参加者全員が大きな輪になって、歌い、踊ります。 Sumingの最後の曲でのパフォーマンス。参加者全員が大きな輪になって、歌い、踊ります。

以前グリーンズでも採り上げた、地元・鹿児島のパフォーマンス集団「otto & orabu(オット・アンド・オラブ)」は、第1回イベントから4年連続で、今回も出演。1時間にわたり、型にはまらない心地よいズレと野性味あふれるパワフルな叫び声のフュージョンで、多くのファンを湧かせていました。

しょうぶ学園から生まれたパフォーマンス集団「otto & orabu」
知的障がい者施設「しょうぶ学園」から生まれたパフォーマンス集団「otto & orabu」

グッドネイバーズ・ジャンボリーの「創」

グッドネイバーズ・ジャンボリーは、音楽だけでなく、クラフトやアートといった創作活動が楽しめるのも魅力。手づくりキャンドルメモ帳づくり真鍮スプーンづくりなど、様々なワークショップが開催されました。とりわけ、ダンボール製のミニチュアハウスに布やボタンなどを自由にデコレーションする「DanballHouseワークショップ」では、多くの親子が真剣なまなざしで、“理想の家づくり”にチャレンジしていたのが印象的です。

親子で理想の家を創る「ダンボールハウス」のワークショップ
親子で理想の家を創る「ダンボールハウス」のワークショップ

グッドネイバーズ・ジャンボリーの「食」

野外フェスは、飲む・食べるも楽しみのひとつですね。さつま揚げや「がらんつ」と呼ばれる干いわしをおつまみに、芋焼酎を楽しめるのは、鹿児島の野外フェスならでは。小腹がすいたら、鹿児島の郷土料理・鶏飯(けいはん)や黒豚ラーメンなどで腹を満たし、休憩タイムは、ジェラートやコーヒーでリラックス。のんべえさんや食いしん坊さんも、大満足で一日中楽しめます。

鹿児島のスペシャリティコーヒーブランド「ヴォアラ珈琲」も出展。屋台で一杯づつ丁寧に淹れてくれるコーヒーは格別
鹿児島のスペシャリティコーヒーブランド「ヴォアラ珈琲」も出展。屋台で一杯づつ丁寧に淹れてくれるコーヒーは格別

飲み食いしたら、後片付けもお忘れなく。このイベントでは、鹿児島市を活動拠点とする「サクラ島大学」が中心となり、ゴミの分別回収が実施されました。使用済みの食器や容器はスプレーを使って水で汚れを落とし、布や新聞紙を使って水分を拭き取ってから、指示された収集コーナーに入れるという流れ。水入りスプレーや古布・新聞紙はすべて「ゴミステーション」と呼ばれるスポットに備えられており、手順はスタッフさんが丁寧に教えてくれます。親子で一緒に後片付けをする姿も多くみられました。

ゴミステーションの様子。水入りのスプレーで容器を洗い、布や新聞紙で拭き取ってから各収集コーナーへ。 ゴミステーションの様子。水入りのスプレーで容器を洗い、布や新聞紙で拭き取ってから各収集コーナーへ。

普段、鹿児島から遠く離れた場所で生活している私も一日限定の“グッドネイバー(善き隣人)”となって、ステキな隣人の皆さんとともに、鹿児島の「音・創・食」を満喫させてもらった、「グッドネイバーズ・ジャンボリー2013」。
また来年、きっと、うかがいます!その日を楽しみに。

「グッドネイバーズ・ジャンボリー2013」に関する記事を読んでみよう!
グリーンズ特集ページ「HOW TO BE A GOOD NEIGHBOR」

writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

AD

infoグリーンズからのお知らせ