都会のオフィスといえば、無機質なコンクリートジャングルをイメージしがちですが、自然の木々が絶妙に溶け込んだ、こんなオフィスはいかがでしょう?
パリにあるこのオフィスは、仏設計事務所「Christian Pottgiesser Architecturespossibles」が、19世紀後半の鉄筋フレーム製ホールを活用して建築したもの。オークなどの木々を植え、緑あふれる空間になっています。
デスクの間から木々がニョキニョキ。個人のワークスペースは、プレキシガラス製のパーティションで区切られています。
吹き抜けの天井から自然光が明るく差し込み、開放感がありますね。天井に向かってグーンと伸びる木々の生命力を感じるだけで、クリエイティビティが刺激されそうです。
会議室の天井も、このとおりのガラス張り。一見、些細なことのようにも思えますが、自然と入ってくる明るい光や開放的な雰囲気が、会議の生産性を向上させてくれるかもしれません。
わがgreenz.jpでも、2009年、「森の家」プロジェクトに取り組んでいましたが、このほか、コクヨさんの「エコライブオフィス」など、自然をうまく取り入れ、環境に配慮しながら、人のクリエイティブな働き方をサポートするための新しいオフィスのカタチが日本でも生まれはじめています。
「オフィス」と「自然」という、これまで結びつきづらかった両者がうまく融合することによって、自然環境にも、働く人々のココロやカラダにも、ポジティブな影響をもたらしてくれそうですね。
[via core77 / CONTEMPORIST]
コクヨの「エコライブオフィス」について調べてみよう。