いよいよ間近に迫った「アースデイ東京2008」。4月19、20日の2日間にわたって代々木公園で行われる同イベントで急遽、“肉体派”の大量募集が開始された。
アースデイ東京では、昨年からメインステージの電力供給にバイオディーゼルを導入。今年はサブステージにもソーラー発電と水素燃料を使用するなど、グリーン電力化が進行している。
その一環として本日、急遽決定したのが、「アースデイキッチン」のグリーン電力化だ。
「グリーン電力の原点に回帰する」というコンセプトで採用が決定したのは、「マンパワー発電システム(以下:MES)」だ。会期中に実施される「MESプロジェクト」では、メインステージ裏に100台の自転車型発電機を設置。それらを“発電部隊”がこぐことで得た電力を、アースデイキッチンの調理用電力として供給することとなった。
3月31日、日本体育大学の協力のもと行われた模擬試験では、時速60キロ相当の走力をキープすることで、もっとも電力消費が高まる午後2時時点の基準をクリアできることが実証され、MESの採用が正式に決定した。
MESプロジェクトでは、マスコット・キャラクターとして元競輪選手中野浩一氏の起用を決定。当日は一般の“発電部隊”とともに、中野氏も汗をかく予定だ。
応募資格は「時速60キロで2時間、自転車をこぐことのできる“肉体派”」
報酬は1日あたり3000rのアースデイマネー。
アースデイ東京では同時に「オーガニックメタンガス部隊」の募集も開始。
こちらはオーガニックサツマイモの消化によって発生するオーガニックメタンガスを回収することで、温暖化の阻止に貢献する一方、得られたオーガニックメタンガスを、アースデイキッチンの代替ガスとして用いるというものだ。こちらも1日あたり3000rのアースデイマネーを支給され、会場に牛を連れて来るなどの方法による「持ち込みメタンガス」は100ccあたり10rのアースデイマネーで引き取る予定だ。
自転車部隊、オーガニックメタンガス部隊はともに当日参加も受付中とのこと。
肉体派のあなたは、思い出づくりにぜひ参加されてみてはいかがだろうか?
というわけで“4月1日”のニュースでした。