大人気の中華料理店のお味は?
代々木上原で人気と聞いていた中華菜「老四川・瓢香(ピャオシャン)」へ、ようやく行く機会があった。なんでも、リピーターが多く予約なしではめったに入れない、と雑誌でも読んでいたので、今まで足が遠のいていた。しかし、いつも店の前を通るたびに、いちどはどんなお味か食してみたいと思っていた。
そうしたらどういう風の吹き回しか、息子が突然ランチをご馳走してくれるという。じゃ、あそこへ行ってみようか、ということになりランチの終わる時間帯にトライしてみた。
店の入り口は井の頭通りに面していて、我が家からは5、6分のところ。地下にある22席の店内はかなり狭い。ラストオーダーは14時。13時30分過ぎに入ったら、ふたり掛けのテーブルがちょうどひとつだけ空いていた。ラッキー。
時間もあまりないので、ランチの定食(メインが魚料理といろいろ野菜と肉の炒め物の3種類ある)から2種類頼んでシェアーする。前菜が3種にコンソメスープ、お代わり自由のごはんにメインがついて1,000円。お値段的にはリーズナブルといえようか。
- 前菜
- メインの魚料理
さて、お味といえば四川といってもそれほど激しく辛くもなく、何種類もの香辛料を、日本人好みにうまく使っている。複雑な味に上手にまとめあげられていて、なるほどね、という感じ。食器もシンプルでかわいらしい。私は肉を食べないから、魚と野菜を少々つまんでごはんをいただいたが、いちど夜に来て野菜や豆腐料理もトライしてみたいものだ。
デザートは、別に杏仁豆腐を頼んでみた。甘すぎずシンプルでとてもおいしかった。オーナーシェフの井桁さんは四川省で1年半の修行を積んできた方らしい。
- デザートの杏仁豆腐
コースのほうはわからないが、ランチは上品だから男性にはちょっともの足りないかも。どのテーブルも奥様方で占められていて楽しそうに語らいながら食事をしていた。