あけましておめでとうございます! greenz.jpを本年もよろしくおねがいします。編集デスクのスズキコウタです。この年末年始は「GOOD IDEA OF THE YEAR !!!」と題して、2015年の人気記事を月ごとに紹介しています。
9月は、なんといっても2年あまり続いた「リトルトーキョー」のクローズ。最終日のイベントは大雨の荒天だったにも関わらず、多くの人びとであふれかえり、ずーっと入場規制状態が続きました。改めて、みなさまありがとうございました。
そして僕は夏休みを利用して、かつて住んでいたこともあるサンフランシスコへ。
現地では、あのアリス・ウォーターズがオーナーをつとめる「シェ・パニース」で食事をしたり、僕にとってカリスマ的存在であるブライアン・ウィルソンのコンサートを観たほか、近隣のバークレーに住むgreenz.jpライターさんとリアル初対面したり。プライベートではもちろん、これからのグリーンズをつくるうえでも、とても実りある旅行でした。
そんな9月の人気記事はこちらです!
1番人気の記事
初期費用18万7000円。わずか2坪で年間売上750冊を達成! リトルトーキョーにある働き方の総合書店「小屋BOOKS」が実践した、狭小スペースの小商い by ARAさん
みなさんは、自分らしい仕事をしていますか?
グッドアイデアはある。実現すれば、きっと社会はもっと豊かになる。何より、自分の人生が楽しくなる!
そんな想像をしていても、店舗の賃貸契約や仕入れなどの初期投資を考えたら、事業化に向けて一歩を踏み出す勇気が持てない。自分らしい仕事を始めたいけれど、二の足を踏んでしまい、未だにスタートできていないという人は多いはずです。
今回、紹介する「小屋BOOKS(以下、小屋ブックス)」の店主・松井祐輔さんは、新刊書店という参入障壁の高い分野で、自分が信じたアイデアを実践し、ひょいっとハードルを乗り越えて、自分らしい本の仕事をスタートさせました。
松井さんは確信していました。自分の考えた「上手に本棚を活用する販売方法」を試せば、きっと本を読んでいない人にも新刊書籍を手に取ってもらうきっかけがつくれる、と。
東京都港区の虎ノ門にある、日本仕事百貨とグリーンズが共同運営している、自由に自分のやりたい仕事を試しながら参加できるコミュニティ「リトルトーキョー」に生まれた、わずか2坪の小屋で商う働き方の総合書店「小屋ブックス」。
そこで松井さんが実践した、無理なく始めることができる本屋さんの新しい形とは? 松井さんに、小屋という狭小スペースで試みた1年半の小商いを聞きました。(⇒ 続きを読む)
2番人気の記事
地方創生とは市民の自立。行政でなく“市民”がまちのことを決める自治の先進地、静岡県牧之原市に学ぶ、これからの地方自治体のあり方 by 甲斐かおりさん
「新しい施設より保育を充実してほしい」「もっと公園がほしい」「バスの便が増えると嬉しい」などなど、みなさんには自分の暮らすまちへの要望はありませんか? さらにその思いを不満や愚痴としてではなく、住民同士で話し合い、実現させる場があるでしょうか。
ここ数年、まちづくりを目的にしたワークショップはずいぶん盛んになりました。空き家の活用や観光・移住促進など成果が出始めているものもある一方で、そこに暮らす人の「生活」のことになると、話し合える場は意外に少ないのではないでしょうか。
そんな中、市民が市の基本方針を本格的に話し合って決めているという驚くべき自治の先進地があると聞いて訪れたのが、静岡県牧之原市。本来「自治」とは、住民自らまちのことを決めること。牧之原には、これからの地方自治体の理想像、「市民主体」のまちの姿がありました。(⇒ 続きを読む)
3番人気の記事
目標は、水不足のない未来を実現すること。ウィーンの大学生が発明した、サイクリング中に空気から水をつくりだす装置「Fontus」 by 水野淳美さん
どんな季節であっても、スポーツをするときに大事なのは、こまめな水分補給。でも山奥や田舎でのトレーニングなど、外出中に飲み水が必要になったとき、周りに自動販売機やコンビニエンスストアが見つからず、飲み水の確保に苦労した経験がある方もいるのでは?
そこで今回ご紹介するのは、自転車に装着できる「Fontus」という装置。なんとこの装置、自転車に取り付けて走行するだけで、水をつくりだしてくれるというのです!(⇒ 続きを読む)
2015年9月の編集デスク・スズキコウタのお気に入り記事
対立がある場所にこそ、対話が必要! 本当の平和とは何かを探る、ヨハン・ガルトゥング博士と安倍昭恵総理夫人による「積極的平和」対談 by 谷崎テトラさん
コウタ 戦後70年だった、2015年。「一メディアとして、何か発信をしたいね」と編集部メンバーやライターと話していたなか、谷崎テトラさんからこの対談の記事化を提案いただきました。
一番の成果は、安倍政権の賛成派・反対派、安保の賛成派・反対派、それぞれの派閥が「読む価値あり」といってくれたこと。そして、率直に双方が違和感と同感を発信しているツイートが目立ったことでした。
これぞ、多様性あふれる記事を発信するグリーンズの真骨頂。(⇒ 記事を読む)
みなさんのお気に入りはありましたか?
10月編もどうぞお楽しみに!
– INFORMATION –
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