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月刊ソトコト編集長の指出一正さんはどう読んだ? greenz people しか読めない『グリーンズ編集学校の教科書』の感想をいただきました!

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『グリーンズ編集学校の教科書』完成!

こんにちは! greenz.jp編集長の鈴木菜央です。NPO法人グリーンズが発行する、「ほしい未来のつくり方」がわかるブックレーベル「green Books」の担当をしています。

greenz.jp は、だれでも自由に(無料で)読めることを大事にしているウェブマガジンですが、そんなメディアであり続けて、さらに発展していくために、「greenz people」という寄付会員を募集しています。現在は約400名の方にご参加いただいております、感謝!

その会員のみなさま限定で、年二回お届けしているのが「green Books」です。
 
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第二章「企画のつくり方」

この2月に完成した最新号『グリーンズ編集学校の教科書』は、もうひとりの編集長YOSH(兼松佳宏)が東京と関西で展開している「グリーンズ編集学校」の内容を一冊にまとめたもの。

「グリーンズのそもそも」、「企画のつくり方」、「インタビューのしかた」、「記事の書き方」といった講義録のほか、greenz.jpが誇るライターさん達のコラム「greenzライターという仕事」なども盛り込んでいます。
 
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第四章「記事の書き方」

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第五章「greenzライターという仕事」

気になる? 読んでみたい? 立ち読みは以下よりどうぞ!
 

月刊ソトコト編集長の指出一正さんの感想は?

今回、感想を寄せていただいたのは「月刊ソトコト」の編集長として活動されている指出一正さん。実はgreenz.jp編集長の鈴木菜央は、ソトコト出身。かつては同じ職場で切磋琢磨していた仲間だった、指出さんの『グリーンズ編集学校の教科書』を読んでみての感想は?
 

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指出一正(さしで・かずまさ)
月刊ソトコト編集長(http://www.sotokoto.net/
1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現『ソトコト』編集長。ロハス発祥の地と言われる、アメリカ・コロラド州ボールダーや、アフリカ、アイスランド、中国の現地取材を担当。趣味はフライフィッシング。民俗学や手仕事の分野にも興味があり、両方の要素から東北に惹かれ、出かけることが多い。昔の日本人に通じるひとつの村の暮らしぶりが見える地域も好きで、充電のため、アマゾン、パプアニューギニア、モンゴルなども旅する。ダウン症の子どもたちが集まるお絵かき教室「アトリエ・エー」には、8年半前からスタッフとして参加している。高知県文化広報誌『とさぶし』編集委員。島根県「しまコトアカデミー」講師。女性の生き方紹介ブック『東京×島根 女子百花』監修。「みちのく起業」第二期ファンド選考委員。地域若者チャレンジ大賞審査員(主催:NPO法人ETIC.)。エコジャパンカップ&リバイブジャパンカップ審査員。 READYFOR OF THE YEAR審査員。朝日新聞「Social Good!」連載。国連持続可能な消費と生産10年計画枠組み(10YFP)「持続可能なライフスタイル及び教育(SLE)」プログラム作業部会委員。

目にも鮮やかなピンクの小冊子『グリーンズ編集学校の教科書』を送っていただいた。軽くてやさしい手ざわりとともに、10年以上前の、鈴木菜央さん(greenz.jp編集長)とのソトコトでの「ゆかいな編集生活」の思い出がよみがえる。

ソトコトの定番企画となったNPOの特集は、菜央さんの発案だ。その頃、僕はソトコトに入ったばかりで、先輩である菜央さんとともに取材に行ったりもした。早朝の雨の鎌倉で手づくりEVの撮影をしたり、大雪の未明、NPOの特集号の校了をして、そのまま会社にあった段ボールを敷いて倒れこむように眠ったり。いやあ、楽しかったなあ。

この教科書は、greenz.jp編集長の兼松佳宏さん(兼松さん、なかなかお会いする機会がないですが、こんにちは!)の、編集を学びたいと思っている人たちに対する心やさしさが一字一句、めいっぱい詰まっている。

「編集って、こんなにも、わくわくどきどきする仕事なんだ」という、同時性のとても前向きな思いが、書き手と読み手のあいだで見事に共有されているところがすばらしいのだ。体温と同じくらいの温度の「あたたかい編集」とでも呼んでみたい。

僕は大学時代のアルバイトを含めると、びっくりなことに25年も編集者をやっている(退屈しないのだから、よっぽどおもしろいのだろう)。ひと昔前は、雑誌は雑誌の、書籍は書籍の編集と、とても狭いセグメントのもとで、ときにドライに、ときにウェットに仕事を覚えて駆使するのが普通だったけれど、いまの編集の役割はずいぶんと変わった。

ウェブ、イベント、コミュニティ、食や学び、ライフスタイル……立体的に、僕たちが暮らしていくうえでのすべての事象が、「あたたかい編集」を必要としていたりするのかもしれない。

そういった点で、兼松さんやグリーンズのライターさんたちが伝えてくれる編集は、僕たちに、より「自分ごと」としての未来をつくっていく、あるいは重ねていくための「伝える方法」をフレンドリーに教えてくれているのだと思う。伸びていく力のある編集を学びたいみなさんに、ほんとうにおすすめの一冊です。

指出一正さん、ありがとうございました!

グリーンズでは、現在8月に向けてgreen Booksの次回号を鋭意製作中。次回号は「学びの場のつくりかた」をテーマに、これまで開催してきたワークショップや、グリーンズの学校の運営のノウハウをまとめた一冊になる予定です。

「green Books、ぜひ読みたい!」と思った方は、ぜひgreenz peopleへのお申込みを、お待ちしています!

ご入会の翌月には、あなたの手元に「グリーンズ編集学校の教科書」が届きます!