greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。
岡山県内のいわゆる限界集落は約1400箇所あります。増え続ける空き家、耕作放棄地。草刈や祭などの集落機能の低下、鳥獣害の被害の増加・・・。高齢化や人口減少が進む中、全ての集落がこれまでどおりの形で維持されることは難しくなるという懸念があります。
一方、主に移住者を中心に地方で活躍するクリエイターの存在が際だっています。西粟倉村では人口約1500人のうち、移住者が約5%を占めるほどになりました。また、県内の地域おこし協力隊は徐々に増え、84名(平成27年9月1日現在)です。
「面白くない現実を、面白い未来に」していくため、まだまだ、岡山県は、地域を変える人材を求めています。11月21日(土)に岡山県内の市町村が東京に集まり、合同募集説明会を行います。
説明会当日は、地域おこし協力隊OBの藤井裕也さん(NPO法人山村エンタープライズ代表理事)に任期中や任期後の活動について、お話していただきます。また、greenz.jpプロデューサーの小野裕之さんには、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化の観点から、地域おこし協力隊の「出口」としての起業について、お話していただきます。
今回、農家レストランの運営や空き家の活用などの募集があります。このような地域おこし協力隊の活動に興味のある方。ぜひこの機会にご参加ください!
また、地域おこし協力隊を経ずに、いきなり地方で起業することに興味がある方。空き家や廃校舎等を活用し、オフィスを設置するリノベーションなどの費用に対して補助金を受けることができる「農山村サテライトオフィス等誘致事業補助金制度」の説明があります。お越しください!
さらに、いきなり地方に移住することに勇気がない方。岡山県の山間部にある「山村シェアハウス」で1年間共同生活をしながら、総合的な「田舎力」を身につける「山村アカデミー」の説明が藤井裕也さんからあります。お越しください!
【日時】
平成27年11月21日(土)13:00~16:30
【会場】
とっとり・おかやま新橋館2階催事スペース
【住所】
東京都港区新橋1丁目11番7号
【参加料】
無料
【内容】
■トークセッション
NPO法人山村エンタープライズ代表理事 藤井裕也さん(美作市地域おこし協力隊OB)
ウェブマガジン「greenz.jp」プロデューサー 小野裕之さん(岡山県出身)
■参加市町村による募集内容PR
■参加市町村による個別ブースでの募集相談会
【トークセッション出演者プロフィール】
藤井裕也さん
86年岡山県生まれ。2012年4月より地域おこし協力隊として、岡山県の北端、人口700人の美作市梶並集落に移住し地域づくりに取り組み地域住民と協力して移住者を増やす。その後、移住したメンバーで地域人材の育成と還流・地域課題の解決を目指す組織、山村エンタープライズを設立。地域人材の育成プログラムの企画運営・農山村での不登校ひきこもり支援・林野高校での授業プロデュースなどを手がけ、日本テレビの報道番組NEWS ZEROの“桐谷美玲 my generation”のコーナーで 「“地方移住”学ぶシェアハウス」として紹介された。2015年より岡山県の地方総合戦略策定委員になったのを皮切りに、総務省地域再生マネージャーの斉藤俊幸氏に学びつつ地域づくりアドバイザーとしての活動も開始。
小野裕之さん
84年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、11年、副編集長に。12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。NPO法人グリーンズの事業戦略づくりと組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。
【申込み先】
こちらの申込用サイトからお願いします。
http://s-kantan.com/pref-okayama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=5476
【定員】
50名
【ウェブサイト】
説明会の詳しい内容はこちらのサイトで順次ご案内します。
https://www.facebook.com/pref.okayama.chiiki