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アナタの知らないTOKYOがここに!東京についてリアルに語るオンライン映像アーカイブ「東京事典」

greenz/グリーンズtokyojiten

あなたは、「東京(TOKYO)」に、どんなイメージを持っていますか?
華やか、オシャレ、といったポジティブな印象もあれば、いつも混雑している、緑や自然が少ないなど、ネガティブな面も、もちろんあります。また、東京は、多くの人々やモノ、価値観が集まる「多様性」も魅力のひとつ。そんな様々な東京の姿を映像で記録するというユニークなオンラインプラットフォームが、「東京事典(TOKYO JITEN)」です。

「東京事典」は、アートの視点から東京のリアルな姿を記録し、発信する、オンライン映像“事典”。現代アートのプログラムを手がけるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT/エイト)が、「東京アートポイント計画」(以下注参照)と共同で立ち上げたものです。国内外のアーティスト、建築家、ミュージシャン、編集者らが、東京を象徴するキーワードをテーマに15分間で日本語または英語のプレゼンテーションを行い、その様子をウェブサイトで配信。プレゼンターそれぞれが、独創的なアイデアを、言葉だけでなく、声のピッチや顔の表情、身振り手振りを通じて自由に表現し、東京が持つ様々な”顔”を、より生々しく、より熱く映し出しています。

20110929_Julien Sato from Tokyo Jiten on Vimeo.

東京事典は、その作成プロセスにも特徴があります。たとえば、一般からもプレゼンターを公募し、より多様な人々の感性や思考を通して、東京のありのままの表情を集め、発信しています。また、この事典に収められるプレゼンテーションは公開録画され、公式ウェブサイトから予約すれば、誰でも、プレゼンテーションが行われる現場に立ち会うことが可能。プレゼンテーションの収録後、見学者との質疑応答などの時間も設けられており、プレゼンターと見学者がインタラクティブにコミュニケーションする場ともなっています。

「東京辞典」プレゼンテーション公開録画の様子(撮影:越間有紀子)

「東京辞典」プレゼンテーション公開録画の様子(撮影:越間有紀子)

東京事典のウェブサイトは日本語と英語の二言語に対応。プログラムの内容やプレゼンターの情報は、日本語のみならず、英語でも発信されています。実際、英語圏のみならず、アジア地域、ベルギー、スロバキアといった英語圏以外からのアクセスも増えてきたとか。

東京事典は、「東京(TOKYO)」について、みんなで考え、語り合い、作り上げていく、現在進行形のユーザ参加型オンライン事典。あなたも、公開録画を見学したり、プレゼンターに応募して、東京事典の“執筆者”の一員になってみてはいかがですか?

注: 「東京アートポイント計画」は、東京都と東京都歴史文化財団が実施する東京文化発信プロジェクトの一環として行われています。

東京事典の動画アーカイブをみよう。

東京事典の公開録画を見学しよう。

東京事典のプレゼンターに応募しよう。